02-1 中央線沿線の展望の山                ☆

      扇  山       1,138m


中央線を大月に向かい相模湖を過ぎると進行方向の左側の南側に倉岳山が雄姿をあらわす。そしてそれと対を成すように右側である北側に扇形の山が現れる。その山容の美しい山が今日のお目当ての扇山だ。更に扇山の西方には百蔵山が連なっている。扇山の山頂は草原状で、晴れると甲斐の山々の向こう側に聳える富士山が展望できとの事で、大いに展望を期待して登ることにした。
 この山は標高も低く、取り立てて急峻な箇所も無いので初級コースと言える。



(写真:猿橋方面からの扇山)

日時:   2002年3月3日(日)曇時々小雪
参加者: 赤塚、貝塚、小谷野、栄、晶谷、桜井、中島、林、平山さ、星野、細谷、巻島、矢島、吉田、山下
交通:  行き:幸手(5:15)―>新越谷(5:45)、南越谷(5:50)―>西国分寺(6:30)―>鳥沢(7:33)
      

登山コース: 5時間15分 

 今年初めての山行であるので、足慣らしに丁度良い山ということで扇山となった。又、この時期は場所によっては、未だ雪に見舞われることもあるので、中央線沿線が選ばれた。

(鳥沢〜扇山山頂)2時間45分(7:45〜10:30) 

 扇山は中央線の列車の中から山容が望める。甲州の山に行く時に途中で眺めた事がある為か、初めての山に思えない。鳥沢駅から北へ中央高速道路の下をくぐって登ると、やがて山容の全貌が現れてきた。正に扇の形をした山で、眺望が良さそうである。歩き始めると、小雪が舞い始めてきた。誰かが「これは雪女(某女史)の仕業に違いない。」と冗談めかしに非難する。
 リーダーの林さんによると、「途中富士山の展望の素晴らしい所がある。」との事であったが、生憎の天気で視界不良。頂上も展望は開けているが視界不良のために、記念撮影をして早々に次の山に向かう事にした。

(写真:小雪のちらつく扇山山頂)











(扇山山頂〜百蔵山山頂〜猿橋)2時間5分(10:40〜12:15〜14:30) 

 扇山山頂から西方に300mほど下って、更に200m程登ると百蔵山山頂に辿り着く。晴れていれば道志の山々や富士山、南アルプスの山々が展望できるとの事であったが、曇り空の下、近くの山々しか展望できず、昼食を取り、一路猿橋に向かって下る。
 猿橋には、日本三奇橋の一つである「猿橋」があるが、これも生憎工事中との事で見られず。
 更に、温泉を探したが適当な温泉も無く、仕方なしに帰る事にする。「付いてない日は、とことん付いてないなー」と電車の中で自棄酒を呷りながら酒に慰められる。













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