あまりに残酷な被害にあった猫ちゃんにどうか 貴方のお花を下さい by 紗英
 2002.6.23、Randall Lockwood(ランダル・ロックウッド)博士による、「First Strike Campaign(動物虐待と人間社会の暴力の関係)」 のセミナーにいってきました。
 興味のある方は、ぜひ読んでください(下線部をクリック)、<(_ _*)>ぺコリ

 小さな動物虐待がエスカレートし、大量殺人、残酷な殺人事件が起こるケースが多いことを知りました。

 5月6日から7日にかけてインターネット掲示板「2ちゃんねる・ペット大嫌い板」で、猫を虐殺していく様子を、画像も写しながらネット中継していた人がいた、という事件を友人から聞きました。
 私はその掲示板の存在も知らず、画像も見ていませんが、内容は文章で読みました。あまりにも残酷な方法でした。
 そしてセミナーに行く前夜、お友達から「福岡の猫虐殺事件について検察庁へ上申書を出すことにご協力ください」という署名活動が起きている事を教えてもらいました。

 じっくり考え、私は大きく動いてみようかと思います。
 押し付けにならない範囲で、近所のお散歩仲間の方や、けせらをかわいがって下さる方に、聞いてみようと思っています。
 賛同したいと思ってくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひよろしくお願いします。
 下にリンクしたバナーから行けるページの「署名用紙」という所に、注意事項などが載っています。
 近所や知り合いの方などで賛同してくださる方、さしつかえがなければ、回収して、私がまとめて送ります。いっぱい集めて送りたいんです。
 プライバシーの事もあるので、もちろん個人で送ってくださるのも大歓迎です。

 今まで面識がなかった方でも賛同してくださる方がいましたら、ちゃんと考えたうえで署名したいと思ってくださる方がいましたら、自分の周りの人と協力して動いていただけるとうれしいです。
 興味やご意見等ありましたら、遠慮なく私の「おたよりコーナー(掲示板)」に書き込んでください。
 私はあまり知識があるわけではありませんが、みんなで一緒に考えたりできると思います。

 ちなみに、今回の事を多くの人に伝えたい、と思ってくださる方がいましたら、私のHPをリンクしてくださるのは大歓迎です。
 http://www.ne.jp/asahi/sae-world/kesera/
 その時は、よろしかったら掲示板でお声をかけてくださいね。

 上記の文は、6.26にUPしましたが、6.28に以下の追加文を書いています。
 上の文を読んだ方、こちらも目を通してください、お願いします <(_ _*)>ぺコリ

 署名というのは、安易なものではありませんよね?
 私も良く考えてから、動こうと思ったつもりでしたが、私の考えで足らない部分がありました。
 まず、他人にHPに書き込んで知らせていった事ですが、多くの方に知ってほしくてした事ですが、他人のBBSには管理人さんの世界があり、こういう重たい事を書かれると不愉快な思いをされた方もいると思います。返事も要求してしまうわけだし・・・。
 そういう思いをされた方には、心からお詫び申し上げます、安易に書き込んですみませんでした。
 知りたくなかった人もいると思います、そういう方にも、ごめんなさい、と言わせていただきます。

 そして、私は署名活動をはじめた方の事も良く知らないのに、広めすぎたかもしれません。
 私は犬の世界を勉強して、まだ間もないです。もっともっと長い間、そして多くの分野に渡って勉強している方は、過去にもこういう例を見てきているし、もっと色々な例を見てきています。
 そういう、私の信頼している先輩に相談にのってもらった所、「できれば紗英さんにはもうちょっと違う角度から入ってほしかった」と言われました。ペットと過ごす事がとても幸せだという事を手本として見せる、というような角度から。

