自宅[7:10] - → 岩国I.C. → 山陽、中国自動車道 → 美東SA[8:20]
恒例となった娘の誕生日祝いの「ハーモニーランド旅行」に今年も出かけてきました。 昨年は息子が生まれたばかりで、娘には諦めてもらったので、二年ぶりとなります。 今回も、陸路で大分を目指しました。
美東SA[9:00] - → 中国、九州自動車道 → 小倉東I.C. → R10 → 宇佐I.C. → 宇佐別府道路、日出バイパス → 日出I.C. → R10 → ハーモニーランド[11:30]
朝食はお決まりの美東サービスエリアでの「ごぼ天うどん」のはずでしたが、娘が食券の券売機のボタンを押し間違え「ごぼ天うどん」が一人分、「ごぼ天そば」が二人分になってしまいました。 出来上がる迄に、誰がうどんにするかを話し合っていたところで番号を呼ばれ取りに行くと三杯とも「ごぼ天そば」でした。 店に文句を言おうかとも思いましたが、そばも嫌いではないので食べてみると、意外と「そば」も美味しいのです。 もしかしたら「うどん」よりもごぼ天の出汁がしみていて美味しいかもしれません。 今回は怪我の功名でしたが、たまには何時もと違うものをオーダーしてみるのが良いかもしれません。
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ごぼう天そば
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昼前にハーモニーランドに到着、ハーモニービレッジの広場では相変わらずパレードの場所取りをしています。 荷物を置くだけの場所取りは禁止されていますので、見張りが一人必要になるわけですが、折角遊園地に来ながらレジャーシートの上でボーっとしているのももったいないような気がします。 彼らを横目で見ながら、まずインフォメーションセンターで誕生月の手続きを済ませました。
ハーモニーパークのキティキャッスルの前まで進むと娘がいきなり右手にあるジェットコースターに乗りたいとの事。 4歳以上であれば父兄同伴で乗車が可能なので、娘はOKです。 ジェットコースターが苦手な私の代わりに家内が付き合うことに。 予想以上にGがかかったそうですが、娘は平気な顔をしています。 連続して乗りたがりましたが流石にそれは勘弁してもらって、ハーモニートレインでカーニバルスクエアに向かいました。
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リズミックコースター
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ハーモニートレインは新作の「キティ号」です。 毎年このハーモニートレインから満開の桜を眺めるのを楽しみにしていますが、今年は桜の開花が早く、諦めていましたが、その後の寒さでなんとか散らずに残っていた満開の桜の中をいつものように駆け下りて行きます。 気持ちの良い風に吹かれながら、毎年ここで良い気分を味わっています。
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ハーモニートレイン「キティ号」
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車上から見た満開の桜
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平日とあって、カーニバルスクエアはがらがらです。 ボートライドは我が家だけで、一艘貸切状態でした。 以前の娘の様に、トンネルの中の暗い部分で恐竜が登場した場面では、ちょっと怖がり泣きそうになった息子でしたが、その後は結構興味津々でトンネルを出てからもトンネルの中を名残惜しそうに目で追っていました。
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ボートライド乗り場
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中の様子
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ホワイトバーズスクエアに上がり、パレードが終わるまでに昼食を摂りました。 毎年少しずつメニューが変わっている気がします。 一昨年頼んだシチューやオムライスが無くなって、スパゲッティミートソースとえびピラフに変わっていました。 それらに加えてアメリカンドッグやたこ焼きを頼んで、お昼にしました。
違いと云えば前回は、パーラーにたくさんいたハトを一羽も見なかった事です。 衛生的には良い環境になったと思いますが、ハト達は駆除されてしまったのでしょうか。
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シナモンテラス・パーラー
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ここハーモニーランドは元々赤松峠に位置しており、その中でも高台に立っている大観覧車からは辺りが一望に見渡せます。 今回の娘のブームはマイメロディらしく、観覧車はマイメロディの箱に乗って一周しました。 息子も高いところを怖がらすに、楽しそうに外を眺めていました。
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大観覧車ワンダーパノラマ
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娘は勢いよく2階に上がって空いているところを探したのですが、既に満員で仕方なく1階の木馬に跨りました。 息子はその後ろの馬車の座席に座らせます。 回転木馬のスピードが上がるに従って、遠心力に引っ張られ転がりそうになりましたが、それでも楽しそうにしていました。
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フェアリーキティカルーセル
