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人間にもいろいろ役割があるように、
オーケストラの楽器にもいろいろな役割があると思う。
今日は、オーケストラにおけるチェロの役割について考えてみようかな?なんて思っている。
オーケストラには、いろんな種類の楽器が活躍するが、
その中でも、一番、王様的な役割を果たしているのは、
間違えなく、トランペットである。オレの場合。
トランペットが王様だとすると、
女王様は、トライアングルだと思う。登場しない曲も結構あるけど。
トライアングルの、あの小ささの割に、オーケストラ全体に及ぼす影響、
例えば、オレのような人間に持たせたら、
すべての演奏をぶちこわすことになるだろう。
まさに、女王様にふさわしい存在である。
では、クラリネットは何のために存在しているかというと、
「パッキャラマオ」感を出すためである。
いま、Web検索を行なってずっと、勘違いしていたことが判明。
「おぉ、パッキャラマオ」だと思ってたら、
どうやら正確には、
「オーパッキャマラード」
「オー」は感嘆音ではなかったのか。
「パッキャ」しか、正確に聞き取れてなかった…
こういうことの多いこどもでした。
で、結局、チェロは何のために存在しているかというと、
一言で表すなら、
「モッサリ」感
を出すために存在しているといえる。
複数でユニゾンで弾くと、
チェロの音って、絶対、モッサリしちゃうんだよな。
そんなわけで、チェロのヒトは、常に、オーケストラの響きにモッサリ感を付け足すために、
日夜努力しているわけです。