1998年三陸海岸旅行記・3〜5日目

8月19日


 電気学会産業応用部門大会1日目.ホテルから会場までは徒歩5分と近くて便利だ.以下省略.

8月20日


 電気学会産業応用部門大会2日目.詳細省略.竿灯やなまはげの実演を見ることができた.

8月21日


 電気学会産業応用部門大会3日目.詳細省略.
 学会が終了し,バスで駅まで戻る.こまち号の指定を取っていなかったので,みどりの窓口で空席情報を確認したが,すべて満席となっていた.もともと18:13発のこまち58号に乗る予定にしていたので,発車まではあと1時間半以上もあり,自由席でも並べば余裕で座れそうである.待合室からホームをのぞくと16:51発のこまち6号が発車してゆき,次の17:22発のこまち56号を待っているであろう自由席客が長蛇の列を作っている.私も早めにホームに入り,待つことにする.ホームにはやはりこまち56号を待つ客でいっぱいであるが,さすがにその次の58号に乗る人はほとんどいないようだ.56号,58号とも同じ乗り場から発車するようだが,ちゃんと自由席のところには次の列車用の並び場のほか「その次の列車」と記した列び場があり私はそこに並んだ.列の先頭から2〜3人目であった.座席の心配はなくなったが,暇である.新幹線用のホームなのでそこから出ることもできずただうろうろするだけである.56号はとっくにホームに停まっているのだが,車内整備に時間がかかっており,なかなか扉が開かない.発車直前になってようやく扉が開き,乗客が乗り込む.我々は荷物を「次の列車」の方へ移す.56号の発車を見送りあとは58号の到着を待つばかりである.
秋田新幹線「こまち」号
▲秋田新幹線「こまち」号
 だいぶ待っただろうか,発車約20分前にようやく入線してきた.56号と違い,すでに車内整備が行われた状態で到着したので,すぐに車内に入ることができた.次の大曲で進行方向が変わるため予め後ろ向きに座席がセットされている.余裕で窓側の座席を確保でき,さっそく駅弁を食べる.しばらくして秋田駅を発車するが,どうやら秋田からの客は全員座れたようである.それでもほぼ座席は埋まっている.次の大曲までは一見複線区間に見えるが,実は秋田新幹線用の標準軌と奥羽本線在来線の狭軌のそれぞれが単線で存在している.したがってこまち58号発車1分後に山形行き在来線特急こまくさ18号が発車するというようなダイヤも可能なわけである.また峰吉川〜神宮寺間は在来線部分のレールが3線レールとなり,こまち号同士のすれ違いが停車せずに行えるようになっている.秋田から約30分で大曲に到着,ここで進行方向が変わる.大曲からの乗客は座れない人が多く,デッキや通路で立つ客がかなり見られた.
 大曲から田沢湖線に入るがあたりは暗くなってきており,景色は楽しめない.大曲から約10分で角館,さらに約15分で田沢湖に到着し,乗客は通路までいっぱいになった.田沢湖から約30分で盛岡に到着した.荷物が多く,通路に立ち客がいっぱいいるので,降りるのに苦労した.盛岡で下車する人はかなりいたが,それ以上に乗車する人が多く,通路までぎっしり乗客を乗せて発車していった.改札を出て今晩の宿,盛岡ニューシティーホテルに着く.余分な荷物は宅急便で自宅へ発送し,かなり身軽になった.風呂に入り,早めに寝る.おやすみなさい...

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