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前回3回も乗ったエンジェルコースターの第1回目の挑戦です。 相変わらず重力加速度がかかる乗り物はお好きな様で、満面の笑みを浮かべながら乗っていました。 連続して乗りたがりましたが、これも休憩を挟むように説得しなんとか納得して貰いました。
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エンジェルコースター
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5歳にもなるとハンドルを回す事が出来るようになり、コーヒーカップがグルグルと回ります。 ジェットコースターに続けて乗った家内はちょっときつそうでした。
今回は私が娘と乗りました。 思っていたほどにはGがかからず、小さいお子様にはお勧めです。
家内に娘と息子を預け、撮影に専念したのですが、娘がなかなかこちらを向いてくれません。 そうこうしている間に1周が終わってしまいました。
他のアトラクションに比べるとこのアトラクションは大人気で、行列が出来ています。 昼食時には比較的空いていたので、食事の直後に乗れば良かったとちょっと後悔しました。 ホワイトバーズスクエア見渡したり、桜のトンネルの中を通って行ったりと気持の良いアトラクションです。 今回は操縦を娘に任せましたが、まずまずの出来だったのではないでしょうか。
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スカイジェット
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今回2回目の挑戦です。 先頭に乗ってくれたので、下から撮影するには好都合でした。
2回目は2階に上がる事が出来ましたが、柵が邪魔になって写真を撮るのは難しくなってしまいました。 今度も馬に跨りご満悦の様子です。
今度は撮影を家内に任せ、娘と息子を引き連れてゴンドラに乗りました。 娘は相変わらずカメラの方向を見てくれないので、写真を撮るのに苦労したようです。
3回目のエンジェルコースターです。 前回も3回乗りましたので、3回乗らないと気が済まないのでしょうか。 6歳以上は保護者なしでも乗れるとの事なので、来年は一人で乗って貰いましょう。
2回目は娘と二人で乗りました。
アトラクションの最後を締めくくるのはやっぱりジェットコースターでした。 これで通算5回乗った事になりますが、付き合っている家内はフラフラになっていました。
お土産を求めてハーモニービレッジでショッピングしている間に、バギーに乗せていた息子は寝てしまいました。 閉園時間が迫ってきたせいでしょうか、インフォメーションセンター近くにキティちゃんとポムポムプリンの着ぐるみが出てきて、記念撮影をしようと人だかりが出来ています。 最初は恐々だった娘も最終的には、キティちゃん、ポムポムプリンそれぞれと並んで記念撮影をする事が出来ました。
ハーモニーランド[17:00] - → R10 → 日出IC → 日出バイパス、大分自動車道路 → 大分IC → 東横イン大分駅前[17:40]
終園時間までハーモニーランドで目一杯遊び、今夜の宿がある大分市内へ再び高速道路を使って移動しました。 大分市内は予想以上に大きな都市で、一方通行の道も多く、大分駅を大きく迂回しながらホテル前に到着しました。 ホテルに駐車場は併設されているのですが、やはり一方通行の道に面しているため、一端荷物を下ろしてから、ホテルの周りをぐるっと一周する形で立体駐車場に入れる事が出来ました。
部屋は6階でおなじみのツインルームです。 部屋としては決して広くはありませんが、どこに泊まっても同じ仕様なのでかえって安心感があります。 子供が小さい内は、ゆっくりと温泉を楽しむ訳にも行かず、ビジネスホテルで充分だと思います。 子供達が寝ている間に落ちないように、サイドテーブルを外して、ベッドをくっつけいつでも寝られる体制を整えて、食事に出かけました。
部屋で一休みすると夕食を摂りに『二代目 与一』に向かいました。 地図で見ただけでは判りませんでしたが、どうやら商店街の一角にあるようです。 私が道を勘違いしてどんでもない方向に行きそうなのを家内に諭され、その後は迷う事なく店を探し当てる事が出来ました。
店に入ると、平日の18時過ぎにもかかわらず、お客さんは数名しか入っていません。 しかもお客さんは常連さんばかりのようでした。 店の佇まいや雰囲気から一昨年の出雲の『武志屋本店』を思い出してしまいました。
食事は娘と息子で「うな重」を一人前、我々はお目当ての「琉球丼」を、また蛸の酢の物と名物「とり天」で生ビールをおいしく頂くはずでした。 付きだしと蛸の酢の物はすぐに持ってきてくれました。 次に「うな重」が、最後に「琉球丼」が運ばれて来ましたが、「とり天」は一向に運ばれてくる気配が有りません。 その後、他のお客さんも入って来なかった事もあって、厨房から料理人も出てきてテレビでプロ野球の開幕試合を見ています。 どうやらすっかり忘れられているようでしたが結果的には、生ビールと「琉球丼」でお腹が一杯となり、「とり天」がオーダー漏れで良かったです。
さてお味です、うな重は焼き魚でしたが「琉球丼」はガイドブック通り美味しかったです。 ご飯の上にづけにした関アジの切り身、そして大葉と長ネギそして白ゴマが振りかけてあります。 もっと脂っこいものかと思っていましたが、意外とあっさりしていてちらし寿司のような感じでした。
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二代目与一
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琉球丼
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うな重
