第30章


  2002.7.11 飼い主失格 \(_ _。)ハンセイ

 夕方お散歩に行ったのだけれど・・・。
 ボールで遊んでいて、子供が遊びたがっていたから「お兄ちゃんにちょうだいして」って言ったら、2人の男の子に囲まれて、いっぱいいっぱい遊んでいたけせら。
 しばらくして、離れていったからこっちに来てもらおうと呼んだが、いくら呼んでも、私が「けせら、ボールちょうだい」、って言っても子供の方に行く。完全無視。
 ベンチで1人でぼんやり、かなりロンリーだった。

 飼い主の姿が見えなくなったら、少しは不安になるだろうか?
 広場の下にある薬局に、ちょっとだけ買い物に行った。
 飼い主として無責任だとは思いつつも、お財布だけ持って、カバンは顔なじみのお散歩仲間の集団の所におきっぱなしだから、ちょっとだけ試してみようと思った。
 不安になりながらも帰ってくると、帰ってきた私に、けせらは素通り。一切無視。
 ちょっとだけ期待したんだけどな、かなりショックだった(これがけせぱぱだと不安がるのに)。
 いつまでも、男の子達と遊んでいた。自転車とボールで追っかけっ子。
 姿が見えなくなったりする所まで、走りあっていた。
 しばらく姿が見えなくて、このまま帰ってこないかもしれない、車道に出て、ひかれちゃうかもしれない(これは、今お散歩に来た、という人が車道の近くまでいってたから危ないわよ、と教えてくれたので)。
 でも、ガックリきちゃって動けなかった。
 飼い主より、結局おもちゃなんだなぁ。
 しかも、私だって遊ぶつもりだったのに、同じ遊ぶなら私より彼ら・・・・・・。

 はぁあ、結局けせらのおもちゃ好きなだけで、そのおもちゃで遊んでくれる可能性があるだけでけせらは私とコミュニケーションしてくれてた、絆が出来てきてたような気がしてただけなんだ。
 相手は誰だっていいんだ。あそこまで無視されると、そう思う。

 もう、手の施しようのないほどの重症の子供の患者さんの所へ、ふれあいや犬ぞりを見せるために半年に一度ほど訪問する犬ぞりクラブに入っている知り合いがいる。
 けせらのあの長所を生かして、ふれあう、という方面で、私はいつかそれに参加したいと思った。

 広場でボール遊びをしてくると集まってくる子供。
 しつこくされて、けせらも嫌がっちゃった時期もあるけれど、最近は喜んで遊んでもらってる。
 だから、子供と遊んでもらって、子供を好きになってくれて、そしたらそこに参加できるんじゃないかと思っていたのに、望んでいた事なのに、なんでこんなにガッカリしちゃうんだろ。わがまま飼い主。
 子供と遊んでくれても、私が呼んだら来てくれないなら、まだまだ絆なんてない。ダメダメ飼い主。

 けせらが見えなくなっても動けないほど落ち込んでいた私は、たとえけせらが死んじゃっていてもその時はいいと思っていたという事と同じ、時間がたった今(日記を書いていたその日の夜)でも笑顔をあげられない。
 飼い主失格・・・・・・。


7.12 mirokoちゃん&ミロくんとご対面♪ 
 今日はmirokoちゃんとミロくんと、代官山でご対面しました〜。
 mirokoちゃんは私より年下なのですが、礼儀正しくて、動物思いで、と〜ってもしっかりした素敵な方でした。
 「老けて見られるんです〜、若作りしていきますね」と言っていたので、見た目はいまどきの女の子、でも、他のわんちゃんや飼い主さんへの接し方を見ていて、本当にしっかりしてるなぁ〜、と思いました。
 家が偶然近かった事もあり、思い切ってのご対面。して良かったです!
 ミロくんはまだ10ヵ月だというのに、私をひっぱるけせらをよそに、mirokoちゃんにきちんと付いて歩いていて、「うぉ〜〜〜、けせらの10ヵ月の頃と大違いじゃぁ〜」と思ってしまいました。
 mirokoちゃんいわく、家の中では態度がもっと大きいそうですが、おとなしくって、mirokoちゃんに甘えん坊で、そして写真で見るよりず〜っとハンサムくん!

