★メール紹介・Q&A 第15回 2001/12/09
作家の若桜木虔先生から、
このところ『筆客商売』の「目安箱」(Q&A)を怒濤の勢いで増やしております。
というメッセージをいただきました。
本当に怒濤の勢いです。
作家志望者必読の内容ですので、まだの人は是非行って読んでみてください。
●セミコロンバン さん からのメール
あるところで某賞の最終選考に残った作品を読む機会があったのですが、はっきり言ってひどい出来でした。こんな作品が最終選考に残るということは、どう考えても下読みさんがいいかげんな仕事をしているとしか思うことができません。
○和田曜介のコメント
新人賞にはたくさんの素晴らしい作品が送られてきているのに、下読みさんがいいかげんな仕事をしているため、せっかくの出来の良い作品が落とされて出来の悪い作品が残されてしまっている、のではないのか?
という疑問をお持ちのようですが、そんなことはありません。
現実には、新人賞にはたくさんのたくさんのたくさんの出来の悪い作品が送られてきています。
運が悪いと、賞によっては、回によっては、一次選考通過作品該当作なし、としたくなるようなことすらあります。
最終選考に残った作品というのは、下読みさんと複数の編集者という多重の関門を通り抜けた作品のわけですから、その最終選考に残った作品のレベルが低かったということは、それはそのままその回の賞全体のレベルが低かったということになります。
こんなレベルで最終選考に残れるなら来年は自分が入選してやるぞ、と発奮するのが良いと思います。
和田曜介、爆忙中のため、今回はこの1ページだけです。
本当に申し訳ありません。