中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2003年9月) |
作成日: 2003-09-30 最終更新日: |
最近、閉まる店が多くなったように感じている。事業が成り立たない、 収益は出ているが本業に集中する、などの理由で撤退する例が多いようだ。
私の住んでいる近所では、チェーンのラーメン屋が8月に閉店した。 「9月いっぱい休ませてもらいます」という貼り紙があったが、 今日9月30日も再開する気配が見えなかったから、そのままではないかと思う。
同じく、近所にあったメガネ屋は、「改装工事をします」という貼り紙が出たまま半年が過ぎたが、 何も変わらなかった。もう2年はたっているだろう。
やはり2年前に退去したラーメン屋があった。その場所はまだテナントは入っていない。
手作りの靴屋があった。一度は作ってみたいものだねえとつれあいと話していたら、 作ってもらう間もなく、閉店していた。
その靴屋の近くにあった美容室もなくなっていた。夜逃げ同然だったらしいという話を間接的に聞いた。
通りの激しい道のそばにあった焼肉屋が無くなっていた。ここは道路拡張で更地になっていた。 他の場所でやっている可能性はあるかもしれない。
隣の駅では、焼肉屋がなくなっていた。
私の勤務先近くの例では、150円からの立ち食い蕎麦屋が、できて半年も立たないうちに無くなっていた。 私はここで食べる機会を逃してしまった。おいしかったかどうかはわからない。
こうやって書いていると、今さらながらこんなにもなくなる店があるということに気がつき、 気が滅入る。
しかし、こうして書いていても、なかなか欲しいもの、願っているものはない。 たとえば、つれあいが望んでいる、安くておいしくてタバコの煙のないスパゲッティ屋は、 近くにはない(遠くにもない)。 きょう勤務先近くの人と話していたのは、「タバコなしのマンションがあるといいね」という話だった。 どうやら近くの住人のタバコの煙が入ってきて、苦しめられているようなのだ。
経済学者の故岸本重陳氏によれば、日本は不況だといっているが、 まだまだ欲しいもの、必要なものが生まれる余地はある、といっていた。そのことばを信じて、 私も及ばずながら、誰かが欲しいと願っているものを作っていったり、支援したりしていきたい。
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