2003年9月


2003-09-01

今日は防災の日である。去年は何かそれらしいことをしたが、 今年は何もやっていない。これではいけないので、少し本棚の整理をしよう。


2003-09-02

最近、日常起こったできごとをここに記そうと思うのだが、すぐに忘れて書けなくなる。 秋こそは読書に勤しもう。


2003-09-03

この日の昼間、表を歩いていると、 光化学スモッグ警報が発令されたという放送が聞こえてきた。 それからしばらくぼんやり外を歩いていたので、目と喉がやられたかもしれない。


2003-09-04

おととい、歩行者用信号が赤の交差点で、おとなしく待っている女の子を見かけた。 私もおとなしく待っていた。今はただのおじさんだから、 せめて信号を守ることぐらいの手本にはならないと、生きている意味がない。

「ラ・カテドラルでの対話」を久しぶりに読む。


2003-09-05

「ラ・カテドラルでの対話」がだんだん面白くなってきた。 それにしても、この本の著者、マリオ・バルガス=ジョサは、 ペルーの大統領選でフジモリと争って負けた、というのをどこかで見た。 うーん、なんかすごい。


2003-09-06

きのうかおととい、テレビで見た映像にひかれ、急に森林公園に行ってみた。 つれあいは、身体が痛いとひいひい言っていた。 私は、森林公園の森の中で、自転車を走らせた爽快感が忘れられず、 急にフォーレの「九月の森で」のMIDI化を思い立った。 ほぼ半分できた。あしたには完成するだろう。


2003-09-07

フォーレの「九月の森で」のMIDI化は予告通り今日完成した。少し疲れた。 部屋の本棚が傾いていたので、棚の下にスペーサーを置いて垂直にさせた。 本の出し入れで更に疲れた。 「まりんきょ学問所」の「 統計活用術」で、 JavaScript の一部が完成したので公開した。また疲れた。


2003-09-08

だんだん涼しくなってきて、いろいろなものを楽しみやすくなってきた。 それにしても、部屋のものを片付けないといけない。頭が痛い。


2003-09-09

部屋はまだ片付けられない。将棋も弱い。もう落ちるところまで落ちようかとも思うが、 思いとどまった。


2003-09-10

部屋の中のいらない紙を、少しずつ捨てている。最近は小生所属学会の名簿が来たが、 以前の名簿をうかつに捨てることはできない。家にはシュレッダーがない。 どうすればよいか、考えている。 ところで、シュレッダーを発明した人は、うどん製麺機にヒントを得たということなんですね。


2003-09-11

部屋の中のいらない紙を捨てるとき、ただ捨てるのはもったいないから、 くだらないことを書いてから捨てることにした。 最近はスプーナリズムにはまっている。 「うからめろこが落ちる」だとか、「きるもさから落ちる」とか、 実にくだらない。


2003-09-12

朝から暑い。家の温度計を見たら、30℃あった。

この日は勤務先の飲み会があり、その後で城東支会のビアパーティに少しだけ顔を出す。 しかし、中年になって成長した(あるいは退化した)ので、 2次会に出かけることはなく、 そのまま帰った。


2003-09-13

つれあいの「たいぎい」という悲鳴が頂点に達した。 根負けして、今日の夕御飯の準備を手伝う。つれあいには喜んでもらえたようだ。 これからあと、手伝いをどのくらいしなければならないのだろうか。


2003-09-14

今日は、つれあいが持っている音源を2種類聞く。一つは、 白鳥英美子のテープ。最後に入っている「アメージング・グレース」のア・カペラは、 結構有名なようだ。 もう一つは、DIVA のCD。「スーラの点描画のなかでのように」が妙に心にしみる。


2003-09-15

今日は、つれあいに、私を敬ってほしいと思っていたが、それどころではなかった。 つれあいが作ってくれた夕食を食べながら話をしていると、つれあいは、 「診断士、ITコーディネータの次は何をするの?何も考えていなければ、 料理教室へ行ったら」というのだった。

本棚がピサの斜塔のごとく傾いている。壁側に傾いているならいいのだが、 手前に傾いている。1.8mの本棚で、


2003-09-16

職場の同僚の話。「俺は小さい頃、三角食べができなかった。 今思うに、三角食べというのは、 グローバルスタンダードであるフルコースの作法に反しているのではないか。 フルコースでは、前菜が出て、前菜を食べてからスープが出る。 スープを皆飲んで(食べて)から、ステーキが出る。このような作法は、三角食べでは身に付かない」 その話を聞いて思わず「そういえば、スープをステーキと一緒に食べようとして少し残しておいたら、 ステーキが出たとたん、まだ残っているスープを片付けられたことがあったなあ」 と情けない話を出した。


