次ヘ |
詰将棋おもちゃ箱 − 記録に挑戦!記録展示室 No.12 ドうえもんさん |
記録に挑戦! |
|
煙詰とは、全駒39枚の初形から駒が次々消えて詰上り最少の3枚になる、魔法のような詰将棋です。
伊藤看寿が将棋図巧第99番ではじめて実現してから200年間誰にも作れず、
昔は非常に創作困難と思われていました。
第2号作品の黒川一郎「落花」が登場してから、続々創作されるようになり、
煙詰創作の技術も知られてきました。
その結果、現在では煙詰創作のハードルは下がっては来ましたが、
大部分の詰将棋作家にとっては、まだまだ高嶺の花なのが現実です。
12桂成、同玉、23銀、同玉、34金左、12玉、24桂、13玉、 24桂、13玉で切れたかと不安になりますが、金を質にする14金捨てが気持ちの良い手。
14金、同金、12桂成、同玉、22銀成、同玉、14桂、31玉、 金を入手したあとの収束は猫田さんの第1号金銀煙と同じですが、 香がないためこれ以外の収束は考えにくく、やむをえないところです。
32金、同銀、同銀成、同玉、43金左、21玉、32銀、11玉、 全体的にきびきびした感じの煙詰で、好評でした。
本間晨一さんとの合作(31手)は次の図。 この作品を金銀桂煙の短手数記録として「記録に挑戦!」に登録しました。 |
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
|
記録展示室No.12 解答:9名 全員正解(下記)
S.Kimuraさん 鈴木康夫さん 隅の老人Bさん スラゴさん 当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。 |