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2000.5.1 何だかお外が気になるの お日様が当たって気持ちいいのかなあ。 それともやっぱり、早く、お外に行きたいのかな。 網戸越しに、お外を眺めるけせら。 早く、広いお外に行って、走り回ったりさせてあげたいけど、もう少し、辛抱してね。 今のけせらにはまだ、お外は危険がいっぱいなの。 こんなに元気なけせらでも、伝染病には負けてしまう。 伝染病にかかると、死んでしまうこともあるというのだから、伝染病にかからないために、免疫をつけなければならない。 生まれたばかりの仔犬は、母乳から免疫をもらうけれど、その免疫も、時間と共に消えてしまう。 それでこの前、お注射をしたんだよ。 今、ワクチンを接種して、無理のないように少しずつ、けせらの体に、伝染病に負けない力をつけている真っ最中なんだ。 だから今はまだ、他のワンちゃんのいるような所には出れないんだ。 おさんぽデビューが待ち遠しいね。 |
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けせらは、家具を噛んでみたり、洋服に付いているボタンをカジカジしてみたり、ぶらさがっている紐なんかにも飛びついてみたりする。 仔犬は歯がかゆいから、物を噛むという行動は、とっても自然な行動なんだって。 だけど、いたずらにいろいろな物を噛まれたんじゃあ、家の中は大変だし、注意してても(小さい物や電気のコードとか、危険そうな物を、あらかじめ、触れられないようにしておいたとしても)危険があるかもしれない。 人間はもちろん、噛んではいけないものは、ちゃんと教えておかないと。 その為に必要なのは、噛んでもいい、けせらの物。 けせらのおもちゃは、このとき2つ。 けせらを連れてくる日に買った、鈴入りのナスのぬいぐるみと、紐に飛びつくけせらを見て、新しく購入した紐。 両方とも犬専用のおもちゃで、噛んでも安心。 投げてもらうと、夢中で追いかける。 一生懸命くわえて、運ぶとナスがリンリンリン。 それだけでもう、けせらはとっても上機嫌。 |
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紐を噛むのもだぁーい好き! ひっぱりっこもだぁーい好き! 犬は、家族を自分の群れとして認識していて、その中で、誰が一番強いのか、自分はどの位置にいるのか、ということを、常に意識しているのだという。 自分が一番だと思ってしまうと、いうことを聞かないわがままな犬になってしまうし、ボスとして、常に周りを警戒していなければ、という思いから、本来飼い主から得られるはずの、安心、安らぎを感じることができない犬になってしまったりするらしい。 一番大事なのは、きちんとしつけをすることだけど、こういうちょっとした遊びのひっぱりっこでも、上下関係が出るそうなので、飼い主は、あまり負けてはいけないそうだ。 とっても勇ましく見えるけど、けせらはこれでも女の子。 なんだか紐が大きく見えるね。 |
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けせらが来てから、あっという間に10日以上が経った。 もうすぐ生後2ヵ月になるし、ダンボールもボロボロになってきたし、さすがにこの環境にも慣れただろうし、そろそろ新しいけせらのお家が欲しいよね。 今日はペットショップで、けせらのサークルや、かわいいベットや、サークルに取り付けられる飲み水入れなどを買ってきた。 「何だ? 何だ? 何を持って帰ってきたの?」 新しい物に興味津々なけせらは、けせぱぱが組み立てているサークルの所に行って、あっちをクンクン、こっちをペロペロ。 ほら完成! さっそく偵察に行くけせら。 どう? 素敵なお家だと思わない? ベットは、私が一生懸命に考えて迷って、これに決めたの。 いつもそう、けせらはどれが好きかな、って、一生懸命選ぶから、喜んでくれるかどうか、ドキドキものなの。 |
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どうやら気に入ってくれたみたい。 まだ、見ていられるとき以外は、けせらをお家に入れてしまうので、本当は、できるだけ外で遊んでいたいみたい。 だけど、サークルの中に入れられると、自分だけの落ち着く場所だから、やっぱり何だか安心するみたい。 気持ち良さそうに眠る姿を見て、ベット選びが大成功だったことに一安心(本当は、何を選んでも大差はないのかもしれないけれど)。 けせらのお家と、その外との世界とが、やっとつながったね。 その分、食事の順番を、いつも必ず私たちの後にするとか、そういう順位を表す行動も、きちんと示していかないと。 |
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