陶器のオブジェ
またしても九月に岐阜県美術館での「語りかける風景」に出掛けました。
ストラスブール美術館所蔵の展示で、コローやシスレーの風景画と共にあった、
テオドール・ルソーの『木の幹の習作』がとてもよかったです。
他にもカンディンスキーの『サン=クルー公園』も小さな作品でしたが、その筆使いや色使いの鮮やかさがとても印象に残りました。
さて、その企画展の後、いつものように館内のミュージアムショップを見に行きました。
その一画に何人かの作家の方による手作りの作品が置かれていたのですが、
その中の小鳥のオブジェに私は一瞬のうちに心動かされてしまいました。
作品は主に陶器で、ブローチや食器もあってそこにちょこんといた四羽の小鳥。
どれも手のひらに乗る十センチくらいのサイズで、頭に花が咲いていたり、おなかに花が描かれていたりで、とても可愛らしい…。
迷った挙句、二羽の小鳥を連れて帰ることになりました。作家名はキエリ舎さん。三重県のいなべ市で製作されていて、
鳥だけでなくいろんな動物や植物がモチーフになっているようです。
そして十月。すっかりファンになってしまった私は、名古屋市天白区にある雑貨屋macoronさんでの展示会にもさっそく出掛けてきました。
ありました。ありました。とてもたくさん。
陶器だけでなくTシャツ等の染物もありました。
前回迷った時間以上に再び迷った挙句、ふくろうのブローチ、ライオンのオブジェ、
小鳥のペンダント(トップが陶器です)、あと鳥の図柄がプリントされたランチョンマットを購入しました。
おかげで今は部屋の一部が森の仲間たち、という雰囲気になっています。
さらに今の十二月には、刈谷市のBloomさんでのGift展でも作品がいくつか並ぶそうです。私も是非足を運びたいと思います。
<2010.12.15 vol.123>