休日の山歩き 2 雲取山(くもとりやま) Kumotoriyama
[奥多摩] 雲取山(2017m)  鴨沢から往復
2008年5月18日(日)
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雲取山('08年)
雲取山・飛竜山('09年)
奥秩父主脈縦走('11年)
雲取山('11年)
雲取山('12年)
雲取山山頂

奥多摩の山のいくつかには若い頃から親しんでいるが、その西の、東京都の最高峰、雲取山は、普通、1泊で行く山として紹介されており、近づき難かった。今回、下山路として紹介されることが多い鴨沢からの登山道を往復することとした。

小袖登山口 杉木立の登山道。尾根の斜面を登る。 堂所。尾根の斜面を登る道が稜線に達した箇所。ちなみに、標識は示していないが、稜線上を下に伸びる道も付けられている。 七ツ石山への下部の分岐
小袖登山口 杉木立の登山道 堂所 七ツ石山への下部の分岐
ブナ坂。七ツ石山を巻く道と稜線が再び合う、気持ちの良い場所。 ブナ坂 防火帯の登山道 サクラ
ブナ坂 ブナ坂 防火帯の登山道 サクラ
五十人平へリポート テント場 奥多摩小屋。トイレがある。
ヘリポート テント場 奥多摩小屋

(鴨沢から雲取山山頂へ)
午前5時頃に自宅を出発、青梅街道、吉野街道を経由して行くと、奥多摩湖に面した鴨沢バス停にトイレと駐車場があり、鴨沢登山口がある。ここから登っても良いが、さらに車で入る。すぐに、スイッチバックで通り抜けるべき所があり、切り返しで入ってしまい抜けるのに難渋した。小袖下に10台位駐車可能なスペースがあり、ここに駐車。7時前に歩き始め、すぐ小袖登山口から杉木立の中に入る。この道は、初め尾根の東側斜面を登り詰め、水場を過ぎ、堂所で稜線上に出て、次の七ツ石山への取り付きまでの間、ほぼ同じ調子の傾斜が続き、歩きやすい。七ツ石山への分岐では山頂へ急ぐこととし左へ巻き、ここで一部険しい道があるが、ブナ坂で再び稜線に出て、この先は広い防火帯となっており、気持ちの良い道である。途中、アセビ、ツツジ、ヤマザクラが見られた。奥多摩小屋の上の小ピークを越え、小さい急登で小雲取山、さらに最後の急登で避難小屋のある雲取山山頂に至る。10時半過ぎに山頂着。
鴨沢から山頂までのコースタイムはガイドブックにより4時間40分から5時間40分と幅があるが、これを小袖下まで車で上がり30分ほど短縮した上で約3時間40分で歩いたことになる。
このコースでは、歩き始めて早い時間帯から次々に下山者と出会い、20人を超える団体も複数あった。奥多摩小屋のテント場には数張りのテントがあった。これら前日からの宿泊登山者の人数は約150人に達していたと思われる。さすが1泊登山が主流の山だと思った。

雲取山避難小屋 雲取山山頂。埼玉県の標識。富士山が見える方向 雲取山山頂。東京都の標識と三角点 東京都の標識
雲取山避難小屋 雲取山山頂 雲取山山頂 雲取山山頂
雲取山荘 ツツジ ツツジ アセビ
雲取山荘 ツツジ ツツジ アセビ
(山頂から雲取山荘を経て下山)
山頂付近は東京都、山梨県、埼玉県が接する地だ。雲取山避難小屋は立派な作りで、トイレがある。山頂は、1泊登山の人々を送り終え、日帰り登山者の時間帯となっていた。10人ほどの登山者が思い思いの時を過ごしていた。群馬県から車で来て三峰側から登り、日帰りするという男女の方もいた。残念ながら富士山などの眺望は得られなかった。1時間余り山頂で過ごした。
下山は、多くの登山者を収容した雲取山荘はどんな山小屋なのか見ようと、三峰側に下った。丸太もまだ新しくきれいな山小屋だった。雲取山山頂を巻く道を通り、鴨沢に向け下山した。七ツ石山は、展望が得られないならと、下山時も巻いた。雲取山山頂から雲取山荘を経由し駐車場まで約3時間40分かけ、午後3時半前に駐車場に着いた。午後6時前に自宅に着いた。

(参考資料)
山と高原地図「奥多摩」(1998年版)、関東の山歩き100選(昭文社1998年)、関東日帰りの山ベスト100(実業之日本社2006年)

(行程)
6:57小袖下駐車場→7:01小袖乗越(登山口)→7:45水場7:50→8:08堂所→8:38七ツ石山下部分岐→9:11ブナ坂・七ツ石山上部分岐→9:42奥多摩小屋9:48→10:19富田新道上部分岐・小雲取山→10:38雲取山山頂11:46→三峰側へ下山→12:05雲取山荘12:12→山頂巻道へ→12:42巻道終わり→12:46小雲取山・富田新道上部分岐→13:05奥多摩小屋→13:25ブナ坂・七ツ石山上部分岐13:28→13:56七ツ石山下部分岐→14:25堂所→15:21小袖乗越(登山口)→15:25小袖下駐車場

(所要時間)
登り 小袖→雲取山頂 3時間41分、下り 雲取山頂→雲取山荘・巻道経由→小袖 3時間39分
計7時間20分

2008/7/27整理 8/10、8/30修正

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