![]() 道は山の斜面を削り取って作られていて、日向薬師から七沢温泉に向かう ときには左手が山の土手、右手が谷へ落ちていく崖となっている。左手の土手 にはこのような黄色い花をつけた低木が植生しているのを、そこここで 見かけた。残念ながら、名前はやはり不明である。 |
![]() さらに行くと今度は白い花をつけた植物が群落をなしていた。
普段花などには縁もゆかりもない人間であるが、こういった緑一色の中で
見かけると、目を引かざるを得ない。 |
![]() 曲がり角の手前で急に右手の視界が開けた。丹沢の山が終わり、 伊勢原市街へと繋がり、さらにその遥か先には湘南の海が望める。 |
![]() 下り坂の勾配が急になるとともに杉と檜の林の中へと入っていった。
ガサゴソと音がするので何かと思ってみると、林の手前の土手に茶色の
つがいの鳥が歩いている。咄嗟にカメラのシャッタを切ったが、手ブレで
被写体は判然としなかった。頭上でしきりと鴬の鳴き声がする。
林の中からは山鳩のクック、クックという鳴き声も聞こえている。 |