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詰将棋おもちゃ箱記録に挑戦!

記録展示室 No.181 Estalightさん 「叢雲2」

記録に挑戦!
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棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)
出題時のコメント:
・・・最短 10手以下

記録展示室No.181 Estalight 「叢雲2」

題名からわかるように、本作は「叢雲」の改良図。 「叢雲」11手は順列成駒六種移動合の短手数記録のタイ記録として登録した作品で、本作は後半を改良し、2手短縮に成功しました。 そう、本作は順列成駒六種移動合の短手数記録作品(9手)です。

盤上に全駒が配置されていて、双方共持駒はないことに注意。 最初の6手は 「叢雲」と同じで、何とここまでで龍、馬、成銀、成桂、成香の5種類の移動合が出現します。

  87龍45馬67成銀55成桂、84龍、64成香

「叢雲」ではここから2手使って玉を移動してからと金合を登場させていたのですが、本作ではその2手を省き、玉が不動のままと金合を登場させることで、 わずか9手で順列成駒六種移動合を登場させることに成功しました。

  51飛、53と、43銀不成 まで9手

なお、本作は順列を条件としない成駒六種移動合の短手数記録でもタイ記録となります。

作者「原作「叢雲」の5手目に取った飛車を玉移動せずに直ぐ打ってと金合させれば更に2手短縮出来ると思い、作成した図です。」

9手中6手が移動合というのがすごいですね。 しかもそれが成駒六種で龍からとまで順列に登場するとは!

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

山下誠さん:
順列成駒手の最短記録ですか?

かつ、すべて移動合です。 順列六種成駒だけならたぶん7手で可能でしょう。

名越健将さん:
順列成駒6種移動の最短記録かな?
今回は、これ一題しか解けません。(今のところ)
タイトルは「むらくも」と読むらしい。

叢雲は群がって集まる雲のこと。 今ではあまり聞きませんが、昔は駆逐艦の名前にもなったぐらいなので、よく使われていたのでしょう。

蛇塚の坂本さん:
飛の活躍が意外性を感じた。
たくぼんさん:
順列成駒移動合ですね。 題名はむらくもと読むんですね。 初めて知りました
池田俊哉さん:
順列六種成駒移動合の最短手数。 前半四手のスリルが楽しい
橋茂さん:
全ての駒を盤上に配した上に、玉の逃げ場をふさぐ詰め手順の連続で詰む。 遊び心満載の一作と感じました。

合駒を限定したいとき、限定するためだけの駒(花駒)を配置するか、受方持駒指定にするかは好みのわかれるところですね。

原田雄二さん:
龍馬全圭杏との六種移動合です。 本作のみ解答します。
藤田卓志さん:
玉方連続移動合最短ですか
凄い作品素晴らしいです
よくこんな発想が浮かぶものですね
うらやましい限りです
鈴木秀崇さん:
配置をよく見ることがヒントですね。 コメントも大ヒントですが、後で気づきました。 おそらくコメントがなくても、配置の条件がわかると自動的に解答が見える作品でしょうか。
占魚亭さん:
「叢雲」と同じ構成で、順列成駒6種移動合最短記録を更新(2手短縮)。 お見事。
松崎一郎さん:
順列成駒六種移動合の最短記録でしょうか?
中村丈志さん:
連続移動合の記録でしょうか。 作ってみたくなりますが難しそうです。

順列六種成駒移動合の短手数記録でした。 頭の4手が双方連続移動合で、これも記録かな? 5手以上連続の作品をご存じの方いましたら、教えてください。

おかもとさん:
順列の成駒六種移動合。 さすがにこれ以上は短くならない?
中野勝仁さん:
はじめて解答しました。 合コマがないっておもしろいですね!
はまちさん:
3手連続の逆王手が面白いです。
ootanowatasi67さん:
なるほどの仕組みですね。

84龍まで5手解。 まだ64成香の受けがありました。

空貴人さん:
このような手順を実現可能な組み合わせが盤上にあったこと、 それを実現させた作者の技術力,探究心に驚きました。
那須清さん:
逆王手ばかりですね。
竹園正秀さん:
初手は決定的 他も駒取追手多い

記録展示室No.181 解答:21名 正解20名(下記)

  池田俊哉さん  おかもとさん  川石隆志さん  鈴木秀崇さん
  占魚亭さん  空貴人さん  橋茂さん  たくぼんさん
  竹園正秀さん  中野勝仁さん  中村丈志さん  名越健将さん
  那須清さん  はまちさん  原田雄二さん  福村努さん
  藤田卓志さん  蛇塚の坂本さん  松崎一郎さん  山下誠さん   

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。