 私は争い事は嫌いです。争い事が起こらないために、将来こういう事件が多発しない為に、ペットの存在がとても大切である事を認識してもらいたい為に、署名に参加しようと思いました。
 でも、署名の中に「被疑者に厳罰を与えて下さい」という言葉があります。
 これは、ある意味では戦いを意味する事にもなると気付かされました。
 そういう事より、知識も動物の心理学もわからない上で安易にペットを飼えてしまう日本・・・、器物破損として扱われてしまう日本・・・、捨てる事にも大きな罪がかぶらない日本・・・、簡単に虐待できてしまう日本・・・、そういう事に対して、もどかしさを感じます。
 「ただかわいいから飼う」だけだと、飼い主にもペットにも、どんな不幸が舞い込んでくるかわからない世の中です。ビジネスがからんでいるから・・・。
 そういう大きい意味でのペットとの生活を見直してほしくて、みんなが考えてくださるきっかけになったらなぁ、という思いがあって、今回はこういう角度からでしたが、みなさんに伝えたいなぁ、と思って動き出しました。
 みなさんも、ただ感情で署名するだけでなく、大きい意味でのペットとの生活を、色々考えた上で、賛同していただけたらな、と思います。
 
 予想以上に声を届けてくださる方がいて、素直にうれしいです。
 私が動く際、自分に降りかかるある程度のリスクは覚悟していましたが、もしかしたら、私の行動によって、誰かを傷付ける事になるかもしれない、というお話をいただきました。
 その点については、考えていませんでした。
 私の意見を聞いて活動したり参加してくださる方を傷付ける事になったら・・・。それは怖いです。
 なのでみなさん、自分の身をまず、大切にして下さい。
 動いてくださる方々、くれぐれも押し付けにならないようにお願いします。
 お散歩仲間や近所の方から、「変な活動家」と見られ、避けられてしまう事もありえると聞きました。
 自分を守れ、負担にならない範囲でお願いします。

 私は近くに相談できる人がいて幸運でした。
 私から発信しておいたのにまことに恐縮ですが、本当に奥が深い事だらけです。
 じっくり考えたうえで、どうぞよろしくお願いします。


バナー「dear こげんた」 事件の被害にあったネコちゃんに対する、温もりを込めて作られたページです。
みんなの声、事件後の動き、様々な情報がのせられています。
なんのために ぼく うまれたの?


  6.30 チラシ作成&配布

 猫虐殺事件と署名活動が起きている事を広場でも広めたいと、私なりの意見を書いた文(上の文をまとめたもの)と、こげんたちゃんのページで提供してくれていた画像をチラシとしてA4サイズにまとめ、そのチラシ&署名用紙(配布元:同じくこげんたちゃんのHP)を2枚セットにし、コピーをして配る事にしました。
 お散歩の時に広場に持っていったのですが、なかなか勇気がいります。
「押し付けではないので、もし目を通していただけたら・・・」と、1人にはお話しながら渡せたのですが、次に、「キリが無いから、ごめんね」と言われてしまい・・・、正直、そういう風に義理ではなくはっきり言ってくださる事は、私にはうれしいのですが、へこんでしまいました。
 で、その後は、結局誰にも渡せなかった。
 「押し付けではないのですがよかったら見てください・・・」
 これは善意の押し付けなのかも、という考え方もあるのです。

 その後、けせぱぱと近所のペットショップにお買い物ついでにお話したら、貼ってくださるとの事で、お渡ししました。
 興味を持ってくださる方がいたらいいのだけれど・・・。


  7.2 しっかりしなきゃ&ううっ。・°°・(>_<)・°°・。(うれし涙)

 集めて送る(7月中旬を目安に)まではしっかりしなきゃ、と思いつつ、また体調を崩してしまいました。
 色々考えると、ホント、難しいなぁ。
 「押し付けちゃうのが怖い」という、そういうのが妙に強い性格だから・・・。
 でもまた、チャレンジしてみようかな、と思っているのです、・・・動こうと決めたのは私だから。

 そして夕方広場へお散歩へ。
 ううっ。・°°・(>_<)・°°・。 うれし涙です。
 今日は4,5人に渡す事ができました。
 「署名に関して義務感とかは無くていいので、こういう事があるので良かったら見てください」とドキドキしながら渡したら、「じっくり読ませてもらいますね〜」と受け取って下さった。

