新しい年を迎えて
新年あけましておめでとうございます。今年はどんな年になるでしょうか。
さて、暮れに三越に出掛け『萩尾望都原画展』に行ってきました。デビュー40周年記念とういことで、270点の原稿等を
みることができました。一番期待していた「百億の昼と千億の夜」の阿修羅、よかったです。
線がやわらかく、色もとてもきれいでした。あと、最近の「柳の木」という作品があって、
それがとても気に入り、入っている本を一冊おみやげに購入しました。
そして、カフェ・カレドニアでの忘年会セッション。参加してきました。
初めてのアイリッシュシチューをいただきました。おいしかったです。
食後のセッションでは「Dingle Regatta」という曲を皆で覚え、とても楽しく過ごさせてもらいました。
それから、年が明けてからは読書三昧。
浅田次郎さんの「霧笛荘夜話」は少し重く、切ない内容でした。
でも他にも以前に「天国までの百マイル」を読んだのですが、同じくよかったです。
お金ではない、純粋な無償の愛。とても深いところに流れている愛に触れた気がしました。
萩原浩さんの「愛しの座敷わらし」は、まさしく愛しかったです。
そして「ママの狙撃銃」では、暗殺者の顔を持つママもですが、何より家族を守るママがとてもかっこよかったです。
それから宮部みゆきさんの「小暮写真館」はコミカルでした。青春ですね。楽しかったです。
ところで、こうして書いてみて気がついたのですが、どうやら、今回のテーマは家族愛だったみたいです。
読みたい本を集めてみたらこういう結果だったのですが、なるほど本を選ぶってこういうことですね。
自分が今求めているものが何であるか、ちゃんと教えてくれています。
今年もよろしくお願いします。
<2011.01.15 vol.124>