最終更新日: 2012年08月15日

こんな処で白蛇に出会った [2011/09/04] ※工事中


息子のお礼まいりなのだが

 隔年で詣でている『一畑寺』も息子が数えで四歳となり、今年で最後となります。 計画を立てるのが若干遅れた影響で、宿がうまく確保出来ず、5月5日からの3日間の日程となりました。 処が出発の前日に当の息子が40℃近くの熱を出して旅行中止も考えましたが、座薬を入れて様子を見たところ熱が下がったので、予定通り出発する事にしました。 それでも殆ど寝ずの看病でしたので、ぼーっとしながらの出発です

道を間違えた

自宅[8:30] − → 大竹I.C. → 山陽、米子自動車道 →溝口IC[9:30]

 7時出発の予定でしたが、息子の様子を見ていた影響で結局1時間半遅れの8時半出発となりました。 今年は震災の影響?で、岩国基地のフレンドシップデーが中止され、高速道路は比較的空いていました。 カーナビの設定を忘れ、更に寝不足でぼーっとしていた影響でしょうか。 五日市JCTから広島自動車道に入って行かなければならなかったのに、そのまま山陽自動車道を直進してしまいました。 今更引き返すわけにも行かず、そのまま岡山経由で大山に向かうことにしました。 しかしこの選択が結果的には失敗でした。
 遅めの朝食は、小谷サービスエリアで摂りました。 10時頃に着きましたが、流石にGWです、人で一杯でした。
 その後岡山JCTの手前6Km付近から突然渋滞に巻き込まれ、抜け出すのに小一時間を要してしまいました。

意外と近い大山寺

溝口IC[11:50] − → K45, 158 → 大山寺[12:30]

 峯寺は三刀屋松江ICのそばにありました。 住宅地の中を抜けて行く道路を走っているといつの間にかすれ違い出来ないような細い道になり、しかも山登りです。 お寺がある場所は、やっぱり山の奥でした。 峯寺に到着すると、ここにも数台の車が止まっています。 高速料金の値下げ効果でしょうか。
 精進料理を食べる事が出来るとの事でしたが、果たして食べに来る方がいらっしゃるのか疑問に思えるような雰囲気でした。 御朱印を頂いている間に、家内達はお庭を見学して来たものの、今一つとの感想で、あまり特徴のあるお寺ではありませんでした。

大山寺
 

人ごみに圧倒

大山寺[11:40] − → K158, 45 → 鳥取花回廊[12:00]

 フォーゲルパークの駐車場も満車です。 運良く第一駐車場に入れることが出来ましたが、止められたのは駐車場の端っこの方です。 ここまで駐車場が広いとは知りませんでした。 着いたのは12時ちょうどなので、先ずは食事と思いましたが、「レストランフローラ」も混雑していましたので、先に園内を回る事にしました。
 流石に3度目の訪問となると新鮮味が有りませんでした。 また、人が多くてバギーを押しての見学はかなり厳しいものがあります。 娘はゆっくりと見たかった様ですが、それぞれの温室は早々に通過してしまいました。
 そんな中、娘が突然やりたがったのが「パラダイスホール(ふれあい温室)」鳥を腕に乗せる体験コーナーです。 前回は、家内がやったのですが、娘は怖がっていました。 2年経つと積極的になるものです。係りの方に餌代の100円を渡して、カップに入っている餌を受け取ると「オオハシ」の方から娘の腕に飛び乗って来ました。 その瞬間から娘は硬直してしまい、顔も強張っています。 「オオハシ」は無頓着に餌が無くなるまで食べ続けると、止まり木の方に戻ってしまいました。 それでも娘としては満足だったようでした。
 流石にお腹が空いてきたので、水鳥池のほとりにある「そば亭 不昧庵」を覗きましたが満席のようでしたし、メインは「そば」なのでパスしました。 その先に、軽食コーナーが有ったはずなのですが、中に入るとガランとしていて何も有りませんでした。 センターハウスに戻り、「レストランフローラ」で席を確保してバイキングを頂きました。 思ったよりも美味しく頂く事が出来、ちょっと食べ過ぎてしまいました。
 入口にあった土産物コーナーが大幅に縮小されてしまい、経営的に大丈夫かとちょっと心配しながら、フォーゲルパークを後にしました。

