★メール紹介・Q&A 第16回(つづき)

 複数の人から同じような内容のメールが来ている、という質問を二つ、お名前なしで紹介します。

●章の分け方のルールを教えてください。また、章ごとのタイトルなども付けたほうがいいのですか?
○特にルールはないです。作者のセンスで自由に決めてください。
 ただし、途中で主人公の視点が変わるような場合には、章を分けるべきだと思います。明確な章を分けずに、1行空けを使う方法もありますが、ページの切れ目にかかった時などに、わかりづらいので注意が必要です。
 小見出しなども、付けても付けなくても、どちらでもいいです。
 実際に入選して活字になる時には、本当に必要なものは担当編集者に書き直しをさせられますから、応募原稿の段階では、あまり細かいことは気にしなくて大丈夫です。
 基本的に「面白ければ官軍」ですから。

●どのルビが必要で、どのルビが不要なのか、すごく迷います。
○ルビについては、第8回の2ページ目で一度書いているのですが、今でも同様の質問が何通も来ます。
 基本的にルビは不要です。
 よけいなルビがあることで不利になる可能性はあっても、ルビがないことで不利になる可能性は、まず、ないだろうと思います。
 渡瀬草一郎先生 のデビュー作『陰陽ノ京』が、「難読固有名詞連発の時代小説であるにもかかわらず、応募時にはルビを一つも付けていなかった。しかし、ちゃんと入選した」というエピソードからも、判断できると思います。

 今回のおまけ。
●多上惇 さん からのメール(2001.12.09)
 111111番をゲットしました。
○実はキリ番の報告は、これが初めてです。
 特に何もないのですが、第1号なので紹介しておきます。

 昨年10月ぐらいから、かなりの数のメールがメールボックスの中に溜まった状態になっています。申し訳ありません。
 このコーナーでの紹介にもタイムラグが発生しています。
 忘れた頃になって掲載されたり返事が行ったりするかもしれませんので、あまり期待しないで待っていてください。


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