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東横イン大分駅前[9:00] - → R10 → うみたまご[9:30]
東横インの朝食はサービスで普通はおにぎりと味噌汁があるだけですが、ここは大サービスで和食、洋食のミニバイキングになっていました。 白ご飯、炊き込みご飯、おにぎり、味噌汁、サンドウィッチ、ハンバーグ、卵焼き、焼きウィンナー等々、結構バラエティに富んでいます。 しかも朝食サービスですので驚きです。 長崎のどこかのホテルに見習わせたい位です。
天気は予報通りで、朝から雨模様でした。 うみたまごに来るのは3年振りです。 雨の降る日は水族館でしょうか、かなり早い時間にもかかわらず駐車場はそこそこ混んでいました。
2Fの入口から入り、リバーゾーンを抜けるとマーメイドホールで丁度「大回遊水槽のおさかな解説」を行っていました。 1Fに降りると「たちうお」の水槽があります。前回訪れた時には水槽一杯に太刀魚が泳いでいましたが、今回は大分数が少なくなっていました。 1Fに降り、暗さが増したので息子が怖がるだろうと思っていたのですが、意外と平気で、水槽を見入っていました。 キッズコーナーで子供達が大はしゃぎし、熱帯魚の展示コーナーでは息子が真剣に魚達を観察しています。 特にブルー系の熱帯魚がお好みの様で、飽きずに何時までも眺めていました。
中二階のパフォーマンスエリアではトドのパフォーマンスに多くのお客さんが集まって居ました。 雨も降っていたのでちょっと外れの方へ行くと、そちらではセイウチのパフォーマンスも同時に行われていました。 こちらは外れにあるせいか数える位しか人が居ません。 セイウチも係員さんの指示に従って上手にポーズを取ったり、アクリル板越しにお客さんとキスしたり。ビックリしたのは水槽の水を口に含むと勢いよく水鉄砲の様に口から噴射出来る事でした。 娘も目の前に水が吹き付けられてビックリしていました。 残念ながら時間が合わず、今回はイルカ達のトレーニングを見ることが出来ませんでしたが、水槽の中を泳いでいるイルカを見て、娘なりに満足している様でした。
最後にオープンショップでおみやげを仕入れ、うみたまごを後にしました。
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大回遊水槽のおさかな解説
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ちんあなご
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アジとイワシの群れ
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話題のクラゲ
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クマノミ
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タッチングエリア
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うみたまご[12:00] - → R10 → 別府IC → 大分自動車道路 → 別府湾SA[12:40]
うみたまごを出てから雨足は強まって来ました。 大分自動車道に乗ると今度は霧で視界が悪化しています。 そんな中、昼食を摂るために別府湾SAに立ち寄りました。 娘は「うどん」を、家内は「しらす丼」をそして私は昨日のリベンジで「とり天定食」を頂きました。 食事を終え、サービスエリアを出発する頃には霧は晴れて居ましたが、相変わらず雨は降り続いていました。
別府湾SA[13:30] - → 大分自動車道路、別府・宇佐自動車道 → 宇佐IC → R10 → 東小倉IC → 九州自動車道 → 門司IC → 九州鉄道記念館[15:30]
サービスエリアを出発した時点では、門司への到着予定時刻が16時半を示しています。 記念館の開館時間が17時までですので、これでは記念館へは寄れません。 ナビゲートされた道を確認すると、大分自動車道、九州自動車道を経て門司にいたるコースになっています。 これを無視して別府・宇佐自動車道に入っても時間的には10分しか短縮されません。 雨の中ひたすら北上し、門司を目指しました。
門司に近づくにつれてカーナビの到着時間が早まって行き、最終的には当初の16時半より1時間前に到着する事が出来ました。 これなら十分に寄り道して見学する価値があります。 入館料の\300を払って、館内に入りました。
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西ゲート
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本館
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本館に入ると正面には明治時代の客車「チブ37」が展示されています。 車輌に乗り込むことが出来、座席は畳になっています。 2階は展示コーナーになっていて、特別展示では最近復元され「SL人吉」として運行される58654の大修理の模様や「あそBOY」として活躍していた頃の写真で紹介されていました。
HOゲージのジオラマは九州全土がレイアウトされ、特にこの記念館に隣接する門司港駅と博多駅はかなりリアルに再現されています。 今日最後の運転が16時から行われました。 ビデオで解説しながら、模型を動かすのですがビデオの調子が悪く、模型の運転とシンクロしていません。 ビデオが終わった所で、改めてビデオ放映と模型の運転を行いましたが、時間がもったいないので他の展示を見に移動しました。
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チブ37
