新阿左美駅の駅前広場が完成 2021.4.6

桐生・みどり未来創生会議が笠懸公民館で行われました。

 移転・新設された阿左美駅の駅前広場が完成し、旧阿左美駅の撤去が終了したことから、3月30日(火)午前11時から、駅前広場で阿左美駅駅前広場完成記念式典が行われました。出席したのはみどり市長をはじめ議員や来賓、地元住民などおよそ50人。みどモスも参加して、テープカットが行われました。

 阿左美駅は、阿左美バイパスの拡幅に伴い、新桐生駅側に100mほど移動・新設されたもので、令和元年から移設工事に着手し、令和2年3月から新駅の供用開始。令和3年3月に旧駅舎の撤去と駅前広場の完成となりました。

 駅前広場は、一般車両のほか、タクシー、電話でバス、福祉車両、ボートレース桐生バス、桐生大学バスなどの乗降場所が確保されているほか、駐車場7台分、駐輪場は60台分が確保されました。また、改札口から乗降場まで歩行者用シェルター(屋根)がかけられています。シェルターの下には、みどり市の観光案内や情報を発信するデジタルサイネージ(ディスプレー)も設置されています。

 須藤昭男市長は、「阿左美駅は地域と周辺をつなぐ重要な施設であり、まちつくりに重要な地域。駅前の賑わい醸成や駅周辺の都市機能の集約にもつながる地域として整備してきました。みどり市の新たな拠点の誕生で、首都圏から南の玄関口として活気ある交流が生まれることを期待する」とあいさつしました。

 関連工事としては阿左美アンダーの延伸工事が施工中で、今後の予定としては県道北側と駅前広場、線路南の東小側を結ぶ跨線橋・歩道橋の施工が予定されています。跨線橋・歩道橋は通学路の安全を守る重要な施設として地元区長らからも要望が出されていて、早期の完成が待たれています。

 →阿左美駅駅前広場完成記念式典しおり(PDF)