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Lesson 13 オーケストラにおけるチェロの役割


人間にもいろいろ役割があるように、
オーケストラの楽器にもいろいろな役割があると思う。

今日は、オーケストラにおけるチェロの役割について考えてみようかな?なんて思っている。

オーケストラには、いろんな種類の楽器が活躍するが、
その中でも、一番、王様的な役割を果たしているのは、
間違えなく、トランペットである。オレの場合。

トランペットが王様だとすると、
女王様は、トライアングルだと思う。登場しない曲も結構あるけど。

トライアングルの、あの小ささの割に、オーケストラ全体に及ぼす影響、
例えば、オレのような人間に持たせたら、
すべての演奏をぶちこわすことになるだろう。
まさに、女王様にふさわしい存在である。

では、クラリネットは何のために存在しているかというと、
「パッキャラマオ」感を出すためである。

いま、Web検索を行なってずっと、勘違いしていたことが判明。

「おぉ、パッキャラマオ」だと思ってたら、
どうやら正確には、
「オーパッキャマラード」

「オー」は感嘆音ではなかったのか。
「パッキャ」しか、正確に聞き取れてなかった…

こういうことの多いこどもでした。

で、結局、チェロは何のために存在しているかというと、
一言で表すなら、
「モッサリ」感
を出すために存在しているといえる。

複数でユニゾンで弾くと、
チェロの音って、絶対、モッサリしちゃうんだよな。

そんなわけで、チェロのヒトは、常に、オーケストラの響きにモッサリ感を付け足すために、
日夜努力しているわけです。

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