ラナーハヤブサ
球根ベゴニアの壁
シロフクロウ
ベンガルワシミミズク

食事は焼き鳥で

とっとり花回廊[17:30] − → R181 → 東横イン米子[18:10]

 ホテル併設の立体駐車場の前が大渋滞です。 操作を理解していないお客様がもたもたしていた様で、ホテルに着いてからチェックインするまでに30分近くかかってしまいました。
 さて夕食ですが、出雲ではいつも苦労します。 前回は苦労して「うなぎ屋」まで娘を抱えながら歩いて行きましたので、今回は近場で済ますはずでした。 ところがホテルのそばにある焼き鳥屋は既に満員、出雲市駅には食事が出来る場所がなく、ホテルα-1併設の串焼き屋も満員で、1時間待ちとか。 結局、出雲市駅前をぐるぐると歩き回り、「すき屋」での牛丼に落ち着きました。 ホテルに来る途中で見かけた「出雲ドーム」のモスバーガーで買って来れば良かったと、大後悔です。
 食事場所探しでクタクタになり、今回も「らんぷの湯」という温泉設備には行かず仕舞いでした。
 翌朝、通常はホテルの無料朝食(おにぎり等)を頂くのですが、ロビーは満員でなかなか席が取れそうもありません。 今回の旅行のメインイベントの「二才児まつり」に間に合わなくなると困るので時間を優先し、昨晩の夕食場所探しで見つけていた駅前の「ドンク」でモーニングセットを頂きました。

子供達は大満足

東横イン米子[12:10] − → R181, 9, K24 → 森の国[12:30]

 天気が良ければ大山へ、雨が降ったら「とっとり花回廊」との計画を昨日立てました。 天気予報では、朝から雨のはずでしたが、極めて良いお天気で、予定通り「大山トムソーヤ牧場」へと向かいました。
 然程お腹は空いておらず、先ずは牧場内で遊ぶことにしました。 駐車場は満車でしたが、中はそれ程でもありません。 最初は、ポニーへの乗馬にチャレンジ。 娘は意外と怖がらずに楽しそうにポニーに乗っています。 1周約5分位の乗馬でしたが、満足したのか満面の笑みを浮かべていました。
 次は「ひつじの毛刈り」です。 子供の手には余るような大きな毛刈り用のはさみに往生しながらも、手のひら大の羊の毛を刈る事が出来ました。 お土産として持ち帰っても良いとの事で、洗うと真っ白でふわふわの毛玉になる予定です。
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落ち着く佐太神社

森の国[14:40] − → K24 → 米子JCT → 山陰自動車道 → 東出雲IC →R9, K24 → 須我神社[14:50]

 遅めの食事を終え、予定よりも早めに佐太神社へと移動しました。 国道431号線から佐太神社に向かう道路が綺麗に整備されていました。 佐太神社は相変わらず静かに佇んでいました。 美保神社もそうですが、山陰にある神社は何故かとっても落ち着きます。 社務所で宮司さんが参拝客の様子を観察されているようで、拝殿で拝礼すると太鼓を鳴らして下さいます。 とってもゆったりとした充実したひと時を過ごす事が出来ました。

