このコーナーは一風変わった複葉機のコレクションです。
まずは下の図は「星型ロータリーシリンダーエンジン」の解説です。左の図は燃料系統・潤滑系統の説明のための断面図です。左端がプロペラ固定部でシリンダーケースと一体となって回ります。逆にクランク軸は機体に固定されています。 星型に9シリンダーありますが、ピストン・コネクティングロッドはメインロッドが一本、サブ(子)が8本で、サブは全てメインロッドの大端部にピンで取り付けられていて、メインの回転に規制されています。ここが一寸分かりにくいところです。更に吸排気系もちょっとややこしく集合されています。あとはご自分でお考え下さい。 ただこのエンジン、資料によっては冷却性能が良いなどと書かれていますが、回転する慣性マスが大きく、性能的に限界があり、ある時から一斉に固定シリンダー型に変わってしまいました。
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これぞ、一度本物を見てみたかった飛行機です。Kennrth Williamさんの持論による個性的な設計です。主翼が2枚と言えばいいのか、大きな尾翼と言えばいいのか分かりませんが、いろいろなニックネームの付いた機体です。1937年
Mignet HM14 Flying Flea 「空飛ぶノミ」であります。 もっとも機体の垂直尾翼には「かげろう」または「カとんぼ?」の絵が描いてあり、ノミと言われるのを嫌がっているようです。 どうやって操縦するのか良く分かりませんが、後ろ側の翼は胴体に固定されています。前側の翼は迎角そのものが変化する様になっていますが、エルロン的な機能があるとは思えません。方向舵を切ると主翼の上半角(捩れ)の効果でロールし旋回できるのではないでしょうか? 1968年にきちんとレストアされて、飛行できる状態なのですが、シャトルワースではリスクを考え、タキシングだけしか許可していないようです。 エンジンは1300cc2気筒モーターサイクル用です。
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皆さん興味津々で見ていました。
1931
De Haviland DH82a Tiger Moth
1934 De Haviland DH87b Hornet Moth
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1932
Parnall Elf
1938
Gloster Gladiator
1936
Westland Lysander IIISD でかい!
1934 Hawker Hind 複葉機と、やけに近代的なノーズが印象的でした。
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Height: 10ft 7in
Length: 29ft 7in
Wingspan: 37ft 3in
Engine: one 640hp Rolls Royce Kestrel V, V12
Max. Speed 186mph
Armament: one forward firing machine gun
one Lewis gun in rear cockpit
up to 500lb of bombs
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