旅行の準備をしていた家内に、宿にバスタオルが有るか否かを聞かれ、インターネットの予約サイトから宿泊予定の宿を検索すると、該当する宿は利用出来ないとのメッセージが出ました。念のため、別のサイトから確認しても同様の答えが返ってきます。 直接、宿に連絡しようにも受付時間を過ぎており、連絡が取れません。 これは泊まる所がない恐れがあると考えて、念のために別のホテルを予約しました。 幸いホテルは16時までキャンセル可能との事なので、途中で確認を取って判断することにしました。
自宅 - → 岩国I.C. → 山陽、中国、九州自動車道 → 小倉東I.C. → R10 → 速見I.C. → 自動車道 → 日出I.C. → R10 → ハーモニーランド
さて、ハーモニーランド第二弾です。 今回は、日程の都合で土日の一泊二日の旅行となりました。 前回同様に陸路でハーモニーランドを目指しました。 昨年一度通っているせいか、意外と近く感じました。
ハーモニーランドに着くと第二駐車場に誘導されましたが、入場ゲートのすぐ下で意外と便利でした。 ゲートを入った印象が昨年と違うと思ったら、ハーモニービレッジ中央にあった花壇が無くなっています。 昨年は綺麗に飾り付けをされていたので、ちょっとがっかりしました。 前回同様、誕生月の割引券を出し、パスポートを購入すると、インフォメーションセンターで誕生月用の手続きを済ませました。
昨年は長蛇の列だったキティちゃんとの記念撮影ですが、今年は早めに回ったお陰でさほど待たずに撮影して貰うことが出来ました。 娘もかぶり物が怖いらしく、家内に抱きついての記念撮影となりました。
次は家内のお気に入りのハーモニートレインです。 3月17日にリニューアルされたばかりの「ハッピースマイルシナモン号」に乗ることが出来ました。 今年も満開の桜の丘を懸け下り、気持ちの良い一時を過ごしました。
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ハッピースマイルシナモン号
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あたりは満開の桜
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昨年と同じパターンですが、次にボートライドに乗り込みました。 乗るまでは意気揚揚としていた娘ですが、トンネルに入り暗くなると怖いようで、我々にくっ付いています。 現金なもので出口が近づいて、明るくなって来るとまた元気一杯に復活していました。
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中の様子
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写真撮影の為、今回も家内と一緒に乗って貰いました。 重力系?の遊具はお気に入りのようで、とても楽しんでいました。
今回はたっぷりと時間があったので、ホワイトバーズスクエアでの最初と最後の2回乗ることが出来ました。
コーヒーカップをくるくる回すのは自分でコントロールする事が出来ます。 まだ娘の力が弱いので、思うようには回せないようですが、自由に回せるようになったらちょっと怖いかも知れません。 ちなみに、隣のカップに乗った親子連れは男の子3人で、コーヒーカップをぶんぶんと回していました。
昨年の経験を活かして、お昼は最初からシナモンテラス・パーラーと決めていました。 今年はシチューやオムライスを頼んで見ましたが、意外にもシチューは良い味を出していました。 レトルトだとは思いますが、最近のレトルト食品は侮れません。
これも結局2回乗らされました。 1回目は二階に上がり、馬にまたがりご機嫌です。 屋根の裏にスズメが営巣しているらしく、スズメも一緒になって回っていました。 それを娘が見つけ、ご機嫌です。
2回目は一回の馬車で我慢して貰いました。 再びスズメを見つけ、今度もご一緒させて頂きました。
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フェアリーキティカルーセル
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昨年は乗ることが出来ませんでしたが、今日から3歳ですので心置きなく乗ることが出来ます。 ジェットコースターが苦手な私は遠慮して、家内と乗って貰いました。 少しは怖がるかと思いましたが、身体に重力がかかるともう大興奮です。 この部分は家内の血を受け継いだようで、早くもジェットコースターの虜になっています。 結局、この日は3回も乗るハメになって流石の家内もフラフラしていました。
観覧車の中は妙に落ち着きます。 娘は箱の中であっちに行ったりこっちに行ったりと忙しそうに、周りの景色を楽しんでいました。 箱から降りるときに、係員に抱きかかえられて降りましたが、珍しく嫌がらずに素直に抱かれていました。
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大観覧車ワンダーパノラマ
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今年は私が娘と乗り込んで家内に写真を取って貰いました。 乗ってみると結構高い所まで上がって行くことが判りました。 シートベルトはあるものの、娘が立ち上がり落ちはしないかとヒヤヒヤしながら、一周しました。
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ポップンスマイル
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初めてゴーカートに乗せて見ました。 ハンドル操作とアクセルボタンの操作を同時にするのが難しいらしく、アクセルに気を取られているとハンドルを切り過ぎてしまい、同じ場所をくるくると回ってしまいます。 ゴーカートに乗らずに矯正するのもなかなか難しく、そうこうしている間に200円は時間切れになり、親子共々ちょっとストレスが残る乗り物でした。
