Q1.ホームページを始めた目的はなんですか?
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まずうちは個人サイトというより
僕の友人や仕事仲間複数人で運営してる為、
ニュアンスとしては管理者の役割が僕というだけの、団体ゲームサイトという名目で今は活動してます。
このゲマニズムというサイトを始めたキッカケは
今でもよく覚えているのですが、
僕の近所に住む幼馴染のM (本名非公開)、
っていうゲマニズムのサイトでは海パン次郎というハンドルネームで活躍してる奴と、
20歳の頃真夜中に自宅の前の広場に座り込んで、
「最近グっとくる程、面白い事ないなぁ…(俺)」
「連射君確かインターネット詳しかったよね、だったらそれ利用してホームページ作らない?とびっきり面白いの!」(海パン)
「いいなぁ…じゃあ、俺等の友人とか仲良い奴も呼び込んでいっちょやるか。サイトのテーマはどうする?」(俺)
「ゲームじゃないやっぱり、俺達も含めて、俺等の友人ってみんなゲーム好きじゃん。せっかくだから最高のゲームサイト作ってみよう。」(海パン)
「いいね、サイト名は…ゲーム・マニア・イズムを合わせて「ゲマニズム」ってのはどう?」(俺)
「かっこいいね!それでいこう!」(海パン)
という、勢いに任せて始めて、
始めた頃からとにかくゲームをフューチャーしつつ誰でも笑えて、
かつ、マニアやオタク以外の人でも楽しめるゲームサイトにしようとやってきました。
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Q2.スタートしてから100万アクセスを達成するまでの期間はどれほどですか?
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2〜3年の間だったと記憶してます。
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Q3.スタート当初から100万アクセスを狙っていましたか?
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海パン次郎と僕の共通の幼馴染の
アルケミストっていうメンバーがうちには居るんですが、
彼がこのサイトをやるにあたっての目標というのが
凄くて
「どうせやるならカウント数0ヒット」
という目的意識で未だに活動してるんです。
まず、狙ってやる事が増え過ぎるとつまらなくなるから、
そういう慾を捨てて面白い事を集中して追及しようという彼なりの信念なのかもしれませんが、
恐らく何も考えてないでしょう。
ちなみに僕もカウンタを取り付けたのがサイト始めてから半年後位だったので、
そういうカウント数とかいうのは全く考えていませんでした。
ただ、数とは別にサイトをやるにあたって重要な期間が3年であると僕は思いながらやってます。
1年目は「勢い、ノリ、メンバー集め」
2年目は「企画、実行、顧客促進」
3年目は「安定、発展、コミュニケーション」
理想的なインタラクティブ
はこのサイクルから生まれると思います。
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Q4.毎日ホームページにあてている時間はどれほどですか?
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更新する企画にもよりますが大体
30分から1時間といった所です、
中には何日もかけて更新する大型企画も
複数存在します。 |
Q5.現在、1日あたりの平均アクセス数はどれほどですか?
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現在は落ち着いてきて大体1日辺り
150〜250人辺りといった感じです。
一時期2500ヒット日平均とかでしたが、
企画のブームとかそういったものに大きく左右されています。 |
Q6.ホームページによって得ている収入がもしもありましたら毎月おいくらぐらいになりますか?
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収入の類は一切ありません。というか僕は今回この答えを皆に伝えたくてインタビューに応じさせて頂きました、
本来インターネット上のサービス、文章というのは非生産的なものが前提だからこそ下心や流行に流されない様々な個性豊かな面白い情報が氾濫していました。
しかし、それに金銭的価値や
紹介料といったシステムがついてしまうと、
ビジネスとしての側面から見れば新しい社会性として歓迎されるのでしょうが、
僕等の様に作品や純粋なエンターテイメントを求める製作者にとって大変邪魔で迷惑なものとなってしまいます。
まず、アフィリエイト等の広告料金システムというのは、
本来、企業向けのサービスで個人のページ等で採用されるケースは希でしたが、
最近ではレンタルしたブログで
自分が好きでも無い商品や文章を転載して
広告料に固執したページを運営する管理者が
増えてきました。
更に、数が増えると検索エンジン等の情報網は
文字でページの内容を判断する為、
とても良質で面白い個人ページもそういった金目的のブログも同じ枠として検索結果に反映されてしまいます。
結果そういうページが増えれば増える程、
情報価値の低いページが混在して
本来の「有益な情報を集める」
為のインターネットの姿から遠ざかってしまう事に深い憤りを感じています。
最近閉鎖されてしまったゲーマーズターミナルという
ゲームサイト検索エンジンの管理者様の閉鎖理由に関する内容が
「とりあえずゲームサイトを運営して儲けたいというマナーの悪い登録者が増えてきた」
というもので大変共感させて頂きました。
また、こういう流れは一部のテキストサイトと
言われるジャンルの大型サイトを運営する管理者が
悪い流れを持ってきてるという噂を聞きます。
某テキストサイトのオフ会では有名サイト管理者同志で毎月アフィリエイトでいくら稼いでるか
自慢し合うという様な事をしてると聞いた事があります。
虎の威を駆るキツネではありませんが、
こうして、自分のクリエイトした情報で人を楽しませる事が出来ない人達が、
人に紹介するという行為だけで成り上がってしまうと、必然と情報のレベルが下がってしまいますね。
なので私個人としてはインターネットに関する広告料、アフィリエイトのビジネスシステムは、
一部企業や業者のみに限定するべきで、
一般人に利用させる必要は無いと思います。 |
Q7.100万ヒットサイトを運営していることで良かったことと悪かったことを教えてください。
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いい事は色んな回覧者が増えた事ですね、
見る人が増えると期待される事も増えます。
そのリクエストに応えるのも管理者として嬉しいです。
悪い事はそうやって数が増えると、自分勝手なリクエストをする人達も増えてくる事ですね、
それが一時であればいいんですが、
ひつこくしてきりた、
逆恨みされると悪いサイトの
リンクに転載されてしまったり色々厄介な事も増えてきます。
メンバーは選べますが客は自分で選んできてくれる人じゃないので、これは当然といえば当然ですが。 |
Q8.ホームページ運営における今後の予定、目標、課題等はありますか?
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コミュニケーションの枠を拡大したいですね。
巻き込んで面白い事をやるというのがとにかく面白いので、
今後も色んな人やメンバーを呼び込んでいきたいです。
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Q9.100万アクセスを稼ぐコツみたいなものがあれば伝授してください。
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ありていの言葉になりますが、
自分が面白いと思う事を追及し続けて下さい、
もし貴方に特別な才能が無くても
世間が笑える事と、自分が面白いと思う事の線に
ブレが無いのなら多くの人達は貴方が面白いと思う事を歓迎してくれる筈です。
そういう意味ではこのサイトを運営する僕と
そのメンバーはとても一般的であり、
多くの人と同じ価値観でユーモアを追及しています。
もし人と違う所があるとしたら、
人より少し多い探究心やサービス精神でしょうか。
僕は自分の作ってくれたもので、他人が笑ってくれる事や、その人達がどうしたら笑ってくれるのかを考えるのがとても好きです。
それをしていると辛い時間や悲しい時間を忘れられるからです。
また、ゲマニズムというサイトを運営する多くのメンバーがそうであると思ってます。
そして、100万ヒットを一日で出して終ってしまうサイトより、
10年以上100ヒット日平均を出すのが遥かに
難しいのも知っておいて下さい。
その為にもテーマを選ぶ時自分が好きでも無い事を流行に合わせてサイトを始めるより、
自分が一番興味があってやりたいテーマを
選んで始める事がまず最前提です。
(2008年5月29日)
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