 |
カトマンズからベースキャンプ その4 |
 |
カロパニにて仕立隊員
9月2日 キャラバンスタート、ヤクカルカへ 曇りのち雨
荷物の大半はすでにヘリでBCに到着しているので、残りの荷物のみをもって5人のポーターとともにキャラバン開始。
ポーターも隊員も、本日はヤクカルカまでである。
われわれは順応活動のベースとなるテントを設置する。
ポーターたちは少し下に下ったところにあるカルカで野宿である。
雨も降るなか、非常に大変そうなのだが、それでも平気なところがポーターの強いところである。
30kgの荷物を持って3日でBCまでいくのだから、本当にたいしたものだ。
この日はサーダーのプリと一緒にラーメンなどを食べてすごした。
9月3日 ヤクカルカ〜カロパニ付近まで往復 曇りのち雨
5人のポーターとサーダーのプリは朝早くにヤクカルカを出発していった。
われわれは順応活動のため、ここから少し登ったところにあるカロ・パニ(黒い水という意味)というところまで行く。
実際、泥のまじったような水がながれている広々とした大地で、結構いいところである。
そこまで行って、またヤクカルカまで引き返す。
めんどくさいようだがこの4000m台への順応活動は非常に重要だ。
9月4日 ヤクカルカ〜カロパニ 晴れ
ヤクカルカから高度順応のため、ちいさなテントをひとつもってカロパニに移動。
少し高度をあげての宿泊になる。宿泊道具をもっているので結構荷物が重く、苦労する。
なんともだらしない。
カロパニには基本的に水がないが、少しいったところに、水が流れていることを確認していたのでそこまで行って水を調達した。
9月5日 カロパニ〜ヤクカルカへ 雨のちみぞれ
カロパニから少し斜面を登って高度をあげたあと、ヤクカルカまで一気に下る。
天気があまりよくないのでヤクカルカ一帯はガスがかかってますます迷いやすくなっている。
点在するケルンのみが頼りだ。
だいたいの場所はわかるので適当に下ってもたどり着けることはつけるのだが…注意が必要だ。
モンスーン明けはもう少し後だ。
9月6日 ヤクカルカにて休養 晴れ
一日、読書などをして過ごす。腰痛はだいぶマシになってきたようで一安心した。