ハッピーバースデーショーで当日誕生日の人は舞台の上で、誕生月の人は舞台前でお祝いをしてくれるショーです。 娘と同じ誕生日の人達は意外と多く、20人弱の方々が居ました。 中には父親の誕生日に娘を伴ってお祝いを受けている家族も有りました。
流石に娘は一人では舞台に上がれず、家内が連れて上がりましたが、係員におめでとうと言われ、恥ずかしがりながらも嬉しそうでした。
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キティちゃん達
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ホワイトバーズスクエアを遊覧飛行出来るかわいいジェット機です。 今回は4台しか稼動しておらず、常に行列が出来ていました。 仕方なく行列に並んで、今年はケロッピー号に乗って園内を一周しました。 丁度、桜の木の中を抜けていくようにレールが敷かれている部分があり、この季節ならではの楽しみ方をする事が出来ました。
「宇宙と生命」「見えないものの大切さ」をテーマにしたパレードです。 一日に2回上演されていて、昼過ぎのパレードはいつも席取りで大変のようです。 今回は、近場に宿を取っているので閉園まで時間を気にせずに居られた事から、夕方のパレードを見ることが出来ました。
思った以上に凝った演出で、大人でも充分楽しむ事が出来ました。 残念ながら逆行の位置で見学していたために、写真を撮ることは出来ませんでした。
ハーモニービレッジでお土産を物色しましたが、気のせいか昨年より品揃えが減り、売り場面積も減ったような気がしました。 それでも幾つか買い求め、ハーモニービレッジを後にしました。
ハーモニーランド - → R213 → パストラル三河苑
カーナビに誘導されて予定通り18時に宿に到着しました。 駐車場には比較的多くの車が止まっており、取りあえず営業はしているようです。 荷物を降ろしフロントに向かうと誰もいません。 呼び出しベルを押し暫くすると宿のおばさんがやって来て、チェックインの手続きを。 辺りを見回すと、食堂になっていて2人分の食事が用意されていましたが、他には宿泊者の気配がありません。 部屋は2階でしたが、当然のようにエレベータはなく階段で荷物を運び上げました。
部屋には布団が敷いてあり、食事も既に冷たくなっているとは思いながらも、早めに済ませようと食堂に向かいました。 関鯵のコースを頼んだはずなのにおかしいな、こんな宿だから、こんなものかと半分諦めながら食事を始めようとすると、桶に入った関鯵の刺身盛が出てきました。 食べてみると、新鮮でとても美味しいものでした。 他の料理も見た目とは違い、どれも味が良く、天ぷらも揚げたてとは行かないものの、まだ暖かく、到着時間に合わせて準備頂いた事が伺えました。 結局、文句を云いながらも美味しい料理を堪能することが出来ました。
食事は良かったのですが、お風呂はいけません。 一応温泉では有ったのですが、お湯が出ないのです。 湯に浸かってから判った事ですし、浴場にフロントに繋がる電話があるような宿でもなく、温泉で出来る範囲のことしか出来ませんでした。 ちょっと残念です。
それにしても、予約サイトから消えてしまった謎は解けないままに終わりました。 結局、宿泊者は我々以外は1名だけだったようで、昨晩は宴会客が2組、朝は50人分ほどの仕出弁当を用意していましたので、宿泊よりもそれらをメインに切り替えたのかもしれません。
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関鯵の刺身
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会席料理
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鯛の兜煮
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パストラル三河苑 - → R213, 10 → 日出I.C. → 日出バイパス → 日出JCT → 大分自動車道 → 玖珠I.C. → K28 → 一目八景
2日目の日程は昨晩決めたとおり、耶馬渓から薦神社、宇佐八幡宮を廻るコースとしました。 朝食を終え、8時半頃に宿を出発しました。 スカイラインのように気持ちの良い由布岳沿いの大分自動車道を通り、深裏耶馬渓の一目八景に向かいました。
新緑にはまだ早く、葉の落ちた広葉樹を見ながら渓谷沿いの道を走りました。 比較的時間が早かったことと、やはりオフシーズンで有ることが重なって他の車は殆ど見かけません。 ゆっくりと名残の山桜を見ながら、一目八景に着きました。 通常の逆コースを辿ったせいか、案内図がなく難儀しながら公営の駐車場に車を止めて、展望台に向かいました。
一目八景とは、その展望台から周囲を見回すと八つの奇岩を見る事が出来る、という意味で、展望台の足元にそれらの方向と案内が設置されています。 一つずつ写真に収めようとした時にカメラの異変に気付きました。 明るい場所で使用すると全て白飛びしてしまうのです。 その場で、いくつか調整を試みましたがいずれも上手く行きません。 諦めて、バックアップ用のコンパクトカメラで以後の撮影を行う事にしました。 と云う訳で、一目八景の写真をここに掲載する事は出来ませんでした。
一目八景 - → K28 → 渓石園
次に、ガイドブックにバーベキューが味わえると書いてあった渓石園に向かいました。 渓石園は、耶馬渓ダムの完成を記念してつくられた記念公園で、耶馬渓の石を12万個も使って造られているのだそうです。 有り難い事に入場は無料ですが、今ひとつ整備されていない感じを受けました。 桜も美しく咲いていましたが、やはり秋の紅葉の時に訪れた方が見応えがありそうな日本庭園でした。