 そしてその1人から、夜、HPに早速賛同のカキコが。
 押し付けになっていないかすっごく不安でしたが、頑張ってチラシを作ってコピーして動いてみてよかったなぁ、って、すっごく温かい力を、励ましを頂きました。ありがとうございます。
 <(_ _*)>ぺコリ <(_ _*)>ぺコリ
 色々な考えの方がいて当然、どういう返事が帰ってくるかは、その時々でわからないけれど、ゆっくりがんばってみようと思う。

 広場でみんなが考えてくれて興味を持ってくれて、「チラシ見せて〜」なんて言ってくださる方がいたらいいなぁ・・・。
 お渡しした方が署名をするしないは自由で、私に報告する必要はないし、プライバシーもあるから、個人で送ってくださっても大歓迎だし、だからお渡しした方には受身の体勢でいようと思います。
 そして、お渡ししていただければ私がまとめて7月中旬に送る予定です。
 灯りが見えた第一歩、ありがとです。<(_ _*)>ぺコリ
 さて、これからどうなるかな・・・。


  7.4 続・配布(受け取ってくださってありがとです)

 今日は、2人にチラシを渡せた。
 最初の日に断られてしまった事もあり、やはりなかなか渡すのには勇気がいります。
 タイミングとかもあるし、言い出しにくくって、やっぱりどーんと配れない・・・。


  7.5 信用できない事だらけ

 この前、レジでお姉さんがチラシを貼ってくださると受け取って下さったペットショップ、興味のある方がいたら渡してくれると言ってくれ、10余部ほどお渡しした。
 あれから5日、今日、買い物がてら見に行って見たけれど、貼ってある形跡なしで、レジの人に聞いてみたら、「あ、ちょっと聞いていなくてわからないです、今日店長お休みで・・・」と。

 迷子の犬や里親募集などのポスターを貼ってくれているお店なんだけど、私のチラシは灰になってしまったのかな・・・? う〜ん、しょうがないか・・・。

 動物愛護の団体だって、寄付金の行き先を明らかにしていないとか、介助犬を育てる団体で、寄付金とかをもらっているのに団体の数より介助犬の数の方が実際は少ない・・・、なんて事もあるらしい。
 本当にがんばって真剣に取り組んでくれる所と、利用している所があるのかな、なんて、そういう色々な話を聞いていると、信用できない事だらけなんだなぁ、って思う。
 大切なのはお金なの???
 愛護という名前はだしにされているだけ?

 政治だってそう、実際にうそついてお金儲けしてるなら、誰の名前書いていいかなんてわかんないもん。
 私はしていないのだけれど、寄付だって、どこがまじめに取り組んでて、どこがお金儲けしているかなんてわかんないもん。

 「調べ上げよう」なんてパワーはないから、こんな事書く資格もないかもだけれど、不幸なわんちゃんを減らしたいと思っても、ホント、よくわからない。
色々な事を知るたび、どんどんわからなくなる・・・。


  7.16 ご署名ありがとうございます

 昨日・今日、チラシと署名用紙を前に渡した方から、ご署名いただいた紙をお預かりしました。
 確かに、お預かりします、ありがとうございます、<(_ _*)>ぺコリ
 この頃には、勇気を出して、わりと多くのお散歩仲間の方に配れるようになってきていました。


  2002.7.23 署名発送ご報告&メッセージ(心の矛盾?

 本日2002年7月23日の昼、今まで私に署名用紙をお渡しいただいた方の分を、私が書いた用紙と一緒にまとめて速達で発送させていただきました。
 ご協力いただいた方、ありがとうございました。

 お礼を言いたいのは、お渡しいただいた方だけではありません。
 自分で送って下さった方、署名をするしないに関わらず私のチラシを読んで下さった方、さらにそこから何かを感じたり考えたりして下さった方、広場で私とこの件について話し合って下さった方々・・・。本当にどうもありがとうございました。

