パッと見て玉が広そうですが、馬と角が良く利いていて案外狭い。 39桂と打つと逃げられるのは16玉か36玉だけです。
16玉なら28桂、15玉で42角成と金が取れるので簡単。
36玉に続けて48桂と打つと、45玉の一手。 どんどん行きましょう。
39桂、36玉、48桂、45玉、57桂、54玉、66桂、43玉、
最後は63玉では42角成、73玉、74金までぴったりなので、43玉。
ここで、42角切りが英断。 42に呼べば、54桂と再び桂馬が活躍できます。
33玉(43玉なら44金以下)に45桂、24玉、36桂、15玉、27桂と、4枚の桂全部を二段活用して追い戻せば収束です。
42角成、同玉、
54桂、33玉、45桂、24玉、36桂、15玉、27桂、16玉、
17金 まで19手
斜めに追う趣向詰は舞台作りで駒数が多くなりがちですが、この作品では2枚の角をうまく使い、盤面11枚のすっきりした初形で斜め1往復を実現しています。
- 作者:
- 四桂を斜めに連打して跳ねる趣向。 手順は易しく明快で、くるくるに好適と思います。
余分な手もなく、まさにくるくる。 解答者のみなさんも楽しまれたようです。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- 中澤照夫さん:
- 4桂連打だけでなく、それがすべて跳ねるとは驚き。
- S.Kimuraさん:
- 4枚連続して打った桂馬を4枚連続して跳ねさせるとは思いもよりませんでした.
- 隅の老人Bさん:
- 蛙ひょこひょこ三ひょこひょこ四ひょこひょこ。
それにしても、よく跳ねる。
- pyonさん:
- 桂をぽんぽん打ってぽんぽん飛ぶ。シマウマのジャンプを見せられたようで面白かったです。
- サイトはときどきおじゃましていましたが、解答するのははじめてです。これからもよろしくお願いします。
初解答、ありがとうございます。 これからもよろしくお願いします。
- 長谷繁蔵さん:
- 63玉と逃げて早いと思ったら43玉が有った。42金を左右に使う所良し。
良く面白いのを見つけて"くる"ものとビッ"くる"します。
- コマンさん:
- 桂打ち桂跳ねが可愛いい。
- 真Tさん:
- 桂馬の活用、いい味出してます。
- スラゴさん:
- 気持ちよい4桂の二段活用。角が捌けるのもいいですね。
- たくぼんさん:
- 利きが見えにくいので指で確認したりして・・・老化現象でしょうか?手順はお見事です。記憶に残ります。
- 涼秋さん:
- 斜めに綺麗に打った桂が更に2段活用されて見事に詰め上がりました。
- 井上順一さん:
- 4桂によるきれいな玉の往復。変化も簡単でよい。
- 桑田倫彦さん:
- 趣向の繋ぎと収束が最短ですね。
- ドうえもんさん:
- 比較的簡素な初形から打った桂を再利用するのが面白かったです。
この形の趣向なら工夫すれば桂5枚でも実現できそうなのに。
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