浪人卒業  2/25
 娘の浪人生活が、今日終わりました。大学の合格発表があり、2学科のうち、ひとつ合格したのです。武蔵美のデザイン情報科。第一志望の方は不合格でしたが、何よりも、画塾通いを繰り返さなくてもいいことを本人は喜んでいます。それは親も同様。美大受験で一浪ですめば御の字です。
 わが家の台所事情により
、受験したのは3学科だけ。いわゆる世間の常識として、浪人で受験学科がたった3つというのは危険な賭けではあるのですが、どこでもいいから滑り込むという受験は、結局はお金の無駄遣いなのだし、やってきたことが間違っていなければ自信を持って臨めばいいと、僕は言ってました。実際、この1年に描いてきた娘の作品を見続けてきて、最悪の結果になることはないだろうと予想していたのです。
 あと一つ発表が土曜日に控えています。こちらが合格すれば去年のリベンジを果たしたことになるのですが、まずは今日でひと安心。
 ところで、今はインターネットで合否がわかる時代ですが、古い人間としては、結果がどうであれ、キャンパスの掲示板を見に行った方がより強い思い出になるよなあ、と去年に引き続いて、今朝もしみじみ思ったのでした。

ITの浦島太郎  2/11
 
このサイトをリニューアルするために、作成ソフトのアップグレード版を学習しているのですが、いつのまにか手の届かないところまで進化していました。まあ、そりゃそうだろうなあ。なにしろ、今使っているDreamweaver は10年前の3.0。現在は9.0まで来ていて、その間にインターネット環境は大きく変わりました。
 新バージョンを使うには、CSSに関する知識を習得しなければいけません。これが文系人間には辛いのです。チュートリアルで見本のサイトを作っていますが、言われたとおりの記号を入力していって、何とか形ができあがってきてはいるけれど、自分のやっている作業の意味がほとんどわかっていないのです。イエスさまの十字架上の言葉が聞こえてきます。「父よ、彼は自分が何をしているのかわかっていないのです」……ちょっと意味が違うなあ(

 とにかく、このままじゃあ自分のサイトはリニューアルできない。どうやらエンジニアになるつもりで、腰を据えてCSSの勉強をする必要がありそうです。すぐそこだと思っていた目的地が、どんと遠ざかってしまったようで、めまいがしている今日この頃です(新聞の「ひととき」投書欄ふう結語)。

仕事をしながらお勉強  2/2
 
先月まで携わっていた冊子制作の仕事が形になってできあがりました。冊子の内容に関しては、左の写真をクリックしてください。デザイン全体を担当させていただいたのですが、中身のイラストの方はおいおい紹介していきます。
 仕事から学ぶことはいつでもたくさんありますが、仕事の内容そのものから多くを勉強できるのも楽しいことです。そういうのをきっかけに新しい分野に興味を持ったりすることがよくあります。昔ぼくは国語の試験で、長文問題を読むのが好きで、解答作業とは別に、読むことそのものをけっこう楽しんでいた記憶があります(正しく解答できたかどうかはまるで覚えていない)。
 今回の仕事もそれとまったく同じで、原稿を読んで、ふーん、そういうことがあるんだ、と驚いたりうなずいたりしたことがたくさんありました。
 今や日本人の半数はがんになるといわれる時代です。治療過程において、患者さん自身の病気への理解や精神のケアがいかに大切かがわかります。体のほんの一部が痛かったりするだけで、人は気落ちしてしまうものですからね。まずは予防を。そしてもし病気になっても、乗り越える智恵と勇気を。

福井自慢まだまだ  1/29
 ブログだけを更新しているのは、やっぱり寂しいものです。久々に「絵、なに?」に、先日見に行ったアーツ&クラフツ展のことを書いたので、よろしかったら読んでください。
 
この展覧会のあと、新宿の京王デパートで開催されていた福井物産展へ行きました。子どもたちと行ったのですが、一番の目的はおろしそば。越前蕎麦と言っても店によって麺の形や腰の強さが少しずつ違っているのですが、出汁の味はほぼ共通。これは一度食べると病みつきになります。と、しょっちゅうこの話をしてますねえ、ぼくも。
 次の
福井名物ソースカツ丼。ソースをかけただけのシンプルなカツ丼です。ぼくは子どもの頃、カツ丼とはこういうものだと思っていたので、東京に出てきて、こっちのカツ丼を見てびっくりしました。持ち帰り用カツを買って帰りました。今回初めてご紹介するのが、妻の実家の近くにあるラブリー牧場のソフトクリームです。これも一度味わうと、その辺のは食べられなくなります。
 ぼくはさらに日本酒も買ったら、今まで必須項目だった江川の水羊かんを買うお金がなくなってしまいました。あーあ、残念。

大河ドラマの子役  1/16
 サイトをリニューアルします、と言っておきながら、なかなか手をつけられずにいます。毎日いろんなことに追い立てられて過ごすうちに、新年もすでに2週間たってしまいました。

 忙しいと言っても、それなりにいくつかのテレビ番組は見たし、本も軽いものは数冊読みました。箱根駅伝は、自分が走っているものだから、例年以上に興味深く見られましたね。
 ぼくはNHKの大河ドラマはほとんど興味ないのですが、第1回目は部分的に見ました。終盤、子ども時代の主人公が
家を離れてお寺にあずけられるシーンだったのですが、あの子役(加藤清史郎という名前らしい)の泣きの名演技は驚きでした。まわりの役者を完全に食っていましたね。
 脚本の突っ込みたくなるヘンなセリフと筋書きはおいとくとして(だからテレビドラマは見たくないのです)、あの子役の演技は高く評価します。
 彼はこれから別のドラマにも出るようになるのでしょうが、いい役者に成長してほしいものです。カンヌ映画祭で主演男優賞を受けた柳楽優弥くんは、受賞のあとけっこう苦しんだみたいだから。

今年はサイトをリニューアル  1/4
 
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 私のサイトも今年の夏には10年目に入ります。つたないサイトをいつもお訪ね下さり、感謝申し上げます。これまで8年半、このHPをMac G3 (OS8.6) の環境で作ってきましたが(すごいでしょう)、ずいぶん無理が生じてきました。幸い、先月末にOSXで制作する環境が整いましたので、年が改まったのを機にサイトのリニューアルを行うことにしました。と言っても、デザイン的には大した変化はないでしょうけど。
 当分の間、サイトは工事中になりますので、発信はもっぱら私のブログ「どっこい、生きてるよ」で行って参ります。来てくださった方、そちらにお回りくださいますよう、お願い申し上げます。
 さて、2009年です。今年も皆様の上に主のお守りと導きが豊かにありますよう、お祈り申し上げます。個人的にはことさら何かが新しくなるわけでもありません。つい先日までやっていたことを、これからも淡々と続けて行くだけです。井上ひさしさんの言葉を年頭の言葉としましょう。
 「万事において、ひるむな」

12月の「ごあいさつごあいさつ」