蛇たちの「庭」 

「庭」の四季

蛇たちの「庭」は、今も豊かな自然が残る奥美濃山系や鈴鹿・養老の山々にあります。「庭」にはツキノワグマからネズミまで大小様ざまな哺乳類をはじめ鳥類、両生類、そして昆虫などの小動物と彼等を育む豊かな自然がいっぱいです。春夏秋冬、様々な表情を見せる「庭」と、そこに生きる動物たちの風物詩をご紹介します。

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雪解けの林床に横たわる小鹿の死骸

ニホンジカ(ホンシュウジカ)

死骸を見て思うこと

本州の狩猟期間はだいたい11月15日から翌年の2月15日までですが、頭数が増えて林業や農業への被害対策や人への危害予防などの目的で害獣駆除がなされることもあります。確かにこのところの山でイノシシやシカをよく見かけます。昼間からウリ坊を連れて歩いている親イノシシもいますし、山中を歩いているとそこら中で「ピュィー、ピュィー」と鹿の警戒鳴きが聞こえます。数が増えれば駆除されて、減れば絶滅危惧種となって保護されて、人の都合で生きなければならない彼らにとってはずいぶん住みにくい時代ではないでしょうか。雪解けの山で見た小鹿の死骸を見てそんなことを思いました。






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