詰将棋おもちゃ箱詰将棋美術館
アート展示室 No.126 eureka

詰将棋美術館
詰将棋美術館

棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)

出題時のコメント:
中空詰? 10手以下

アート展示室No.126 eureka

本作は手順はいたってシンプルですが、初形から詰上りまでいろいろな趣向が詰まっています。

  • 初形は角一色図式+金一色持駒、無防備風船図式
  • 途中図を含め、全局面無防備角金二色図式
  • 詰上りは都詰かつ玉の周囲8マスに駒が1枚もない中空詰

アート展126 詰上り図以前、アート展示室No.84(全局面中空詰)を出題したとき、「あまり見ない珍しい条件なので、何か名前が欲しいところですね」と書いたのですが、まだ名前がないようなので、とりあえず中空詰と呼んでみました。 もっとよい名前がありましたらご提案ください。 本作は左図のように都での中空詰なので、詰上りが引き立ちますね。

48角が浮いているので、取られないように初手は39金。 27玉では26金以下7手で詰むので広い方47に逃げます。 ここでは65角や69角と角を活用する手にもひかれますが、46玉とか逃げられると捕まりません。 じっと57金と押さえて、36玉に今度は26金と右から押さえます。 ここは46金から右端に追い詰めたり、54角と攻める手も見えるので、ちょっと指しにくいかも。 45玉で逃げられそうで不安になりますが、35金と押さえて55玉に37角とのぞくと、2枚角がよく利いて、これで詰んでいます。

  39金、47玉、57金、36玉、26金、45玉、35金打、55玉、
  37角 まで9手

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

たくぼんさん:
4金連打したあとひょいっと覗いた角でとどめ。 粋ですね
山下誠さん:
頭の中で解こうとすると、最後の角移動が見えにくい。
Estalightさん:
シンプルで答えやすい作品でした
蛇塚の坂本さん:
金と角だけなのだけれど連係バッチリです。
名越健将さん:
なるほど中空詰だ。 昔、詰将棋デパートに「天中殺」というのがありましたね。
冨坂碧海さん:
2枚の角の利きを目一杯使った最終図はスカッとします。
松本浩一さん:
何とか解けたっぽいので柿木先生で答え合せしました。
角一式持駒金一式無防備、詰上り全角金図式、捨駒無し、敵玉接触駒無しの都詰。
すっとぼけ的な味もあります。
おかもとさん:
ペタペタペタペタ、チョコン。 最終手はいい感じ。
松崎一郎さん:
金四枚で中空に追い込み最後は角で合駒利かず。
中村丈志さん:
ひねって初手4九金なども考え、解くのに時間がかかりました。最後の角移動が美しかったです。
太田の渡し71さん:
確かに、見事に中空で詰んでます。
池田俊哉さん:
金をバタバタと打って角上がりで詰め、だが玉周りに駒が一枚もない都詰とは一つの収穫かも(飛び石詰、でしょうか)
87角を98にしないのは初形の風船図式も狙い、ということかな

飛び石詰は、玉だけでなく縦横斜めに接触している駒が1枚もない詰上りなので、ちょっと違いますね。
初形の飛び石図式は、最近詰将棋メーカーでは星座図式とも呼ばれているようです。

はまちさん:
苦戦しました。 なかなか見えなかったです。
小山邦明さん:
2枚角の威力は強く、金打で迫っていける。
占魚亭さん:
角一色・持駒金4・都詰の三重趣向。 金の打ち場所が決まっているようなものなので易しかったです。

アート展示室No.126 解答:16名 全員正解

  池田俊哉さん  Estalightさん  太田の渡し71さん  おかもとさん
  川石隆志さん  小山邦明さん  占魚亭さん  たくぼんさん
  冨坂碧海さん  中村丈志さん  名越健将さん  はまちさん
  松崎一郎さん  蛇塚の坂本さん  松本浩一さん  山下誠さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。