01-2 石楠花と天城ツツジの尾根 

     天 城 山        1,406m



日本百名山に数えられる天城山は万二郎岳万三郎岳の総称らしい。関東の山々とは多少趣が異なる天城ツツジや姫シャラ、アセビなどの見なれない木々に新鮮な感覚を覚える。今は
シャクナゲ゛の季節で、尾根道の゛シャクナゲのトンネル゛をくぐるのも楽しみだ。 伊東方面から天城峠に至る天城山脈は伊豆半島を横切って雄大な山並みを展開している。尾根からは、東に相模灘に浮かぶ大島や、北西に富士山が望める。ここは標高差もあまり無いので、絶好のハイキング・コースと言える。


日時:   2001年5月26日(土)

参加者: 貝塚、小林、小谷野、栄、中島、野崎、野崎静、林、平山喜、平山さ、諸橋、吉田、矢島亜、
矢島文、山下(記)
交通: 1)行き:東武・幸手(5:15)―>北千住(6:00)―>御徒町 ―>東京(6:32)―>熱海(8:20)
熱海(8:26)―>伊東(8:48)バス:(8:56)―>天城ゴルフ場(10:00)



登山コース: 約4時間45分
 

今回は久しぶりの一泊二日の山行で15名のパーティという盛況になった。平山さんは足の具合と相談し、夜の宴会から参加の為、伊豆高原の大室山荘での合流となった。

(天城ゴルフ場〜万二郎岳〜万三郎岳〜天城ゴルフ場)4時間45分(10:10〜15:40)
 天城山は「花の百名山」にも名を連ねている。今はシャクナゲ゛がシーズンと言うことで期待してきたが、そのほかにアセビ゛や天城ツツジ゛もシーズンで、最高の時期にめぐり合える事となった。
伊東から天城ゴルフ場までバスで約1時間。標高1,000mの高原にあるゴルフ場の入口が今日のコースの登山口である。ゴルフ場の係員に白い目で見られながら洗面所を失敬し、身支度を整えていざ出発。
 万二郎岳までの上りは緩やかな林間で、ミツバツツジ゛に似た天城ツツジ゛が登山道を彩り、紫の花びらを踏みしめながら登る。最近はあまり見かけることの機会が少なくなったブナ゛も、ここでは雑木林の仲間に混じって、大木の雄姿を楽しませてくれる。小さな白い花をつけたアセビも今が満開だ。(写真:天城ツツジのトンネル







多少岩場のある万二郎岳の頂きから万三郎岳までは、比較的なだらかな尾根道で、いよいよシャクナゲ゛の群生地帯だ。
(写真:万三郎をバックに)






ここのシャクナゲは背が高く、覆い被さるように見事な花のトンネルを次々に繰り広げてくれる。このシャクナゲの花の傍らで花見をしながらの昼食は、今この時しか味わえない
雲上の宴だ。
(写真:シャクナゲの下で"雲上の宴”


(城ヶ崎海岸)
5月27日(日)曇りのち雨

 大室山荘での宴会で山行の疲れを癒し、翌朝は朝食前に一碧湖までのウォーク&ランで一汗。山荘から城ヶ崎海岸まで歩き、途中降り出した雨の中を城ヶ崎の岸壁伝いに散策。雨もまた良し!城ヶ崎の雨
(写真:雨の"城が崎”




(ハイライト)

1)発車寸前の幸手駅で、切符も買えずに飛び乗ったKさん。社内で車掌さんとの会話:
「切符買えなかったのですけど。」「ムチン乗車ですね?」「いいえ、私は男ですから。」「???」

2)借りてきたカメラで「ナイスショット!」と花々を撮りまくっていたが、「あれれ!望遠レンズが引っ込まなくなっちゃった。」「電池がなくなったんだよ。」「ウム!こりゃ万年バイアグラのようだ。」これもKさん。後で美女に囲まれつつ記念撮影。

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