キャッチバレーボールとは

キャッチバレーボールとは、名前が示す通りバレーボールのルールをベースにボールを「投げる」・「捕る」ことをできるようにしたスポーツで、1970年に練馬区で生まれたスポーツです。

現在、「練馬区キャッチバレーボール協会」(体協加盟)の下、73団体(約1300名)のクラブが活動しています。

もともとは小学生の女子児童を対象に練馬区の青少年育成委員の方々や小学校の先生方、ママさんバレーの方々が考案したスポーツでしたが、現在では小学生男女を始め、ヤング(中学生女子以上)、一般女子、一般男子(中学生以上)のクラス分けで競技が行われており、練馬区区民体育大会の正式競技の一つになっています。

ルール

【チーム人数】

 小学生・ヤング(12歳以上~25歳以下女子)・一般女子(25歳以上):9人制

 一般男子(12歳以上):6人制

ベンチに入れるのは、9人制15名、6人制12人までになります。

【コート】

 バレーボールのコートを使用します。(長辺18m×短辺9mで中央にネット)

 ネットの高さは、小学生・一般女子:205cm、ヤング:215cm、一般男子:225cm

 ⇒ちょっとバレーボールよりは低いですが、競技のルールのところでその理由を述べます。

ボール】

 バレーボール 4号球

【得点】

 1セット15点マッチ、2セット先取、ポイントラリー制

【競技の基本ルール】

 基本的にはバレーボールのルールに対し、サーブ、バス、アタックの「打つ」・「弾く」を「投げる」・「捕る」の動作に替えます。

 サーブレシーブから3回以内で相手コートに返します。

 サーブ:エンドラインの外側から相手コートへ「投げ込み」ます。

 レシーブ:両手の手のひらで同時に「捕り」ます。この時、左右の手で同時に捕らなかったり、ボールを持ち替えるとドリブルの反則になります。

受け取ったボールは「3秒以内」に投げなくてはいけません。

 パス「両手もしくは片手で投げ」ます。投球動作として1歩まで認められます。それ以上移動すると、トラベリングの反則になります。

 アタック:味方から受け取ったボールをその場から「両手で投げ入れ」ます。この時ジャンプすることが出来ますが原則両足跳びです。 ここが一番難しい所かもしれません。

一般のバレーボールよりもネットが低めになっているのはそのためです。

 ブロック:バレーボールと同様、相手のアタックをブロックすることができます。相手のアタッカは3秒間はボールを保持できるので、タイミングをとることがバレーボールよりも難しいかもしれません。

オーバーネット、タッチネットもバレーボール同様反則になります。

詳細のルールは「練馬区キャッチバレーボール協会」が発行している9人制もしくは6人制キャッチバレーボールルールブックを入手して確認してください。

 練馬区キャッチバレーボール協会HP:http://www.catchvolleyball.org/