 (「犯人の処分が近日中に決る可能性があります。お手元にある署名用紙を、至急福岡検察庁に郵送ください。」というお知らせもあったので)チラシに書いたように7月中旬に発送しましたが最初はなかなか皆さまにチラシを渡せず、お渡ししたのがすでに中旬、という方もいらっしゃいました。すみません・・・。
 それに、今日の午後は出かけていてお散歩にいけませんでしたが、お友達からメールで「今日、署名用紙を広場に持ってきて下さった方がいましたよ」との連絡をいただきました。
 「あれ賛同します、書かせていただいたの。今日持ってくればよかった〜」というような声をかけて頂いている方も何名かいらっしゃいます。
 広場で期限を発するような発言をすると、「署名しなきゃいけないの?」と、押し付けのように伝わってしまうと嫌だったので、あえて広場では「何日に送ります」とは言いませんでした。
 受け取る時には完全に受身でいたかったのです。

 なので、渡したかったのに渡せなかった、という方がいましたら、その方へのメッセージです。
 個人で送ってくださるのも歓迎ですし、私にお渡しして下さってもかまいません。
 また何日か様子を見て、集まった数が多くても少なくても、確実に発送させていただきます。
 今回の犯人の処罰が下る日ははっきりわからないですし、もしそれが過ぎてしまっても、送る事、声を届ける事が無意味だとは思えないのです。今後の何かにつながるかもしれません。
 私の方でも、お渡しいただく姿勢に期限は考えていません。

 期限といえば、これは本当に無期限だと思う事があります。「考える事」です。
 「動かなければ」とか、「署名しなくちゃ」とか、そういう義務感とは関係なく、考える事や話し合ってみる事・・・、これに期限はないと思います。
 皆さんが大きな意味でのペットとの生活、人間の心やペットの心理学の事などを、もっともっと意識して考えていただけたらなぁ・・・、と私は思うのです。勿論自分に対してもです。

 タイトルに「心の矛盾?」と添えて書きましたね。
 元々「押し付けにならないように」とはいつも頭の中に置いていたつもりですが、署名のチラシを配っているうちに、説明しているうちに、私の心に矛盾を感じるようになってきたのも事実です。
 実際行っている事は「今回の事件の加害者を起訴に持ち込む為の署名活動」
 だとしたら、「一票でも多く集めよう」という心理が働くのが普通ではないのかな?と思うのに、そうは思えなかったんです。
 「説明してすぐその場ですんなり署名してもらう」という事には抵抗があり、そういう案をいただいても私にはできませんでした。
 じっくりチラシと署名用紙の内容を読んで考えていただいて、ご家族のいる方は話し合ったり、ネットができる環境の方はもっと詳しく色々な事を見ていただき・・・、その上でご自分の意志で「賛同したい」と思っていただいた方から受け取りたい、と思いました。

 「色々な事がいい方向に向かってくれるよう、皆さんに意識を持ってもらえたり、ちょっと考えるだけでもしていただけたら。そのきっかけになってもらえたら。」と、実際渡している署名用紙と違うことを訴えたい自分がいるんだな、という事に気付いていきました。
 数ではなく、質のある、心のこもった票を私は集めたかった。
 署名活動をする上でそんな風に思うのは、なんだか矛盾している気もして・・・。
 でもこういうきっかけがないと、私も動かなかっただろうし、周りの人にも目を向けてもらえないと思うので、やってみてよかったと思います。

 広場だけでなく、ネットの世界で情報を下さったり一緒に考え合って下さった皆さま、色々なお声を下さった皆さまにも感謝しています、ありがとうございました。
 一仕事終えたような気もありますが、「署名用紙を広場に持ってきてくださった方がいた」というメールをいただいて、まだ終わっていないんだな、と、改めて感じでいます。

 多くの人が、大きい意味でのペットとの生活など、色々考えてくれる世の中になってくれたらな、と思います。


  7.30 署名の声が新聞に

 「Dear こげんた」ちゃんのページで、「先日、東京新聞に、署名の声を含めたこの事件の事が載っていました。私たちの声が少しずつ届いているのかもしれません、頑張りましょう」というような内容の事があった。一応、ご報告まで。


  8.2 署名用紙・2度目の郵送

 すんごい大雨・大風・大雷の中、この前、福岡地検に郵送した日以降にお渡しいただいた署名用紙を郵便局に出してきました。
 急いで家まで持ってきて下さった方もいて、「こんなに真剣に考えてくださる方もいるんだ」と、とてもありがたかったです。本当にありがとうございます。
 こげんたちゃんのページで「8月1日に検察庁へ電話をした所、詳しい事はもちろん教えて頂けませんでしたが、まだ処分は決まっていないとの事でした。まだ間に合います。がんばりましょう!!」、という情報が書いてあったので、これも間にあってくれそう。よかった!


