カスタマイズとして、インターネットオプションの設定変更を行います。
設定項目が多いので、「コンテンツ」「接続」「プログラム」「詳細設定」について説明します。
表1は、インターネットオプション変更画面の出し方です。
方法1 | デスクトップ上の「Internet Explorer」を右クリック →「プロパティ」を選択 |
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方法2 | Internet Explorerの「ツール」をクリック →「インターネットオプション」をクリック |
方法3 | 「スタート」をクリック →「コントロールパネル」をクリック →「インターネットオプション」をダブルクリック |
オートコンプリートを無効にします。
便利な機能であることは間違いありませんが、セキュリティの脆弱性となる要素は排除しましょう。
表2は、オートコンプリート設定の変更です。
オートコンプリート | 「コンテンツ」のタブをクリック →個人情報の「オートコンプリート」をクリック →オートコンプリートの使用目的 ・「Webアドレス」のチェックを外す ・「フォーム」のチェックを外す ・「フォームのユーザ名およびパスワード」のチェックを外す →「フォームのクリア」をクリック →「OK」をクリック →「パスワードのクリア」をクリック →「OK」をクリック →「OK」をクリック |
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「コンテンツアドバイザ」についての説明を少々。
「コンテンツアドバイザ」によって有害サイトをフィルタできるようにすることを目的としているのですがそうはなっていません。
理由は以下のとおりです。
やはり、有料ソフトや有料サービスを利用するしかないのかというと、ちょっとした制限付きですが方法はあります。
やり方は、第7章:番外コラム(PC環境整備)→「有害サイト対策」を参照ください。
インターネット接続環境(PPPoE接続、ルータ利用、ダイアルアップ等)によって状況が多様化するので、おかしな設定がないかを確認します。
表3は、確認ポイントです。
接続先確認 | 「接続」のタブをクリック →「ダイアルアップと仮想プライベートネットワークの設定」に正しい接続先のみが記載されていることを確認する。 ・不要な接続が残っている場合は削除する。 →「OK」をクリック |
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LANの設定 | 「接続」のタブをクリック →「LANの設定」をクリック →「自動構成」の各チェックを外す。 (プロキシ利用している場合) ・「プロキシサーバー」が正しい内容かを確認する。 (プロキシ利用していない場合) ・記載されていないことを確認する。 →「OK」を2回クリック |
動作を軽くするために、Internet Explorerの起動時の確認をOFFにします。
表4は、起動確認の変更です。
起動時の確認 | 「プログラム」のタブをクリック →一番下の「Internet Explorerの起動時に、通常使用するブラウザを確認する」のチェックを外す。 →「OK」をクリック |
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基本的にはデフォルトでも問題はありません。