01-3: 奥上州の寂峰 高 田 山 1,212m |
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高田山は奥深い四万温泉の南にひときわ大きな山容を見せ、深い樹林に包まれた自然の豊かな山である。特に南の中之条側からの尾根づたいのルートはほとんど登山者が訪れる事もないようで、登山道も定かでなく、ややもするとルートから外れて深い樹林の中に迷い込みそうだ。そんなわけで、動物達にとってはまさに天国だ。猪や猿、日本カモシカなどがのびのびと生息しており、時々訪れる闖入者に驚きと警戒の鳴き声を発し、山野を縦横に駆けずり回っている。自然のままの山を愛する登山者には、中々面白みのある、手ごたえのある山だ。四万温泉側からの往復ルートは、距離も短く標高差も余りないので初級コースと言えるが、今回の南登山道からの尾根づたいルートは、結構タフな中級コースと言えよう。 |
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参加者: 貝塚、中島、林、諸橋、吉田、矢野、山下(記) |
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前々日来の梅雨と朝方の天気のぐずつきで、今日の参加者7名と少ない。”雨でも槍でも林さん!”に賛同する7人の侍だけの山行きとなった。(平山三さんは、寝坊で参加しそこなったとの自己申告) (八尺〜伊賀野のモミ〜高田山頂): 4時間25分(8:45〜13:10) 10,150歩 バス停の八尺から車も入れる一般道を伊賀野まで歩き、天然記念物に指定されている”伊賀野のモミ”の巨木(6.7mの幹囲)を眺めつつ、そこから今日のコースの南登山口に入った。(写真拡大:伊賀野のモミ) |
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![]() (四万の清流の湯) 今日の疲れ休めの湯は四万温泉卿の”四万の湯”。四万川の清流沿いの露天風呂に浸かって、静寂の中に清流の川音を聞きながら今日の山行の充実感を蘇らせつつ、 「極楽!」(写真:川辺の露天風呂"四万の湯") |