(自作1号機)製作記

 パソコンを使い始めたのはここ7〜8年ほどであり、それまではオフィスコンピュターの端末機をチョコッと触った 程度で、文書作成はワープロで、表計算資料をパソコン(Excel)で使用していた。 個人の利用方法は住所録や年賀状作成の道具の一つであるに過ぎなかった。 まして文系である私は十分なハード知識もなく、ズブの素人が個人でパソコンを作るなどとは考 えたこともなかった。 そんな私が自分で作って見たいと思ったのは
  @ Webの自作サイトをみて意外と簡単であったこと。
  A インターネットによる情報収集が容易になったこと。
  B PCの勉強になること。
  C ネット通販で田舎でもパーツが容易に入手できるようになったこと。価格が下がったこと。
  D 使用中のPCが古くなったこと。    などである。
最初は古いPCの改造をと思ったが、トラブルが起きた時のことを考え新規製作にいたった。

<パーツ構成>

自作を決めたのは昨年の秋頃であり、CPUのクロックもIntel P4で2.8GHz、AMD Athlon-xp 2600+、 FSBもそれぞれ533MHz、266MHzになり、CPUは3GHzに達しようとしているときだった。 当初はベアボーンや通販業者の組み立てキットなど検討したが、いろいろ制約が多く最終的にすべてパーツ単品で手配 することにした。(電源はケースとセット)
条件として、@低価格 APCの安定作動 B拡張性とCPUのスペックアップが可能であること。構成のメインであるCPU はIntelかAMDかずいぶん迷ったが、最終的に発熱等熱対策が容易なIntelにきめた。
その他パーツ条件として
  • マザーボード・・・FSB533,400 でP4,celeron、メモリーPC2700が使用可能なこと。
    VGA、Sound、Lan、USBがOnBord。
  • CPU・・・低価格のceleron Box(将来P4にスペックアップ可能)     
  • HDD・・・回転数 7200rpm
  • メモリー・・・PC2700 256Mb バルク
  • ドライブ・・・FDD (CD-ROMは流用)
  • OS・・・XP-Home Edition OEM版
  • ケース・・・電源350W〜400W
  •   などである。

    <パーツ調達>

    構成が決まったところで早速ネット通販のサイトで注文だ。あらかじめ価格サイトで調べておいた最安と思われるA社に注文 することにした。ネット通販は数回利用してるが品物をカゴに入れ最後の確認のクリックを押すときは何故かいつもドキドキ する。高額の買い物をクリックひとつで決めるのはあまりに便利すぎて、カタログ通販とはまた違う感覚がする。 後は品物が宅配されるのを待つだけだ。

    <組み立て>

    パーツも無事到着、欠品がないか確認、はやる気持ちを抑え組み付けに入る前にマザーボードと説明書を熟読。
    まずマザーボードにCPUの取付け、CPUクーラー、メモリーの装着。次はケースにマザーボードをネジで固定。 HDD、FDD、CD-ROMの装着と順調に作業が続き後は配線を間違えないよう繋げるだけだ。 遠視まじりの近視には細かい配線は辛い。
    ここまでは問題なく意外とスムーズに作業が進み、モニター、キーボード、マウスを接続、あとは電源コードをコンセントに 差込み起動するだけだ。作業時間約1時間。 いよいよ電源ボタンを押す緊張と不安の一瞬、ブーンと言うファンの音とカシャシャと言うFDDの音で、不安は消し飛んだ。 モニター画面にBIOS画面が現れホット一息、CPU・HDD・FDD・メモリーは認識されてるか確認し、説明書を見ながら各種設定を済ませる。

    <OSインストール>

    ここまでくれば90%完成で、あとはOSのインストールを残すのみだ。 XP-Home EditionのCDROMをCDに差込み、インストールガイドに沿って作業。 再起動しインターネットの接続設定をし、Microsofの認証作業を済ませてすべて完了!!!!

    <完成>

    組み立て終えた満足感、無事作動した時の喜びは子供の頃プラモデルを完成させた時のそれとよく似ている。
    自作もそうであるが、旅行にしろ買い物にしてもああだこうだと計画している時が一番楽しく、この次はCPUの換装、 ビデオキャプチャーの装着、初代PC-Aptivaの改造などの思いに耽けっている此の頃である。
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    購入したパーツ一覧
    マザーボードGIGABYTE GA-8GE667PRO Intel845GE FSB533,400MHz\ 13,170
    CPUIntel Celeron 2.0GHzFSB400MHz\ 10,120
    メモリーバルク品PC2700 CL2.5 256Mb\ 6,980
    HDDSEAGATE ST360015A7200rpm 流体軸受け\ 11,870
    FDDミツミ −−\ 1,980
    ケースオウルテック 104 Silent Seasonick 350W電源,ケースファン2個付\ 13,600
    OSWINDOWS XP HOME EDITION OEM版\ 13,900
    キーボードAptiva 兼用PC切替機で使用 ----
    マウス  〃    〃 ----

    BIOS画面・・・メモリーは後から512MB追加したので778240K
    の表示。CPUがCeleronなのでPC2700のMemory Frequency
    が333MHZではなく266MHZと表示されているのがわかる。
    GIGABYTEのM/Bに付属する簡易オーバークロック機能
    「Easy Tune4」を起動した画面
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