二泊三日で熊野古道を走ってきました。男女2人ずつの総勢4人、いずれも山が好きな中高年です。
初日は夕方、南海極楽橋駅から高野山に登り寺社を散策し宿坊に泊まりました。翌朝の勤行は我々だけがずる休みし大広間の真ん中で早々と朝ごはんでした。
計画では高野山から小辺路(こへじ)を十津川まで52km走る予定でしたがあいにく朝からひどい雨のため予定変更です。バスで護摩壇山まで行き12.5km走って伯母子山で小辺路に合流し十津川まで走るルートです。距離は短くなりましたがそれでも約42kmあります。
幸い護摩壇山(1374m)では雨もあがり視界が開け大阪湾や遠く四国の山まで望めました。2時間走った伯母子山(1344m)山頂は360度の眺望で紀伊半島のほとんどの山々が見えるようです。激しい雨の後なので空気が澄んで視界は最高でした。
ここから小辺路に入り三浦口まで900mゆるやかな坂を下ります。ここで水を補給して今度は三浦峠まで700m登ります。1時間ちょうどで峠です。ここまで来ればあとは下りですがだんだん暗くなってきました。幸い暗くなる寸前に県道に出ましたが途中で暗くなり十津川の旅館には午後7時30分に着くことができました。
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