★下読みの鉄人列伝1(つづき)
●頓田力三さん、ありがとうございます
頓田力三さん、メールありがとうございます。
同業のかたからメールをいただいたのは初めてで、とてもうれしいです。
おかげで、ずっと欠番になっていた『下読みの鉄人列伝』のコーナーを、ついにオープンすることができました。
私一人の語る話がスタンダードであるかのように情報として絶対化されてしまうことだけは何としても避けなければならなかったので、このサイトにとって、このコーナーは不可欠のものでした。
本当にありがとうございます。
頓田さんは、ずいぶんいろいろなジャンルを幅広くされているのですね。
私は童話や時代小説とは全く縁がありませんでした。
いろいろなジャンルをされているのって、ちょっといいなあと思いました。
時事ものですが、まるで競作でもしてるんじゃないかと思うくらいに、同じような話が集まる時って、ありますよね。
私はこういう「十把一絡げ」にできる作品は、その中で一番面白いやつ1本だけを残して、面白くてもあとは捨てる、という判断をすることが多いです。
ありふれたテーマ、誰もが思いつくようなテーマは、致命的に不利だという実例ですよね。
>>ライバル社の社名入り封筒で応募してきた
これは、すごすぎる!
何を考えているのか訊いてみたいですね……。
下読みさんへの振り分け方、これだと均質になってすごくいいですね。
編集部の手間は増えてしまいますが、今後はこの方式を採用する賞が増えてくるのではないかという気がします。
まさに最先端の情報ですね。
やはり賞によって、選考のスタイルはいろいろなんですね。
長年この仕事をしていて自分ではベテランだなどと思っていても、基本的に自分がやっている賞のことしか知らないわけなので、同業のかたからこういう情報をいただけるというのは、本当に貴重なことです。
どうもありがとうございます。
>>やはり、守秘義務に引っ掛かるとやっかいなので。
賞によっては、「なんで?」って思うくらいに、ものすごく神経質になるところがあるんですよね。やっかいな話ですよね……。
では、今後もよろしくお願いいたします。
和田曜介