 おとなしいかと思いきや、mirokoちゃんが走ると嬉しそうにお姉ちゃんにくっついて走っていく感じで、なんだかとっても素敵な光景だなぁ〜、なんて思ってしまいました。
 それに、わんちゃんとも仲良く出来て、代官山地元のわんちゃんが集まると、みんなと仲良く遊んでいました。
 いいなぁ・・・、それにひきかえけせらは、テンションが低すぎ。
 いつもなら大喜びなお散歩なのに、駅に向かう途中、はじめて後ずさる(ちょっと行きたくない自己表示のような)ような行動もし、びっくりでした。
 昨日の私との関係を引きずって、絆がボロボロなのかなぁ。今までは、すぐケロっとしちゃうようなけせらなのに。
 駅でカバンに入れたら「ギャウギャウ〜」と言ったし。・・・・・・どうしちゃったの?
 人が遊んでくれてもいつものようにラッコちゃんしないし、フリスビーを見せたら喜んだけれど、あまりテンションないし、やる気ないし・・・。

 その後、mirokoちゃんの妹さんが合流したら、一時テンションが上がって、ミロくんと共にかけより(初対面)、甘えまくってました(笑)

 夜、お忙しいとわかっていながらシベリア村におじゃまして、mirokoちゃんと妹さん、ミロくんをご紹介しました。
 シベリア村でもミロくん、とってもいい子でした。
 でも、サモエドのノイくん、ハスキーのチョビ太くんの大きさにはビックリかな?(笑)

 ミロくんがmirokoちゃんに甘えていると、けせらも横入りし、甘えにいっていました。

 でもいつものテンションがないよ?どうしたの?
 撫でられ犬チョビ太くんはいつもの通りゴローンだけど、その横でけせらがすねすねモード。
 家ではよくあるポーズだけれど、外じゃあ珍しい・・・。

 でも、けせぱぱが原因を発見しました。
 昨日コンクリの上をあれだけ走り過ぎたけせら。
 帰ってから足を拭くときはいつも通りでしたが、その事を知らないけせぱぱが、あれから夜更かしし、明け方広場に遊びにいったんだそうです、ボールやフリスビーで。
 そしたらテンション低かったらしいのですが・・・。
 連続で走りすぎ、さらに今日歩いたせいか、血は出ていないのですが、肉球が豆がやぶけたみたいになっちゃってて・・・。
 ごめんね、気が付かなかった。痛かったんだね、けせら・・・。
 その日家に帰ってから前足を拭こうとしたら「ウー」と顔をゆがめて。やっぱりテンションの低さは、前足が痛かったからなんだね。

 mirokoちゃん姉妹やミロくんに本来のバビューン姿を見せたかったのにぃ〜(笑)
 今度はもっと元気なけせらと遊んでね〜、(^_-)-☆パチッ
 ツーショットは手前がミロくん、奥がけせらです。 


7.16 広場で遊ぶ(わんこ編)
 夕方、近所の広場にはわんちゃんがいっぱい集まります。
 みんな仲良く遊んでいるでしょ! 多いときにはもっともっと集まってあそんでいます。
 輪の中にいるパピヨンはけせらではなく、けせらは遊んでくれる人の元へ・・・(右写真)。
 けせらも輪に入れるといいんだけどなぁ〜、昔からいっぱい会わせているつもりなんだけど。

P.S. 足の方は(2日もすれば)もうすっかり平気で、今日も喜んでボールで遊んでいました。 


7.17 広場で遊ぶ(こども編)
 けせら物語18章の出てきたたつやくん。何度かけせらと遊んでくれています。
 けせぱぱや私のいう事を聞いてくれて、けせらと優しく遊んでくれる子で、けせらはすっかりなついています。
 しくこくされて子供が苦手な時もあったけれど、たつやくんのおかげかな?極端な子供嫌いにならずに済みました。
 遊んでくれる人(ボール投げ)は、大人でも子供でも大好きです。

 そして、けせらのおさんぽ仲間・8に出てきたマルチーズのコロンちゃんのお姉ちゃん、8歳(小学2年生)のかすみちゃんも、けせらと遊んでくれました。
 かすみちゃんは、その前に私とも「アルプスいちまんじゃく」や「指遊び」で遊んでくれていました。
 指遊びは私の得意分野で、なのに「でんでんむしむし」とか、教えてすぐに出来てしまってビックリ!これはすぐできる人少ないんだよぉ〜。
 かすみちゃんすごい!

 (⌒^⌒)bうふっ、実は、私とけせらでもアルプスいちまんじゃくを練習してるんだぁ〜。


  7.20 広場で遊ぶ(にゃんこ編)

 今日は、広場に飼い猫のピータちゃんがいて、けせらもご挨拶にいっていました。
 おとなしくって、わんちゃんがいっぱいいても、全然警戒しないの。
 前々から思うんだけれど、けせらは犬より猫の方が相性がいいのかなぁ?と思う。

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