03-6:スリルある岩場の山頂                

                    乾 徳 山   2,031m


甲府の北北東20Kmに位置し、秩父方面から雁坂トンネル越しに
西沢渓谷を経由してもアクセスできる事から、近年人気の高い山である。
室町後期、恵林寺を開いた夢想国師が修業した山と伝えられており、
恵林寺の山号から乾徳山と名付けられたと言われている。
登山は8合目付近までの林間コースから頂上付近の岩登りへと一変する。
最後の10mを越える天狗岩の絶壁を鎖を頼りに登り切ると狭い頂上に着く。
頂上は巨岩が重なり合い、展望は360度で、奥秩父、南アルプス、
丹沢、富士山と一級の眺望が得られる。




(写真: 頂上直下、10m超の天狗岩の絶壁を鎖登り)

日時:   2003年9月7日 曇り
参加者: 貝塚、小谷野、林、平山さく子、平山三、吉田、山下(記)
交通:  行き: 幸手(5:19)―>JR塩山(8:26) タクシー 塩山(8:30)―>登山道入口(9:00)
    帰り: JR:塩山(17:53)−>幸手(20:30)

登山道入口ー>扇平ー>山頂ー>下山道   22.500
 
 登山道まではタクシーを利用した。途中乾徳山のお寺である恵林寺に立ち寄り、登山祈願をする事にした。恵林寺は武田信玄の菩提寺でもあり、武田家滅亡直後、織田信長に焼き討ちされ炎に包まれた三門で、快川国師が「心頭滅却すれば火もまた涼し」と唱えたエピソードでも有名な寺である。今日の天候は曇りで、360度の頂上の絶景は期待できそうもないが、何とか雨に降られずに済めばと9:00に登山口から出発した。 (写真の下線はクリックすると拡大します)
登山前に武田信玄の菩提寺、恵林寺をお参り
快川和尚の「心頭滅却すれば火もまた涼し」の石碑
登山道入口で
鮮やかな橙ピンク色の”フシグロセンソウ”
昔の修験僧の水場”銀晶水” 水場"錦晶水”
山梨県の”グンナイフウロ” ”シモツケ”に似ているが?
中腹の登り 頂上付近の岩場
頂上付近の岩場 林会長の模範岩登り、余裕!
H女氏の岩登り Y女氏の岩登り
Ko女氏の岩登り Ka女氏の岩登り
H氏の岩登り 頂上から下を見下ろすと
乾徳山頂上(2,031m)で 迂回の下山道
麓の笛吹きの里"三富村” 笛吹きの里"三富村”


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