![]() 金剛力士(吽形) 像高3.4m 本像はあまり期待していなかったので、大きな失望はないが、もう少し迫真の 忿怒相が欲しかった。阿形はともかく、吽形はちといただけません。 饅頭を張り付けたような両脇の筋肉とか、手袋のように丸く膨れ上がった 指を見ると、モリキャンではないが、「なんとかしちくり〜」といいたくなって しまう。 |
![]() 金剛力士(阿形) 像高3.5m 「作者は鎌倉扇谷(おおぎがやつ)の後藤慶明で、明治二十年代に子の
後藤慶広とその長男運久により彩色が施された。天保初年の火災により
仁王門とともに消失した後、天保四年(一八三三)に造像されたと思われる」
と脇の看板にある。 |