バーベキューの設備はありましたが、休止中といった感じがしたのとまだあまりお腹も空いていなかったので、昼食は先延ばしにする事にしました。
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渓石園の桜
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渓石園 - → K28, R212 → 耶馬トピア
青の洞門に向かう途中で道の駅「耶馬トピア」に寄り道しました。 ここには枝垂桜が植わっており、珍しくブルーシートを敷いてお花見弁当をつついている一向を見かけました。
お昼は耶馬溪そばを頂きました。 ちょっと幅広の手打ち麺で、少し芯が残っていて歯ごたえも良く、美味しく頂く事が出来ました。 娘にも一人前を頼みましたが、意外と沢山の量を食べていました。 ちなみにこの道の駅では、予約すれば蕎麦打ち体験が出来るそうです。
耶馬トピア - → R212 → 青の洞門
耶馬トピアから車で10分位の所に青の洞門があります。 駐車場に車を止めると、青の洞門まで歩いて行きます。
大きな勘違いですが、最近まで青の洞門とは海沿いの断崖絶壁に造られたトンネルの事だと思いこんでいて、国道10号線を通る度に、何故道路標識は山側を指しているのだろうと疑問に思っていました。 勘違いではありませんが、耶馬渓自体ももっと山奥の渓谷だと思いこんでいました。 今回訪れてみると、意外と人里に近く、やはり現場に実際に行ってみないと判らないことは沢山あるのだと云うことを実感しました。
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青の洞門
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青の洞門 - → R212(日田往還), R10 → 薦神社
青の洞門から山国川沿いに国道10号線に出たところから、少し宇佐寄りに戻った所に、薦神社があります。 駐車場に車を止め、大きな石灯籠の間を抜けると重要文化財の神門が出迎えてくれました。
お参りをしているとお宮参りの一行がお祓いを受けに来た所でした。 御朱印をお願いすると、お宮参りとの関係で少し待たされてしまいましたが、代わりに娘にキャラメルを頂いてしまい、かえって恐縮してしまいました。 家内のお腹の中に居るときからなのですが、神社にお参りすると何かしら頂く機会が多い娘です。
大貞八幡宮とも称され、霊池である三角(御澄)池を内宮、社殿を外宮と仰ぐ由緒正しい八幡の古社。 養老四年に反乱を起こした日向・大隅の隼人に対し、中央政府の征討軍が八幡神を奉じて鎮圧に向かった際に、神輿には三角池に自生する真薦で造った枕形の御験が乗せられていた。 その後も薦枕は八幡神の御験として永く用いられている。 薦枕は6年毎に新しく造られ、八幡神とかかわらりの深い八ヶ社を巡った後に、宇佐宮本殿に納められる。 この一連の神事は宇佐宮の特殊神事である行幸会である。 |
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薦神社 - → R10 → 宇佐神宮
薦神社のお参りを終えても、まだ14時半で時間的にも余裕があったので、約20km戻って宇佐八幡宮にも参拝しました。
2日間の旅行の疲れがそろそろ出始めている親とは対照的に、どこにそのパワーが残っていたのかと思うくらいに元気な娘は、参道の階段を駆け上がり、我々は息を切らせながらそれを追いかけていく展開が続き、本殿前に着いた時にはこちらはぐったりでした。 流石に帰りは抱っこだろうとの予想を裏切り、鉄砲玉のように参道を出口に向かって走っていく娘は、我々が制止の声を上げなければそのまま、出て行ってしまいそうな勢いでした。
八幡神の発祥の地です。 一般には「宇佐八幡」で通っていますが、現在正式には「宇佐神宮」と称しています。 八幡神は最初この神社の近くの御許山(奥宮)に顕現し「私は誉田別尊である」と語ったといわれています。 その後何度か移転したのち、神亀2年(725)に第一殿が現在地に作られ、その後、第二殿・第三殿が作られました。 | |
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宇佐八幡宮 - → R10, 九州、中国自動車道 → 自宅
参拝を終えるといつの間にか16時を回っています。 宇佐八幡の境内で走り回っていた娘は、流石に疲れたらしく車に乗せて少し走ると、すぐに眠ってしまいました。 途中トラブルもなく、いつものサービスエリアで夕食を済ませ、無事に家に帰り着く事が出来ました。
少し早いかもしれませんが、来年は、「ハーモニーランド」プラス「日田方面」への観光で計画したいと考えています。
名称
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内容
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住所
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電話番号
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備考
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ハーモニーランド | 遊園地 | 〒879-1598 大分県速見郡日出町大字藤原5933番地 | 0977-73-1111 | |
パストラル三河苑 | 宿泊 | 〒873-0005 杵築市猪尾745-1 | 0978-63-3333 | |
渓石園 | 公園 | 〒871-0431 中津市耶馬渓町大字大島2286 | 0979-54-3111 | |
耶馬トピア | 道の駅 | 〒871-0202 中津市本耶馬渓町曽木中津市曽木2193-1 | 0979-52-3030 |