よけいな物を同封すると自滅する

 応募原稿の封筒の中には、原稿以外の物が同封されていることがあります。
 作品のBGMだというカセットテープ、自分の作品が掲載された同人誌、自費出版した本、イメージキャラクターの手作りマスコット人形、手作りのお菓子、などなど、様々な物を見かけます。
 残念なことにこれらのアイテムは、作者の情熱に反して、当然のことながら、すべて捨てられるのが普通です。

 これらの応募規定に無いようなものを同封して、それがプラスの評価材料として働くことは、まずありません。
 よけいな物を同封すると、それを解説するための文章を書かなければならなくなり、その「よけいな文章」のほうが自滅原因になることも少なくありません。
 また、スタッフに非常識だと判断された物が同封されていた場合には、事前チェックの段階で排除されてしまう可能性もあります。

 同封しても大丈夫なものは、その小説のイメージイラストとか、設定資料とか、せいぜいその程度のものだと思います。
 応募小説そのものよりも明らかに作者のエネルギー消費が大きい、と思われるような同封物は、たいていがマイナスアイテムになると考えてください。


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