  2002.8.8 猫ちゃん事件 書類送検から逮捕・起訴へ

 掲示板にお知らせに来てくれた、すら♪さん、monkoさん、メールで知らせてくれたあんずママさん、mirokoちゃん、ネコにゃんさん、ありがとうございます!
 猫虐殺事件の加害者が、昨日8月7日、書類送検から逮捕・起訴になったそうです。
 これは、ペットの命の重さをもっと受け止めてもらえる社会になる第一歩かもしれません。
 単なる処罰ではなく、更生へ・・・、そういう社会に向かってほしいと望みます。
 ご協力いただいた皆さま、読んで下さった皆さま、本当にありがとうございました。

 署名活動に参加していたので、今朝PCを開けてこのニュースを知った時は、ビックリし、うれしいと思いました。でも今日は出掛ける用事があったので、じっくり他のページを読むのは帰って来てからでした。
 帰って来てから、単純にうれしい、とだけ言ってはいられないと思いました。うれしい反面、今後の不安があるからです。

 起訴に持ち込め、ここまでは皆で署名して、同じ気持ちで来たとしても、ここからはまた、難しい問題です。
 感情論になっている方が多く、死刑を求める声も多いかもしれません。
 でも私は、戦うのではなく、ペットの命の重さをもっと考えてもらえる世の中になっていく方へ導いていかれたら・・・、と思うのです。
 私が望むのは、重い処罰かどうかではなく、更生させる道へ向ける事。大きな意味でです、彼だけじゃなく、今後の世の中に対して。
 どういう環境だとか、どういうサインを送っている子供が将来ひどい事をするのか・・・、彼のようにならないように、親やまわりが察知できる世の中へとすすんでいってほしいのです。

 それと、ペットの命の重みを・・・・・・、動物の命を弄ぶ事・虐待する事が悪い事だと、重い罪だと、もう道徳にプラスで法的にも悪い事だと、もっと世間の人に認識してほしい。
 起訴されたけれど、まだ終わりじゃないんだ・・・。
 これからまた、どうなっていくのか、大きな問題だと思います。
 今後、この起訴後の動きに、日本はどう対処するのでしょう?
 一般市民の内、どの位の人が関心をもってくれる? 何を感じる?

 ひとつだけ言える推測は、将来起こるかもしれなかった、神戸の小学生殺害事件のような残虐な事件がひとつ減らせたかもしれない、という事ぐらいでしょうか・・・?


  8.9 掲示板でのお返事より

>miz-mizさんが書いてくれた事に対する私の意見です。ありがとう。また色々教えてね。
――――――――以下――――――――
「私はどちらかというと、マスコミに抗議というよりお願いして欲しい。
 事件の残酷さをPRするのではなく、罪は裁かれるのだということを、PRしてほしい」
 これ、前私が行ったランダル・ロックウッド先生セミナーの最後の質問コーナーで出て、miz-mizさんと全く同じ事を言っていました。
 おもしろく、悪のヒーローに書き立てるのではなく、こういう事をした人がどういう風になるのか、という結果まで伝えてほしいと。
 その為には、今回のような事実があって、まずできる事だよね。

「まだ、感情的に加熱してしまっている方には、ぜひ、法改正のほうへそのパワーを向けて欲しい。」
・・・はうって感じです。
 私、感情的になっているつもりはないんだけれど、法改正に向けられるだけのパワーを持てる自信がなく・・・。
 社会が、常識が、本当は苦手だったりする。
 ここまでやって、私ができる事はここまででいいのか?
 それは無責任なのか? でも、苦手分野。
 だから、こうやってmiz-mizさんがこういう事教えてくれて、本当に助かります。
 そうだよね、こういう事件に「起訴」という結果がついただけで、今後の何かにつながるんだよね。
 それで、それが、今回の猫ちゃんの命が、少しでも報われるのかもしれない。
 猫ちゃんを想うみんなの心も・・・、ね。

