コース:
初日に戻る[三輪駅8:30〜大神神社〜狭井神社8:50〜休憩所〜9:15玄賓庵〜桧原神社9:30〜景行天皇陵〜崇神天皇陵〜長岳寺〜13:30石上神宮〜天理駅]
2日目・壺阪山駅〜高取城〜9:50国見櫓〜猿石10:20〜七曲り〜10:45宗泉寺分岐〜砂防公園〜高取町観光案内所〜壷阪山駅[+京都・東福寺通天橋]
2日目: 天気予報が良くないが、午前中は持ちそうだということで、早めに壺阪山駅に向かう。何と駅を降りたとたんに雨がポツポツ・・・。 タクシーの運転手に尋ねると、壷阪寺を過ぎて更に高取城まで車で行けるという。 雨で転ぶのも避けたいし、本降りになる前に少しでも盛りの紅葉を眺めようと、全員一致で山頂までタクシーを利用。料金は2000円弱。
五百羅漢などはいつかまた、ということで、楽をしてタクシーを降りると既に2,3台の乗用車が停まっている。これは朝から紅葉を狙ったカメラマンだろう。
案の定、一番の紅葉の木の下には立派な三脚を構えたカメラマン。う〜ん、ちょっと・・・邪魔なんですが・・・。
気にせずに石垣の上に上り、あっちこっち眺めると、まさに秋の盛り。素晴らしい。これで少しでも日が射したら・・・。
楽しんであちこち歩くと、広い場所に上がれた。ここに方位盤があり、吉野山や大峰の山々を探す。ちょっと霞んでいるが、雪を頂いているのが大峰山脈だろう。 見下ろすとかなりの高さだ。子供に戻って空き地で鬼ごっこでもしている感じ。あっちこっちの石垣の上ってみる。
十分景色を堪能し、一服してから今度は土佐街道方面へと降りることにする。
静かな山に来たなあという実感がする。タクシーの運転手さんによれば、ここには熊はいないとか。これは安心。 少し滑る山道を降りていくと今度は飛鳥にあるような猿石が分岐に待っている。石垣になるはずだったとか。ユニークだ。
あとは、九十九折の道だが、高尾山のハイクを想像すればよい感じで道が続く。運動靴では滑って怖いかもしれないが、山靴なら楽勝だ。 あっという間に宗泉寺(分岐)まで降りて、ここからコンクリートの道となる。
雨の中、鄙びた村にちょっと不釣合いな砂防公園でトイレを借り、更に降りていくと高取町の観光案内所がある。
それからちょっと寂しい通りを歩いていくと、後ろから車の音とクラクション。あ、また会った!
本降りの雨の中をどんどん歩いていたら見慣れぬ大型スーパーに出てしまい、少し戻って壷阪山駅に戻る。
近鉄を乗り換えて東福寺へ。雨もまだまだ降っていて既に2:30を回っているが、駅を降りたとたんに道から溢れんばかりのような人出にびっくり。流石は日本有数の紅葉の名所だ。 何とか頑張って撮影し、人混みに揉まれながらも盛りの紅葉を満喫した。
この日は連休の最終日とあって、京都駅も大変な人混みで、喫茶店も長蛇の列。やっと入ったお店で抹茶あんみつなどを食べて、しばし京都気分を味わい、更に混雑してお弁当を買おうにも売り切れのごった返した新幹線コンコースを泳いで、やっとのぞみに乗車。何と700系の最新型。
いろいろ盛りだくさんの奈良(と京都)を満喫の連休となった。 なかなか楽しいお勧めコースです。
山之辺の道: |