キリマンジャロ遥か・・・
アンボセリにライオンなし・・・
その2
1Mar.〜 11Mar. 2002.
ホロンボハットにて記念撮影
6時すぎ起床。朝方は、かなり強い風が吹いていたが、おさまってきた。
夜中にいやな夢をみた。スキーの帰り車で、急な斜面を折りところで、雪崩がきて、後続の友人がその中に消えた・・・。
ちょっといやな感じだが、8時10分、ホロンボハット発。
登り始めは、みんな元気^^ こんな花もあります
緩やかなのぼりだが、ダラダラと続く LastWaterPointにて
ラストウォーターポイントで大休止。
今日もポレポレ行く。
4000mを超えると少しばかり、高度の影響を感じはじめる。
ポータさんは、頭に荷物をのせて歩く
14時10分キボハット着。
みんな、少ししんどそう。
ダイアモックスを薦めたけど、結局飲まずに行くことにする。
0時発の予定なので、日本から持ってきた雑炊を食べて早めにシュラフに入る。
本日の獲得高度 1000m 10km
ホロンボハット(3800m)→キボハット(4700m)
前日の23時すぎ起床。
あまり眠れなかったので、さすがに眠い。
カメラとお茶と行動食をザックにつめ、0時5分、出発。
今日は、ガイドのポコジ以外にもポーター君も一緒だ。
なんと、軽いサブザックまで持ってくれる・・・。まさに大名登山・・・。
さあ、出発だあ お茶を飲んで休憩。結構寒いのです
3時頃、スチュアートが5000m付近でリタイア。う〜ん。あきらめるのが早い。
しかし、周りを見ると空身で、ゲロをはきながらフラフラで登っていくヤツもいる。
まったく、順応できていないように見えるにだが・・・。これが、キリマンジャロかあ・・・。
4時30分、ギルマンポイントを目の前にして、降りることにする。
ちょっと残念だけど・・・山歩きは楽める範囲で登れればいいと思う。
新婚旅行なのに、相方には、悪かったかなあ・・・。
それにしても、下山中キボハット手前で見た朝日は、美しかった。
マウンジからあがる朝日 キリマンジャロ全景
キボハットで少しゴロゴロして、10時頃下山を始める。
14時頃、ホロンボハット着。
夜は、ポコジーもポーターもチップのことが気になって仕方ないみたい・・・、まあ仕方ないけれど。
スチュワートは機嫌悪し。同室になった、ポーランド女性からは、新婚旅行で、”こんなところ!!”にくるなんて信じられない。
私は、絶対いやっ、と繰り返していた。unbeleavable・・・と。
そこまで言わなくてもいいんじゃない・・・
キボハット(4700m)→ギルマンポイント手前(5350m?)→ホロンボハット(3800m)
6時すぎ起床。
今日は、下るだけなので、写真やビデオを撮りながらゆっくりくだる。
アフリカ独特の木
花の名前は、分からないけれど、にわか写真家気分でポレポレ下る。
ポコジーが、カメレオンを見つけ出した。本当に色変わるんだ。
時折、チップのことをけん制してくるが・・・。
カメレオンくん
ちょっとお疲れ、もうちょっと お疲れ!!無事、マラングゲート着
長かったくだりもようやく終わった。スチュアートとも街に下りたら、お別れだ。
なんだかんだ言って楽しい山旅では、ありました。
入山口
その後のお話
スチュワートは、その後南アフリカに向かったのだけれど、忘れたころにメールが来た。
「日本に行くよ、ワールドカップを見にいこう」と・・・、そう、あのFIFAワールドカップに。
残念ながら、チケットが取れないと答えると、ryojiに家には、大きなTVはあるかだって。
結局、ヤツはこなかったけれど、その後南アフリカでzunkoの友達とあったらしい。
世界は、本当にせまい。
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