 悲しいけれど、事件が起こる事によってでしか、法改正を思いつけない日本の政治なんだよね、次回の事件の為の・・・(起きてほしくないけれど、起きた時に今回のおかげで少しでもいい方向へいってくれれば・・・)。

 満足・・・、そうですね。無理かと思っていたのに、こうなったんだものね。
 そして今回の犯人の処罰を、もうちょっと見守っていきましょう。

>そして翌日、dekorinさんが書いてくれた事に対する私の意見です。一緒に考えてくださってありがとうです。
――――――――以下――――――――
 こげんたちゃんの事件は、そうですよね、色々考えさせられました。
 意外な展開というか、まさかここまでできるなんて・・・、と嬉しく思う反面、もどかしさもあります。
 miz-mizさんが書いてくれたように、起訴されたからといって、今の日本での可能な処罰は大抵の予想がつくし、それだけじゃあ・・・。
 海外プログラムのように更生プログラムやカウンセリングやら、処罰だけでなく更生に向かってくれなければ、彼だってまた繰り返す危険が・・・。

 でも、今回の事件が起訴、という事例だけで、みんなの認識が変わってくれる第一歩ですよね。
 みなさま、共にありがとうです、<(_ _*)>ぺコリ

 こっそりけせら物語をUPして、あのセミナーをUPする為にもう一度読み直したんです。
 そうしたら、やっぱりおっしゃるように、子供の頃から命の大切さを教えたり、危険信号を周りが読み取る事が大事なんだなぁ、って思いました。
 日本の道徳的社会・法律がいかに遅れているかも・・・。


  8.27 3度目の郵送(福岡地検宛てへのお礼のお手紙)

 お礼の意を込めて、下記の内容のお手紙を手書きで書き、起訴処分が決定した後になってもお渡しいただけた署名用紙があったので、同封して福岡地検宛てに郵送しました。
――――――――以下――――――――
    福岡地方検察庁御中
 三度目のお手紙になります、○○紗英子です。
 この度は、私共の書名を受け取って下さったり、加害者を起訴処分にして下さったり、色々大変だったと思います。ありがとうございました。
 署名活動を行ってはみたものの、実は私は思い処罰を望むというより、彼自身、そして社会全体の更生を望んでいます。
 彼の心のケアー、そして動物虐待がたいした事ではない(後に大きな事件を起こすサインであったり、道徳的に命をもてあそぶ事がどんなにひどい事か)、という事を、もっと皆様に認識してもらえる社会になってほしいと思います。今回の事件がその一歩にでもなってくれたら、と思います。
 もう無意味かもしれませんが、起訴処分決定後、お散歩仲間の方からお預かりした署名用紙があるので同封させて頂きます。
 今後も見守っていきたいと思っています。ありがとうございました。


  2002.9.30 裁判当日・懲役6ヵ月の求刑

 子猫・虐殺事件の初公判が本日行われた。
 ニュースによると、全国から多くの方が傍聴に訪れたそうだ。
 犯人は起訴事実を認め、検察側は「陰湿な犯行で社会に悪影響を与えた」として懲役6月を求刑、判決は10月21日の予定だそうです。

 私の望みは決して「単純に罰を与える事」ではないけれど、裁く事も悲しいけれど、大きな意味で「繰り返される事のないような未来に向けて」という方向を望みます。

 「短くて悔しい」という声も多いけれど、私は今の日本で、法律で、ここまで来た事、それだけでもすごいと思っています。
 みんな、頑張った甲斐があったんだと思います。
 テレビのニュースで一応見れました!

 今日はけせぱぱの仕事場(茶道・花道具屋さん)に子猫が遊びにきました。
 向かいのお家に帰っていったから、そこに住みついている子かも。
 ニュースを知らせに来てくれたのかな???


  10.21 判決

 “有罪判決” 執行猶予3年、懲役6ヶ月 となりました。


ここは、他のページからもリンクしていますが、
本来はけせら物語の一部で、以下からは
そちらにとびます、ご了承下さい。

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