第 9 話
サヨナラは白い雪文字
あー、めんどうくせえ!!

考えるのが、息をするのが、目をあけているのが面倒臭くなった!!


そんなわけで、アルバートオデッセイ外伝プレイ日記。
はじまりはじまりー。






大ボス、ラドリアの変な力で体の自由を奪われてその場をくるくる回るだけの主人公達。

そんな主人公達の姿をみて
「人々はとんだ勇者をつかわせたものだ」
と嘲りわらう憎きラドリアさん。

浜崎あゆこと歌姫エカの、
「…パイクは立派な勇者だわ! 少なくとも私にとっては!」
という悲痛な叫びが部屋中をこだまする…。

▼Tips回転御一行と浜崎あゆの悲痛な叫び



ところで、歌姫なんて珍しいスキルを持ち合わせている割には全然ストーリーにその特性がからんでこないこのヒロイン。

▼歌より乳揺れが大事ということか。



更にところで「私にとっての勇者様」ということですが、そんなウンコな臭い台詞を聞くと、「わたしの勇者様」なんていう小説があることを思い出しました。
「とまとあき&塚本裕美子」。この人達の『宇宙豪快ダイザッパーシリーズ』は甘ったるいSF好きには一読の価値があります。

また、この二人の友人である「ぶらじま太郎」著、『東京忍者』も糞学向上のうえでは書かせない著書となっておりますので一緒にオススメしておきます。

話がずれました。まあいいや。アルバート外伝だし。

もどすよー。はい、もどりー(やる気無し)。


と、そんな主人公達の絶体絶命のピンチにやってきたエスタン。

その衝撃とありがたさたるや、思わず浜崎あゆ(エカ)が、

「エスタン!

生きていたのですね!


!?


と思わずキャラに似合わない妙に冷静な敬語が放たれて、みているこちらがとまどうほど。

極真女とかが言うならまだしも、乳姫の今までの言動を省みるなら
「生きていたのね!」
ってなるでしょ? そうでしょ?

皆ももし自分がシナリオライターならそう書くでしょ…ッ?

校正ミスとか? ザンギュラのスーパーウリアッ上? インド人を右に?? ファイナルゴロー???





もう嫌だっ!!

こんなゲームもう嫌だぁーーーーーッッ!!!!





つーても事は解決しないので、ウンコプレイ記は続行。

続行しても解決する問題でもありませんが。


んで、このラドリアとエスタンなんですが。

申し訳ないことに、ストーリーを大幅に端折って(というか記憶だけでやってきたせいで話を覚えて無くて)プレイ日記を進めてきていましたので、今更ここでこの二人がどういった関係なのかという事を説明するのが非常に厳しゅう&面倒臭しゅうござんす。
え? もう一回最初からはじめればいいじゃないかって?
お前、俺に死ねって言ってるのか!!!

まあ、適当にここでの二人の会話を所々端折りつつのせてみますか。


エスタン「もう終わりにしよう、ラドリアよ


ラドリア「おかしな事を言いますね
      エスタラント兄さん。





今あかされた衝撃でもなんでもない事実。エスタン、本名発覚。





ラドリア「私が恐れたのは 最愛の妹だけでした…





今あかされた衝撃の事実。大ボスのシスターヒステリック。





ラドリア「妹は私とも貴方ともちがい
      人のおもいを力に出来る存在
     ”理解者”だったからです。

     そう、偉大なる賢者 ※ソフィア様のように…。

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※ソフィアってのは一応、SFCの初代アルバートオデッセイにおけるヒロインの事です。

EDで色々あって発狂して植物人間になった不幸な出演者たちの一人。

他にも何事もなかったように殺された仲間や、最後に取り残されてガックリの主人公など、このゲームのエンディングは色んな波紋をよびました。解説※印終了。

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エスタラント「お前には聞こえないのか?
        わしら二人の戦いを嘆く 妹の声が…。

       …ラドリアよ!
        わしの命にかえても おまえという存在は
        消滅させてみせる!


ラドリア「兄さん、私達兄妹の存在は
      ※お互いの血の力によってのみ
      消滅させることができるのです。

     残念ですが、あなたにはそれはできませんよ…。

     だが、わたしにはそれが出来る!

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※英文を日本語直訳したようなセリフが放たれて盛り上がりを見せているところ恐縮ですが、このゲームそういう設定だったんです。
この設定はゲームのデモに、キートン山田似のナレーションで解説してくれています。プレイ日記では見事に端折っていましたね。
ちなみに一回闘ってるんです、この兄弟。

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伝説のアーティスト王様が直訳した歌詞を見ているかのような緊迫した会話。

そして二人の戦闘がはじまりだしました。

適当に一定間隔を保ちながらくるくるまわって、そのうち回るのも飽きたのかお互いがふれあって、ふれあった瞬間はキン・キン! カン・カン! という効果音が適当に流れて、最後に画面がポケモンてんかん事件を思い出させてくれるような勢いで適当にフラッシュ!

