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Lesson 10 音程


リズムに比べると、微妙なずれのわかりにくい要素が音程。

特に、弦楽器は、10人からの合奏で、それなりに幅が出る上に、
ビブラートの振幅が大きいので、はっきりいって、
そこで音程がずれているというと相当なものといえる。

ちなみに、オレは、小さい頃に、ピアノをやっていたおかげで、
相当、音感がいい。

きちんとトレーニングされたわけではないので、
絶対音感とまでは行かないものの、
ピアノの音に限定すれば、
音名はほぼ100%わかる。

なぜか、ピアノ以外は、あんまりわかんない。

と、このエピソードを聞いて、
かつ、実際のオレの演奏を聴いたことがある人は、
「エェ?音感がいい?」
とビックリするというか、
中には信じないヤツすらいるだろう。

そう、オレ自身の演奏は、そんなに音程が一定していない。
自分でもわかっている。

それはなぜなのかというと、
性格がアバウトだからです。

そう、いくら、音感がよくっても、演奏上、音程がいいとはまったく限らないわけです。

だから、最初の練習の時は、
とにかく、音程を合わせることを、
最近、やっと心がけるようになりました。

音程って、多数決的な部分もあるしね。

逆に、気にすることが出来さえすれば、
絶対音感なんてなくても、
音程のいい人にはなれると思う。特にアマチュアレベルでは。

あと、メトロノームを使いすぎると、
そっちに気がいって、音が汚くなって、音程も狂いやすいような気がする。

というわけで、バランスが大事ですね。

ただ、前にもチロッと書いたけど、
音程が合ってないと、弦楽器は鳴らないように出来ているので、
音程を気にしない人は、
音楽的な絶頂感は絶対に味わえません。

音程を合わせて魂を開放しよう。

 

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