西川信廣さん(演出家・文学座)
リチャード三世を語る 7月4日(金)名演事務所
西川信廣さんプロフィール 1948年東京生まれ。1986年から文化庁在外研究員として渡英。ナショナル・シアター等でピーター・ホールらの演出助手をつとめる。文学座での演出の他、外部での演出も多数。 |
お話のメモより
・いまシェイクスピアの作品を上演することは ・シェイクスピアを何の切り口もなくそのままやることはほとんどない。 演出家の作品に対する切り口が今の時代を投影しているとか、ある時代の人間から現代に生きる人間を照射することが色濃く見えてこないと面白くない ・文学座は1939年の『ロミオとジュリエット』が最初のシェイクスピア作品。 一つは もう一つは ・翻訳については、最初は新訳を考えていたが、主演の江守さんと話し合い、俳優として一番セリフとして話しやすい、坪内逍遙訳でやることになった。演出家からは、日本人が聞いてわかりにくい、耳障りが悪い、古めかしすぎるのはのは避けて欲しい。という要望があったので、難解な文語調のセリフにはならないようにする。 ・演出家のレオン・ルービンはイギリス人。ロイヤルシェイクスピアカンパニーで演出に本格的に携わった後、史上最年少のブリストル・オールドヴィックの芸術監督に就任。シェイクスピア研究者としても知られており、大学教授でもある。現在はカナダで主に仕事をしており、日本でもワークショップ等をやっている。(名古屋・名演会館でも行った)。 ・作品・演出家・出演者それぞれ魅力があり、かなり面白い作品に仕上がると思うので大いに期待してください。 |
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