ここ数年、ゴールデンウィーク前に高校時代の部活の仲間が集まり親交を深めています。 残念ながら、今回も参加出来ずに居ましたが、集まった際に、私の話題が出たらしく、話を聞いた先輩から「路面電車まつり」へのお誘いメールが送られて来ました。 6月上旬に広電で路面電車の倉庫開放があるとの事です。 行けるかどうか判らなかったので、特に連絡をしなかったのですが、雨の予報だった天気も何とか持ちそうで、また、この所風邪気味であまり調子の良くなかった子供達の具合も良さそうなので、出かける事にしました。
広島市内へは、いつものように自家用車で移動し、そこからは路面電車に乗り換えて広電本社前まで移動しました。
会場のゲートを潜ると、思った以上に沢山の人が集まっています。 お昼時だったので、軽食コーナーも満席です。 実はちょっと勘違いが有って、高校の先輩がお手伝いしているのが「ミニ電車の運行」だと思い込み、先ずはそこに向かいました。 ところがミニ電車コーナーの関係者の中に先輩の姿は見あたりません。たまたま携帯電話に番号が登録してあったので、電話をした所、ちょうど食事で会場の外に出ようとされている所でしたが、わざわざ我々の居るところまで来て頂けました。 お話を聞くと、手伝われているのは此処ではなく、鉄道模型の展示コーナーとの事。 後でおじゃまする事を約束して、食事に行って頂きました。
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入口のゲート
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会場の風景
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200系の展示
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先ず最初に楽しんだのは、グリーンムーバを模したミニ電車です。多くの人が行列を作っているように見えましたが、意外と早く順番が回って来ました。列には保護者も含め多数の人が居るものの、ミニ電車に乗れるのは小学生以下なので実質的に並んでいる子供が少なく、また、いざ乗る順番になって泣き出したり、嫌がったりする子供も居て、並んでいた全ての子供達が乗る訳でもなかったので意外と早く回って来たようです。
さて、娘は運転手のお兄さんの後ろの席に座っていましたが、表情は硬いままです。 ビデオで撮影しながら声をかけたのですが、耳に入らない様子でした。 結構緊張していたのではないかと思います。 コースを2周回ってくれるのですが、結局表情は硬いままで、こちらを向いてはくれませんでした。 コースを2周回ってくれるので1週目はビデオで、2週目はカメラで撮影しようと考えていましたが、意外と電車のスピードは速く、切り替えるのにてんてこ舞いしてしまいました。 写真の方は上手く撮れていないかもしれません。
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待っている人達の風景
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「ミニ電車」コーナーの横ではグリーンムーバの看板の前に立って運転手の上着と帽子をかぶって記念撮影出来るコーナーが有りました。 娘は上着は着ずに帽子だけをかぶって写真撮影を行いました。 その時はバタバタとしていて気づかなかったのですが、後から考えると、やはり上着を着せ、敬礼位させれば良かったかなと思いました。
その隣のコーナーは、電車のつり革を自分で組み立てて、持って帰れるコーナーでした。 だいぶ順番待ちの列は長かったものの、記念にちょうどいいと思い、列に加わりました。 入口の所にはカラフルなつり革のサンプルが展示されています。 つり革には2種類有ったらしく、長いのは既に売り切れで短い物のみとなっていました。 列に並んで待っていると、つり革を作り終えた親子が横を通って行きます。 皆、つり革の途中にグリーンムーバが印刷されているカバー?をはさみ込んだものを持ち帰っているので、てっきりこれが短いつり革だと勘違いしていました。 後10人位で自分達の順番になる頃に、係の方が改めて「もう、長いつり革はありません」とアナウンスしています。 もしかして自分達が勘違いしていたのではと思ったら、やっぱりグリーンムーバのカバー?付きのものが長いやつで、短いものにはそれが付いていないのでした。 並んだ際には納得して並んだつもりでしたが、やっぱり、あと10人程早ければ長いものに出来たのにとちょっと残念でした。
つり革作りは、規定の長さに切られた樹脂製のベルトに穴を3カ所開け、吊り輪を挟んでベルトを3重に折りたたみ、2カ所をビス止めして出来上がりです。 ベルトの折りたたみこそ係の方にやって頂きましたが、穴開けとビス止めは自分の力で作り上げた娘を見て、4才児でも、やらせれば出来るんだなとちょと感動です。
次は先輩が協力している鉄道模型の運転体験コーナーです。 2畳位のスペースにNゲージの線路が敷かれていて、その上を広電の模型を走らせる事が出来ます。 レイアウト上には駅も設置されています。 娘はコントローラーを上手に操作して、電車を止めたり動かしたりしています。 駅にも上手に止めることが出来たようです。 3周位で次の人と交替しましたが、それでもとっても満足だったようです。
もともと親である私も鉄道模型マニアで、機会があればジオラマを作って電車を走らせたいと考えているので、娘にも遺伝したかもしれません。
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鉄道模型運転会
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普段見ることが出来ない、グリーンムーバーマックスの台車部分を、車庫のピットから見学する事が出来ました。 電車の台車部分というのは、様々な機械が配置されていてごちゃごちゃしているものですが、予想に反してフラットなカバーで覆われていました。 一般の軌道を走るのと違って、道路上の軌道を走る市電なので、その辺りを配慮した構造になっているのかもしれません。
一通りの見学を終えると、再び市電に乗って紙屋町まで戻りました。 その後、「そごう」でお買い物をして、家に帰りました。 娘は模型の電車を操作出来て大満足、私は先輩に再会出来て満足な一日を過ごすことが出来ました。
名称
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内容
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住所
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電話番号
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備考
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広島電鉄 千田倉庫 | 鉄道施設 | 〒 広島市中区東千田町二丁目9番29号 | 082-242-3551 |