３．乾草調製技術

(1) 当地の乾草調製技術

当地では既に小型作業機械による乾草収穫作業体系がある。刈り取りは小型トラクターが駆動するレシプロモアーで行う。転草は行わない。草量が少なく、乾草収穫時期は比較的天候が安定しているため、転草を行わなくても乾燥が進む。集草は当地独特の集草機で行い、小山に盛り上げる。当面はこのまま放置し、秋〜翌春にかけて必要に応じて運搬する。あるいは定置式梱包機により梱包しておき、これは主に販売用とする。

これは当地の気候及び大家畜飼養の実態に即した方法であり、特に効率化をめざすのでなければむげに否定すべきものではないと思われる。

(2) 大型農機具の導入

プロジェクトを実施している酪農サイトのある友誼牧場は大規模経営であり、当プロジェクトにおいて大型農機具による作業体系を実証展示するために、大型トラクター及び大型作業機械を導入した。

導入した感想調製用農機具

大型及び中型トラクター

モアーコンディショナー

テッダー

ヘイベーラー

(3) 導入農機具による乾草収穫

(4) 大型農機具による作業体系の問題点

(3) その他の問題点

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