絵 画 ・ 彫 塑 ・ 陶 芸・ 書


私は、何とか教室に通うのが好きだ。社会人になって、ただ聞いていればいいのは、こんなに楽なことはないと思った。

*絵画教室

 教室に通ったのは、平成4年の2.3月だった。市主催のあの夕方やるやつです。おきまりの人物と静物であったが、長年してみたかったので、妙にうきうきして楽しかった。道具も買うつもりはなかったが、買うことになった。つくばに帰ってきてからは、イーゼルも買って家で描いたりもした。音楽を聴きながら描いていると妙に落ち着くことを発見した。

*彫塑教室

 この教室は、大学の公開講座だった。申し込み時には、どんなものか解ってなかった。行ってみると定員ぎりぎりの申し込みで、2.3人多めに受け入れたという。家では決してやれないことだと思った。発見がたくさんあり、勉強になった。美術館に行っても絵だけ見ていたが、彫塑関係も見る目ができたのが、何よりの収穫だった。

陶芸教室

 最初の体験ツアーは茨城県笠間市にいった。窯元で、簡単な説明を受けてから、手ひねりで作るものだった。細かい説明は無かったので、まったく自己流で作った。ぜんぜんうまくいかなかった。2度目は、大学の公開講座だった。先生と言われている人が3人ほど、大学の先生、学生もきていて盛況だった。菊練りから、本格的に教えてもらった、ろくろも始めて使った。陶器を見る目が作る立場に変化したようだ。


  ”唐代の楷書を学ぶ”と題した書の公開講座に参加した。楷書は唐代に完成され1500年以上変わらず現在まで使われてきた。こんなに長く使われてきた文字はないそうである?古きを訪ねて新しきを知るでもないが現在使われている文字の原点を知lりたいと思った。その昔、書は絵画より評価が上であったという。展覧会で善し悪しが分かるような目を養いたい。