結果、エスタンの負けみたいです。やばいよどうするよ。



ラドリア「ワッハッハ!
     エスタラントは 消滅したぞ!




キャー! 絶望的展開〜ッ!!

と思ったら速攻でてきましたよ、エスタン。嘘つきめっ。お前みたいな嘘つきの大ボスばっかり作るから、今の日本は生きた目をした若者達が速攻目ん玉くりぬかれるような嫌な世の中になってしまったんだ!



エスタラント「…我が命 我が魂とひきかえに
        聖なる剣 邪をはらいし者よ 現れよ!

       不死の3兄妹が 長兄
       エスタラント・エルディーンの
        名において命ずる。

       その姿 聖なる輝きにみちる
        水晶の剣として よみがえれ 我が最愛の妹


























   …ファティー・エルディーンよ!!






エスタラントの呼び声に答え、主人公パイクの道具袋の中で静かに石となっていた魔剣ファティーが輝きを放つ剣として復活する。

ファティーは剣の姿から、その表情は読み取れないものの、もの悲しげな面もちとわかる声で言った。


ファティー「…ラドリア兄さん 私はこの時を
       待っていたのかも しれません。




驚きと焦りを隠せない、ラドリア。




ラドリア「あのときのようにというのか?!


ファティー「そうです…

       私は あの日あの時…。
      闇に染まった ラドリア兄さんを助けるため
       自らの体を 剣へと変えました


       魔剣マッドライカーをもち
       強力な魔法をあやつる 兄さんを倒すには
       そうするほかなかったのです…。

      同じ不死の力をもった
       魔剣マッドライカーに匹敵する
       強力な武器が必要だったのです。


ラドリア「それが今のあなたのすがた。
     聖剣エルディーンですね…。
     確かにそれは私にとって驚異でした。

     しかしその恐るべき強大な力も
      それをふるう者の力が 私より劣っていたのでは
      意味が無いのですよ…。

     エスタラント兄さんの力では
      この私に勝てるハズがなかったのですよ。


ファティー「いいえ ラドリア兄さん。
      それは 違います…。

      あの敗北は私のせいなのです。

     …あの時、私が実の兄に手をかけることを
       ためらったからなのです。




その辛辣な気持ちが込められた言葉に、余裕を保ちながら不敵な笑みを浮かべるラドリア。




ラドリア「あなたは 昔から 心の優しい人でした。


     ファティー そんなあなたが
      この不滅の皇帝を倒せるとでも
      思っているのですか!!


ファティー「ラドリア兄さん。
      私はパイクと旅をしてきて分かったのです。

      私の心が弱かった為に
      多くの犠牲者が出ました…。

      私が知っている
      私のラドリア兄さんはもういない。
      あなたは 私がたおします。


     パイクさん! エカさん!
     みなさん!!


    私と共に 戦って下さい!!














エッ?

さっき、私があんたを倒すって…。あれっ?


そして、ここで皆さんにあやまらなければならないことがあります。







皆、ゴメン。























×魔剣ファティー

○魔剣ファティーだった!


ス…スマンッ!!(わらい)

正直、スマンカッタ!!(わらい)



んで、戦闘〜。予想通り聖剣っつっても攻撃力かわんない。

そんでもって、予想通り大ボスも強くない。勝ち〜。


弱ったラドリアにファティーが突っ込んでザクリと、とどめの一撃が入りました。

あべしっ! とラドリアさん撃破!

ファティーも力を使い果たしたか、パイクに別れの言葉を告げ、石となり、そして今度は… 砕け散りました。


ラドリアの消滅により、お約束通り崩れ行く浮遊城。

そしてお約束通り勇者ガイの仲間であるバルトの力により、みんなテレポートで脱出。

墜落し、完全に崩れ去る浮遊城をバックに、世界に平和が戻った事が証明される。



この戦いより一段落ついた後、レオス、エルダー、アモンの3人はそれぞれの故郷に帰る事に。

そして、パイクとエカの二人は…。

パイクの故郷へ。

そこでは石にされていたパイクの育て親、ライアが元の姿で待っていた。

今までの思いをぶつけるように抱き合う二人。

そこには本当の親と子を越えた絆が垣間見られるのであった…。



= HAPPY END =







さて、なんかいつにもまして電波なストーリー展開に唖然でしたね!

私の文章の電波っぷりもいかがだったでしょうか?



今日の日記は書くのに3時間もかかってしまいました…。OTZ


では、最後に一言。







こんなプレイ日記に付き合ってくれたみんな! ありがとう!!











.........


TO BE COUNTED...... !!


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