須我神社
出雲國風土記に「カンナビヤマの麓に座す」佐太大神社(さだおおかみのやしろ)或いは佐太御子社(さだみこのやしろ)と見え、延喜式(えんぎしき)には出雲國二ノ宮と称され、出雲國三大社の一つとして杵築(きずき=出雲大社)、熊野、鎌倉時代においても杵築、日御崎とともに「佐陀大社」と称えられた神社である。
 中世には伊弉冉尊(いざなみのみこと)の陵墓である比婆山(ひばやま)の神陵を遷し祀った社と伝え旧暦十月は母神である伊弉冉尊を偲んで八百万の神々が当社にお集まりになり、この祭りに関わる様々な神事が執り行われることから当社を「神在の社」(かみありのやしろ)とも云い広く信仰を集めています。盛時には神領7千貫・神職224人を有し、年間七十余度祭禮が行われていたと云いますが、太閤検地で領地を減じられ神職75人となったと云われています。

意外と良いホテル

須我神社[17:10] − → K24, R9 → 松江ニューアーバンホテル[18:10]

 遊覧船に乗った分遅くなってしまい、ホテルに着いたのは18時過ぎでした。 ホテルの立体駐車場は満車で最寄の一般駐車場に車を止めましたが、かえってこちらの方が便利かもしれません。 チェックインカウンターは混雑しており、インターネット予約の特典景品も貰えずじまいでした。
 ここ「東横イン 松江駅前」は建築資材を不法に地下に投棄し、硫化水素が発生して大騒ぎになったホテルですが、当然の事ながらそんな気配は全く有りませんでした。

牛タン再び

 松江は食事処が沢山あり、選り取りみどりですが、前回のようにタクシーで食べに行く元気はなく、松江駅ビル内のイタリアンレストランに行くつもりでホテルを出た所、焼き鳥屋があり、娘に聞くと焼き鳥の方が良いとのことだったので、昨日のリベンジで焼き鳥屋に入りました。
久し振りの焼き鳥屋で、また、宿泊場所が歩いて数分の所という安心感も手伝って、心おきなく飲みながら焼き鳥を頂く事が出来ました。 食事としてたのんだ、つくねスープや卵かけご飯も美味しく、気持ちもお腹もとても満足して、ホテルに戻りました。

四才児お礼まいり

松江ニューアーバンホテル[9:30] − → R431 → 一畑薬師[10:10]

 旅行慣れしてスケジュールをきちんと伝えていなかった私が悪いのですが、9時出発の予定が大幅に遅れて9時半になってしまいました。 一回目のご祈祷は10時半開始です。 これでは間に合いそうもありません。 はやる気持ちを抑えながら車を走らせ、駐車場に辿り着いたのが10時でした。 息子を引きずるように参道を抜け、息を切らせながら石段を登り、なんとか受付を済ませました。 本堂には既に祈念を待つ方が入り始めていて、我々が入った時には6割方が埋まっていました。

 時間が来ると、いつものように4人の舞姫による舞の奉納が有りました。 内陣への移動はちょっと手間取り、前の方には座れませんでしたが、皆がお焼香をしている間に、内陣に入らなかった娘を連れてさっさと本堂を出て、「草踏み神事」の陣取りを行いました。 こちらは運良く先頭に並ぶ事が出来ました。 写真撮影の為に、息子を家内に任せて「草踏み神事」に参加して貰いました。  草踏み神事を終え、お坊様の講話を聞いた後、今回も甥っ子の為に絵馬を奉納して、一畑薬師を後にしました。

一畑寺
 一畑寺(いちばたじ)は、出雲神話の国引きで名高い島根半島の中心部、標高300メートルの一畑山上にある。 「目のお薬師様」として、古くから全国的な信仰の広がりを持つこのお寺は、1300段余りの石段(参道)でも有名である。
創開は、平安時代寛平六年(894)、一畑山の麓、日本海の赤浦海中から漁師の与市が引き上げた薬師如来をご本尊としておまつりしたのが始まりで、与市の母親の目が開いたり、戦国の世に小さな幼児が助かったことから、「目のやくし」「子どもの無事成長の仏さま」はじめ、諸願に霊験あらたかなお薬師様として篤く信仰されいる。

草踏み神事
草踏み神事

絶景は海上からに尽きる

一畑薬師[15:50] − → R481 → 松江玉造IC → 山陰, 松江自動車道 → 三刀屋木次IC → R314 → 出雲おろちループ[16:05]

