01-1: 雑木林の尾根歩き 武 川 岳 1,051m
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最近は植林が多い山々の中で、比較的雑木林の多く残っているこのコースは、自然の織り成す鮮やかな草花や新緑の木々の感触が実に目に柔らかだ。「今はカタクリの花が見頃」との駅の掲示板の案内に、胸をはずませて4ヶ月ぶりの山行の歩を踏み出した。 |
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登山コース: 約7時間 24,500歩 (芦ヶ久保駅〜双子山〜焼山〜武川岳山頂): 4時間10分(8:30〜12:40) ![]() 蓑虫が冬の蓑から蠢き出すように、昨11月以来4ヶ月ぶりに動き出した我ら山行パーティを、山間の芦ヶ久保駅の染井吉野が桜吹雪で迎えてくれた。新緑の中に舞う山間の桜の花びらは、今この時だけの至上の贅を極めた自然の舞台装置で、今年の山行の門出を祝ってくれているかのようだ。 ![]() 双子山から次ぎの焼山までは、尾根づたいのアップダウンになる。ロープはないが、結構急な登りと下りで、久しぶりの山行でもあり結構脚に応える。救いは尾根からの眺望が素晴らしく、早春の秩父の山並みが一望できることだ。尾根の所々にひっそりと咲く薄紫の可憐なカタクリの花が疲れを癒してくれる。 (武川岳山頂〜妻坂峠〜二の鳥居):2時間50分(13:30〜16:20) ![]() 4時間に及ぶ行程で、やっと目的の武川岳山頂に着いた。久々に山頂の清んだ空気を腹いっぱい吸込み、みんなで持ち寄った昼食を分け合って味わい、今までの疲れを一気に吹き飛ばした。下りは、昨年大持山に来た時と同じ妻坂峠から二の鳥居経由のコースを取った。(写真:桜が満開) |
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