![]() 宝物殿を回って横の空き地へ出た。新緑を湛えた木々が見事な緑陰を なしている。見上げると木の間に澄んだ青空が覗いている。目を路面に 転じると、ピンホール効果によって、無数の太陽の姿が結像していた。 |
![]() 裏門から林道に出ると道標が立っていて、左に大山、右に七沢温泉を 指している。七沢温泉までは25分と書かれている。ハイキング姿の二人連れ の一人が、目の前の坂を昇ったら後はずっと下り道だといっているのが 聞こえてきた。天気もいいし、ぼちぼち行こう。 |
![]() 八重桜がまだ散らずに残っていた。仄かな紅を帯びた花弁が、初夏の 陽射しを受けて最後の宴を謳歌しているようだった。 |
![]() 峠道でセルフポートレートと洒落込む。木柵の上にカメラを置いて、 セルフタイマーで撮影したのだが、意外と方向を定めるのが難しい。 |