 松江に向かう途中で、加賀漁港があり、もしかしたら観光船の乗り場かもしれないと立ち寄って見ました。 確認するとやはり加賀の潜戸への観光船乗り場でした。30分程でこの日の最終便が出港するとのことなので、寝ていた子供達を起して待合室で待っていました。 お客さんは他には居ないらしく、我々だけを乗せた船は潜戸を目指して出港したのでしたが、港を出るか出ないかの所で乗り場にUターンしてしまいました。 実はもう一組お客さんが居たらしいのですが、乗せ忘れて出港してしまったのでした。
 乗せ忘れた乗客を乗せて改めて出港した船は、まずは旧潜戸に向かいました。 年端もゆかぬのに、生命絶えた幼子の魂の集まる場所といわれている苔むした、小石積みし塔が、無数になる賽の磧、旧潜戸は「仏の潜戸」とも呼ばれていて近くで見ると女性器の様にも見えます。 旧潜戸のそばに船着場が設けられており、そこからトンネルを通って旧潜戸の中に入る事が出来るようになっています。 船着場には水子地蔵が祀られており、潜戸の中にも幼くして亡くなった子供達を弔うように玩具などが供えられていました。
 再び船に乗り更に外海に向かった所に新潜戸が有りました。 新潜戸は加賀港湾の突端に切り開いた高さ40m、長さ200mの海中の大洞窟で三方に通口があり、佐太神社の祭神、猿田彦命の御誕生地として伝えられています。 船は西の入口ギリギリに洞窟内に入り、東の入口に抜けて行きました。 洞窟内に入れると思っていなかったので、なかなかの体験が出来ました。
 洞窟を抜け、加賀漁港に戻る際に、先程上から眺めた灯台を見ることが出来、近くの岩場では多くの人が釣りを楽しんでいました。 車の持ち主は、これらの釣り人達だったようです。

マリンプラザしまね
第5なぎさ丸
旧潜戸(仏潜戸)
新潜戸(神の潜戸)
洞内からみる北口
下から見た灯台

米子道で少しだけ渋滞

出雲おろちループ[14:40] − → R314, 183 → 庄原I.C. → 中国、広島、山陽自動車道 → 大竹I.C. → 自宅[19:30]

 トムソーヤ牧場を早めに切り上げると、米子自動車道に乗って帰宅の途に着きました。 途中、蒜山PAに立ち寄りジャージィー牛のぬいぐるみを運良く手に入れると、後は自宅を目指してひたすら走ります。 途中、米子道が中国道へ合流する手前で2車線が1車線へと車線数が減少する区間があり、少しだけ渋滞しましたが、後はどちらかと云えば逆方向でスムースに流れていました。
 今回の旅行も無事に、また、予定を上回る場所を訪問する事が出来、満足した旅行でした。 出雲國神仏霊場巡りも6箇所(一箇所は?)にお参りする事が出来たので、残りは「須賀神社」と「大山寺」の2箇所です。 この分だと再来年には20箇所制覇が出来そうです。


訪問場所のご案内

名称
内容
住所
電話番号
備考
荒木屋 蕎麦屋 〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東409-2 0853-53-2352 紹介記事はこちら
古代出雲歴史博物館 美術館 〒690-0049 島根県出雲市大社町杵築東99-4 0853-53-8600 \600
東横イン 出雲市駅前 ホテル 〒693-0001 島根県出雲市今市町971-13 0853-25-1044
松江フォーゲルパーク 動植物園 〒690-0263 島根県松江市大垣町52 0852-88-9800 \1,500
マリンプラザしまね 遊覧船 〒       島根県松江市島根町加賀 0852-85-9111 \1,200
東横イン 松江駅前 ホテル 〒690-0003 島根県松江市朝日町498-10 0852-60-1045
大山トムソーヤ牧場 動植物園 〒689-3513 鳥取県米子市岡成622-2 0859-27-4707 \800



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