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詰将棋おもちゃ箱 − 記録に挑戦!記録展示室 No.80 馬屋原剛さん |
記録に挑戦! |
棋譜ファイル(柿木将棋kif形式) |
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「記録に挑戦!」は、さまざまな長手数記録、短手数記録、駒数や繰り返し回数の記録など、
詰将棋のあらゆる記録作品を体系的に見ることができる、記録作のコーナーです。 43香不成、32玉、33歩不成、43玉、 ここまで来ると感のいい方なら何の記録か分かったかもしれません。
そう、本作は攻方六種不成の短手数記録(15手)です。
これまでの記録は菅野哲郎さんの「素直になれなくて」17手。
大崎壮太郎さんに15手の作品がありますが、変長のため参考記録となっていました。
本作は変長なしの文句なしの短手数記録です。 52銀不成、同玉、53飛不成、61玉、 続いて73桂不成から81角不成で 6種類の不成がそろいました。
73桂不成、72玉、81角不成、83玉、 飛角歩の不成は打歩詰を利用するしかありませんから、 歩を打つ手を入れると13手が理論上の最短手数です。 更に短縮するためには歩を持たずに変化手順であとで取れるようにすることが考えられますが、はたして可能でしょうか。 (5月10日訂正) 15手が理論上の最短手数と書きましたが、2チャンネルの【詰将棋】これが神局だ!!! その6で 「最終3手を○○歩打、○○玉、○○桂不成(または銀不成)とすれば13手は十分可能ではないでしょうか? 」 と指摘あり。これはその通りで、大崎さんの15手もそのパターンですね。 うっかりしました。 13手が理論上の最短手数と訂正します。 ご指摘ありがとうございました。 なお、本作は攻方受方を問わない六種不成の短手数記録としても 駒場和男さんの15手と並ぶタイ記録になります。 それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
銀成も王手なので銀生は必然ではないですが。香生と桂生かな。
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記録展示室No.80 解答:17名 全員正解(下記)
池田俊哉さん S.Kimuraさん きたさん 鈴木康夫さん 当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。 |