このポイントにたどり着くまでに、山形と新潟の山をどれだけ登ったことか。よくもあんなに馬鹿なことをやったものである。(どうせ来年もやるのだが....(^^;))
福島に行かなくなって、新規ポイントの開拓を始めたのはいいのだが、当然のことながら苦労する。福島以外に行けばいいというものでもない。「自分の」ポイントでなければいけないのだ。
何千本ものヤナギを見て、ついに見つけた長野の1頭はとてもかっこよく見えた。皮肉なことに採れたのはヤナギではなくて、ブナの幼木であった。(^^;)
そのあと、何百kmの山道を走ったか覚えていないが、おびただしいヤナギをルッキングしてボーズ。諦めて帰ろうとしたときに道を歩いている新潟産♀をゲット。これはびっくりした。
我々にもやればできるということがわかった。このことが、その後の採集活動に大きな影響を与えた。