2003.1.18
朝はまず高知中央局で風景印記念押印から。
一昨年、高知に来たときには大雨で牧野植物園も展示館しか見られませんでしたが、今回は天気に恵まれ、一昨年の無念をはらすべく、五台山展望台から高知市街を眺めることもできました。右は行ったつもりで描いていった絵ですが、今回は窪田氏の奥様と記念撮影。(^.^)
    高知県立牧野植物園 へ
1/18は牧野博士の命日です。
ぜひとも、牧野植物園へ! と決心していました。(^v^)
展示館入り口近くには、博士がお好きだったと言う、高知の百合屋製「羊羹」と赤玉ポートワインが供えられていました。
念願の、可憐なバイカオウレンの花を見ることもできました。(^.^)
バイカオウレンは、博士がお好きだった花で、植物園のシンボルマークに採用されています。そうしたことから「花と恋した富太郎・花と自然の切手展'01」の小型印の意匠に選びました。
これは早咲きだそうで、園の方に「運がよかったですね」と言われました。(^^ゞ
下右端は、バイカオウレンの葉をかたどったベンチ。
園内で見つけた(!)花たち。この日は最高気温17℃もあったそうですが、数日前には小雪も舞うこの季節ですから、ほとんど花はありませんでした。(^_^.)
梅、リュウキュウバライチゴ、ナデシコ、ロウバイ、ツタンカーメンのエンドウ、スイセンなど・・・
 「牧野文庫」
更に、「牧野文庫貴重書見学会」に参加することができ、大変貴重な書物を見、説明を聞くことができました。
牧野博士は、書物はなんでも手元に置かないと気がすまない方だったそうで、図書館を利用したことはほとんどないとか。また、題名が同じ書物も、版が違えば、内容も少しずつ変わり、変遷が分かるとのことで、版違いの書物も多いそうです。
その蔵書の貴重さは、大学、古書店は言うに及ばず、アメリカのロックフェラー財団からも高値の引き合いが来ていたそうだが、散逸の道を選ばず、郷土高知へ里帰りしたことは、日本人としても大変ありがたいことだと思う。
蔵書が非常に多いので少しずつ大きい家に引っ越さざるを得ず、30回あまりの引越しの際には、その蔵書4万5千冊を運ぶことがどんなに大変であったか・・・。

・・・たくさんの刺激を受け、また来年もこの切手展をぜひ成功させたいものだと言う思いを強くしました。
「花と恋した富太郎・花と自然の切手展'03」
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