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九州全県のジオラマ
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ミュージアムカフェ「汽車ぽっぽ」
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さいたまの鉄道博物館と同じようにミニ列車を運転できるコーナーが設けられています。 記念館のパンフレットによると、こちらの方が先に始めたようでした。 都会と違って予約券を発券して頂く事も無く、チケットを\300で購入すると好みの車輌が来るまでの順番待ちの列が出来ている位です。 「ゆふいんの森」号の人気が高く、数名が順番待ちしていましたが、我々は特にこだわりもなく、何でもOKと申し出ると、順番を飛び越して「リレーつばめ」号に乗せて貰う事が出来ました。
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駅舎
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プラットホーム
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787系 つばめ
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883系 ソニック
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72系 ゆふいんの森
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車両展示場は門司港駅のすぐ脇に以下の写真プラス2両が展示されていました。 クハネ581では下段のベッドが再現されており、娘達はベッドの上に寝転がってはしゃいでいました。 親たちも大好きな581系に乗車出来て大満足です。
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C59 1号機
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EF10 35号機
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ED72 1号機
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キハ07 41号
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クハ481ー603号
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クハネ581−8号
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九州鉄道記念館[17:00] - → 門司港IC → 中国、山陽自動車道 → 佐波川SA[18:00]
夕食は近所の方のお勧めで中国自動車道・佐波川サービスエリアにある「ペッパーランチ」で夕食を摂りました。 メニューはハンバーグ、ステーキ等鉄板ものが数種類だけですが、値段はいずれも千円前後でお手軽な料金です。
量的には物足りない感じもしましたが、味は十分にいけるものでした。 上りだけでなく、下りのサービスエリアにも出店しているようなので、今後は山口・九州地区への旅行の際に是非とも利用して行きたいと思います。 併設されている「海の幸」もおいしそうでした。 コンビニエンスストアしかないサービスエリアだと思っていましたが、意外と利用価値のあるサービスエリアだと今回見直しました。
佐波川SA[19:00] - → 山陽自動車道 → 岩国IC → 自宅[20:00]
お腹が一杯?になったところで家路に付きました。 高速料金が値下げされているにも関わらず、交通量は思ったほどには増えていません。 岩国ICを出るときのETCの表示は確かに「割引適用 \1000」となっていました。 今回は細切れに高速道路を利用したため、あまり恩恵を受けたとの印象はなかったのですが、もう少し長距離を移動する際には有難みが判るかもしれません。
兎に角、今回の旅行も計画した3箇所のイベントを予定通りにこなし、楽しい時間を過ごす事が出来ました。 娘に感想を聞くとやっぱり「ハーモニーランド」が一番楽しかったようでした。 息子は水族館で真剣に魚を眺めていましたし、親は「鉄道記念館」で大いに盛り上がりましたので、三者三様に楽しめた旅行だったと思います。 来年こそは、日程を延ばして「九重、日田」方面まで足を伸ばしたいと思います。
名称
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内容
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住所
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電話番号
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備考
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ハーモニーランド | 遊園地 | 〒879-1598 大分県速見郡日出町大字藤原5933番地 | 0977-73-1111 | |
東横イン大分駅前 | 宿泊 | 〒870-0026 大分県大分市金池町2-2-5 | 097-534-1045 | |
うみたまご | 水族館 | 〒870-0802 大分市高崎山下海岸 | 097-534-1010 | |
九州鉄道記念館 | 博物館 | 〒801-0833 北九州市門司区清滝2-3-29 | 093-322-1006 |