2003-09-17

昨日の上の話題に関して、 つれあいが「三角食べでもいいんじゃないの」と突っ込んできたので、適当に合わせておいた。

つれあいが、米山公啓の言っていた話を聞かせてくれる。ぼけない秘訣に、 一か月に一度は初めての店で食事をする、というのがあるそうだ。 これを思い出して、初めての店へ行き、キーマカレー(食後のコーヒーなし)を食べた。 650円だった。味はまあよかったが、狭い上にパチンコやパチスロの話をする常連たちが多く、 おまけに煙草の臭いまでしたものだから、再度来ることはないと思った。 追い討ちをかけたのは、店主が勘定時に「950円です」と私に答えたことだった。 おかしいと思う間もなく、店主夫人が「650円よ、お客さんはキーマカレーでコーヒーなしだから」 と正しい注文を伝えたものだからこちらから訂正せずにすんだ。 確かに、こんなことがしょっちゅうあると、ぼけるわけにはいかない。


2003-09-18

2年前やそれより前の日記が並列して出ないのはもったいない。 以前書いたところから集めた。


2003-09-19

知り合いのピアニストである梅本さんが「夜のガスパール」を弾くというので出かけていった。 すばらしい演奏だった。 その後で、コンサート会場近くにお住まいの知人夫妻と食事をする。


2003-09-20

ITコーディネータの勉強会に出かける。 次回は大変である。そろそろ準備をしないといけない。


2003-09-21

その準備の一環をしているはずなのだが、無闇に手間がかかってしかたがない。 なんてことはなさそうなのだが。


2003-09-22

翌日が休みだからか、勤務先も心なしか人が少ない。 取引先に用事があって電話をかけてみたが、担当者も休みをとっていた。 仕方がない。

なんといっても今日は午前中風が強かったし、休みを取れる人は取って良かったのだろう。 それはそうと、風が強かったおかげで、午後は珍しく勤務先から丹沢山系が見えた。 うまくいけば、明日家から、秩父山系が見えるかもしれない。


2003-09-23

残念ながら、家から秩父山系は見えなかった。

図書館に行き、久し振りに将棋の本を借りてくる。借りてきただけでは、強くならないのはわかっているのだが。


2003-09-24

つれあいが最近、コンピュータのマウスの動きが悪いと文句たらたらである。 私は我慢していたが、さすがに今日のマウスの動きの悪さには鈍い私でも怒った。 中を開けて、ボールを支える3軸にこびりついていた汚れを綿棒で削ぎ取った。 そうしたら、今までのぎこちなさが嘘のように、なめらかにマウスが動くようになった。 こんなことなら、なぜもっと早くやっておかなかったのだろう。


2003-09-25

きのう書こうと思って忘れていたことがある。 例によって昼間隅田川の川辺を歩いていたら、魚がいきなり水面から飛び上がってボチャリと沈む光景を何度か見た。 気持ち悪くなって、地震が起きるのではないかと不安になったが、結局何もなかった。


2003-09-26

そろそろ床屋に行かないと、と思っているのだが、しばらく時間が取れそうにない。 今まで床屋はなじみのところにしか行っていなかったが、 短い時間で済ませられる、最近流行のタイプの床屋に行ってみようかと思っている。


2003-09-27

普段の床屋へ行ったら、すでに人が二人待っていた。 そこで最近流行のタイプの床屋をのぞいてみたら、赤いランプが点灯していて、 混んでいるようだった。そのため、普段とは違う、別の床屋へ行った。 たまには違う床屋もいい。カットとシャンプーがあって1200円と安かった。


2003-09-28

この日は、東京アマデウス管弦楽団の第60回記念演奏会に出かける。 会場の新宿文化センターは盛況であった。

夜帰った後で、インターネットにつなげようとしたが、つながらない。 前にもこんなことがあったような気がする。 きっと、私たちが住んでいるコンクリート長屋にある、 Bフレッツの装置が故障しているのだろう。 日曜日なので、補修サービス対象外なのだろうか。 ぷぷんがぷん。


2003-09-29

インターネットにつながらないのはNTTのせいだとばかり思っていたが、 どうやら最近買ってきたルーターのせいだとわかった。 応急処置としてルーターを取り外して、今はつながっている。

応用数理誌が来る。私にも読めるところがあるかどうか、眺めないといけない。


2003-09-30

応用数理誌は難しすぎて私にはやはり読みこなせない。それでも、 どうでもいいことを書こうとは思っている。結局今読んでいるのは、 「ラ・カテドラルでの対話」である。

勉強日誌を更新する。


MARUYAMA Satosi

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